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※手習い歌より
【壱】あめつちの詞
あめ つち ほし そら やま かは みね たに くも きり むろ こけ ひと いぬ うへ すゑ ゆわ さる おふせよ えのえを なれゐて
(天・地・星・空・山・川・峰・谷・雲・霧・室・苔・人・犬・上・末・硫黄・猿・生ふせよ・榎の枝を・馴れゐて)
【弍】大為爾の歌(...Tenarai-Uta
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Tenarai-Uta
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あめつ ち ほし そら やま かは
みね たに くも きり むろ こけ
ひと いぬ うへ すゑ ゆわ さる
おふ せよ えの 江を なれ ゐて
【実際の歌詞】
天 地 星 空 山 川 峰 谷
雲 霧 室 苔 人 犬 上 末
硫黄 猿 生ふ 為よ
榎の 枝を 馴れ 居て...手習歌 -天地の唄-
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手習歌 - 天地の唄 -
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宵月星
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『 宵月星(よいつきほし) 』
天 浮かぶ 満月の
淡い光に 照らされている
光の差さない 暗闇の
寂しい 夜空を包むように
天 浮かぶ 星々は
小さな光 瞬かせている
数え切れぬ 長い刻(とき)をかけ
届く 小さなその光
那由多の 刻(とき)を 越えて行く...宵月星 - よい つき ほし -
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水琴窟 -Toki-
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刻(とき)を 忘れ 穏やかな 日々を
那由多(なゆた) 刹那(せつな) 刻(とき)の狭間
永久(とこしえ)に 不変的 変わらぬ 音(おと)のね
その音色 緩やかに 響くね 心に トン ティン トゥン
高く 低く 響きあう 音(おと)の
音色 重ね 広がるね...水琴窟 - Toki -
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薄雲(うすぐも) 重(かさ)ねた 朧月夜
束の間の逢瀬を 貴方と共に
儚き 虚ろな夢幻世(ゆめまぼろしよ)
焔(ほむら)に近づく 揚羽のように
身を焦(こが)しながらも 舞い狂う
ひと片(ひら) ふた片(ひら)
ひらり ひらりと 舞い落ちて
私を残して 逝ってしまう
※
永久(とわ)と 想(おも)...刹那なる刻(とき)
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MIKU -和-