タグ「ProjectFS」のついた投稿作品一覧(9)
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十五夜の月 庭先に落ち 僕の膝を静かに染める
鈴虫の声 遠くで響く 惑う僕を導くように
あの時からなぜか 満月の日はいつも晴れで
こぼれる寂しさを 痛いほどに照らし出すんだ
揺れるススキの穂 その向こう側に
霞んでいるのは 君の幻なのか
遠く 遠くまで 届けようとして
紡いだことばは 風に溶...【コラボ枠投稿作】 つきにおもいを
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10年ぶりの 故郷(ふるさと)の土
懐かしく響く 人の声
にぎわいの音 澄み渡る風
全てあの頃のままだった
おぼろな夢を ただやみくもに
追いかけ続けていた僕は
変わらぬものを 疎むあまりに
君の笑顔さえ 手放した
通りを歩く 浴衣の少女
こぼれる笑顔の中に...【コラボ枠投稿作】 帰郷
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この場所で遊ぶのももう 今日で最後かなとつぶやく君
そのことば 少し悲しく 僕は背中向けて 空見上げた
遠くの街に 海の向こうに この空はただ続いてるけど
移ろう雲も そよ吹く風も もう同じではないから
往(ゆ)く河の流れは絶えずして 僕たちの時間もまたしかり
伸ばした手すり抜け はらり舞う 思...春休み
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ProjectFS 2009年3月 「春休み」 テーマ作品
(lyric by mak.kanz@wa)
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この場所で遊ぶのももう 今日で最後かなとつぶやく君
そのことば 少し悲しく 僕は背中向けて 空見上げた
遠くの街に 海の向こうに この空はただ続いてるけど
移ろう雲も そよ吹く風も...【※個人枠に移行しました】 春休み
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ProjectFS 2009年2月 「梅/沈丁花」 テーマ作品
(lyric by mak.kanz@wa)
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どこまでも青い空 無造作に切り取って
伸びる枝 その先に ほころんだ花ひとつ
冷たい風が 運ぶ匂いに
低い視線の日々 そっと記憶をよぎる
薄紅色のトンネルは 天神さまの石畳
...【※個人枠に移行しました】 こちふかば -あのひのふたり-
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ProjectFS 2009年1月 「雪/雪遊び」 テーマ作品
(lyric by mak.kanz@wa)
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3年ぶりの粉雪が ざわめく街に訪れる
頬をなでていく 小さな結晶
道行く人は誰も皆 立ち止まることさえなくて
僕たちはふいに 行き場を失くすよ
つま先をかすめ走る 風につまずき...【※個人枠に移行しました】 Dance With Snowflakes
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['08年9月:十五夜/秋の七草]
つきにおもいを (lyric by mak.kanz@wa)
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十五夜の月 庭先に落ち 僕の膝を静かに染める
鈴虫の声 遠くで響く 惑う僕を導くように
あの時からなぜか 満月の日はいつも晴れで
こぼれる寂しさを 痛いほどに照らし出すんだ
揺れるススキ...つきにおもいを
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['08年8月:夏祭り]
帰郷 (lyric by mak.kanz@wa)
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10年ぶりの 故郷(ふるさと)の土
懐かしく響く 人の声
にぎわいの音 澄み渡る風
全てあの頃のままだった
おぼろな夢を ただやみくもに
追いかけ続けていた僕は
変わらぬものを 疎むあまりに...帰郷
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['08年7月:夏の始まり/初夏]
深呼吸 (lyric by mak.kanz@wa)
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僕らの街でも もうすぐ梅雨明け
天気予報はそう告げている
校庭の隅の ひまわりもみんな
空を見上げてそれを待ってる
次のチャイム鳴り響けば その先は僕らの季節
くるりくるり 回す傘で 湿った空気振...【※個人枠に移行しました】 深呼吸