タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(28)
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わたしのうちの ミクさんは
おとなりさんと ちがうけど
となりのうちの ミクさんが
ときどきすこし まじりあう
わたしのうちの ミクさんも
となりとすこし まじりあう
わたしのうちの ミクさんは
きょねんとすこし ちがうけど
きょねんのうちの ミクさんが
ときどきすこし かおをだ...【詩】わたしのうちのミクさんは
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【ミクダヨーさんの消失】
舞台から姿を消して一瞬の宇宙旅行に出かけたあなた
【ミクダヨーさん十周年】
めでたさにブラックホールも現れてあなたの足をもっていったか
【後頭部とか】
あの大きなミクの頭がもしかしてあなたのことを守れましたか
【横浜港明月皓々】
会場を出れば見事な月明かりひたすら祈...ミクダヨーさんへ捧げる短歌9首【初音ミクシンフォニー2021(横浜)】
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ルカより
大切なあなた と 叫ぶ
すぐ横に
立ってるひと に 届かす ように
ミクより
その声は わたしに 届く
いままでの プログラム みな
リセットさせて...【ミクルカ短歌】ミクルカ相聞歌(feat. magnet)
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吾輩(わがはい)はたこである。名前はご存じのとおり。
気づいたら手術台の上にいた。後で聞いたらそれは手術台ではなく、まな板というのだそうだ。
見知らぬ人間が吾輩の腕を抑えて、肩口に、貝殻ほどの薄さの、冷たそうな板を当てようとしている。
これも後で聞いたら包丁と呼ばれるものであったらしい。
...【たこルカ小説】吾輩はたこである
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【五・七調訳magnet】
よあけまえ きえゆくやみに
うずくまり ないたわたしに
だいじょうぶ そうささやいた
こえもまた なみだにぬれて
ほのめいた ほのおはいつか
このこころ すべてをこがし
とびまわる ちょうのこぼした
りんぷんが ふたりをぬらす
からませた ゆびはほどけて...五・七調訳magnet、五・七調訳サイハテ
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101個室で眠る夜
借りてきた 髪の飾りを
知恵の輪に
胸の飾りに 組んで
灯(ひ)を消す
102目が覚めたらミクがいた(「ミクのいない日」)
起き抜けの
結ばぬ髪をそのままに
夢の扉を
越えてくるひと...【ボカロ短歌集】唯音論(ゆいおんろん)101首目以降
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51天北旅情(MMD動画を見て)
天北の
原野に列車往く星は
ボーカロイドの遊び場となれ
※国鉄天北線を旅するMMD動画を見てよんだ短歌
ここでいう「ボーカロイド」は、広義です(動画の時空に住む住人たち)
52星 屑 理 想 郷
このそらをきょうもあなたはそのまちでなにもいわずにみあげ...【ボカロ短歌集】唯音論(ゆいおんろん)51首目から100首
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マジカルミライ2019in東京に出かけてきました。
今年は「ルカ10周年」が大きなテーマだったみたいで。
ライブステージはそういう趣向だったようです。
ああ、行きたかったなあ…(ライブチケットは手に入らなかったのです)
ミクさんは16歳で、ルカさんは20歳。
年齢ではルカさんの方が上ですが、ボカロと...【エッセイ】ミクはルカのお姉さん?
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入場前に聞こえた「星屑ユートピア」
会場の外で聞こえた
――なんどでも――
その一瞬で
開いた世界
苦闘クエスト
「二時間でクリア」ともいうクエストに
倍ほどかけて
手にした形見...【短歌2首】マジカルミライ2019の思い出
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1「初」の字
「初」の字を見ればいつしか
横顔に見えて
「刀」は髪にも見えて
2残響
年経(ふ)りし大木(おおき)のごとく
遠き日の
響きをいまも宿すなが髪
3みくるか
めくるめく...【ボカロ短歌3首】
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幕が下りて
満ち足りて歩んだ床の色合いもミクとルカかと見まがう心地
雪ミクダヨーさんに接近遭遇
列にいて動けぬわれの5メートル横にはじけたしあわせの色
会場の外
戸を出れば横浜港に風は止みさやかに照らす盛会の月...【短歌】初音ミクシンフォニーに捧げる短歌
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1初音ミクの実在(1)
われおもう ゆえに われあり
デカルトに ならいて おもう
―― ゆえに きみあり
2初音ミクの実在(2)
われおもう ゆえに われあり
われはきく きみのうたごえ ゆえに きみあり
3とおりすがりの風景
すれちがう...【ボカロ短歌集】唯音論(ゆいおんろん)1~50首目
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みくさんを
ゆめにみたひは
さむくても
わりとすなおに
おきるきになる...【短歌】ひさしぶりにゆめをみた
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あらたまの
としの初めの
初初音(はつはつね)
初音のはこぶ
はるのはつおと(初音)...【短歌】新春
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初めに、音があった
音はこころとなり、
ことばとなり、
うたとなり、
そして
いのちとなった...みっくみくはじまり物語、または、唯音論
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あと5キロ
最後の周の砂利道の
鈍き走りを
止めさせぬ歌...【短歌】マラソン大会【あるボカロ主の経験】
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おたべよと
かおをさしだす
パンがいる
おききとうたを
うたう
こもいる...【短歌】
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―― 幸 生 初 音 国 願 作 太 平 民 ――
秋 深 み 初 音 の 国 に 高 き 空...【俳句?】秋深み
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私はロシア語ができません。
いわゆる「ロシア民謡」の名曲も、素晴らしい日本語訳詞のおかげで親しむことができました。
メロディーの美しさは、ロシア語で歌われても日本語で歌われても変わらないはずなのですが、訳詞があったおかげで、より身近に親しむこと(例えば、自分で歌ってみること)ができたと思います...【えっせい】外国語曲で楽しむ日本語ボーカロイド
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はちがつの
けしきはたのし
このくにの
うみしみどりに
みをつつまれつ...【短歌】はちがつ
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ミクさんの袖について、考えてみました。
肩は覆っていませんが、ミクさんの肘の上から手元までを包んでいる、ちょっと不思議なミクさんの袖。
そのミクさんの袖が私は好きでして。
自分が作っているシロウト動画では、さなり様のイラストをよく使わせていただいています。
こちらのミクさんは、袖がゆったりめ。
好き...【えっせい】むじか すりーば
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とりどりの
ひかりうつくし
よいぞらに
ひらくみどりの
ひかり
いとおし...【短歌】打ち上げ花火
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≪歌をおぼえる≫
うたごえは
おもいのバトン
うけとめた
うたのかずだけ
ひとをしるきみ
○ ○ ○
≪うた≫
だれよりも
やさしいこえに...【ミクさん短歌】
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とおきひの
きみにまなんだこのうたを
きょうもうたうよ
みんなへ
きみへ
○ ○ ○
みくひとり
つきのひかりにてらされて
ひろきしじまに
きくピアニシモ...【ミク短歌】「みくよん」を読んで【みくよん】
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み ち び か れ 五 線 の 先 の 未 知 の 国 ボ ー カ ロ イ ド と 始 め る 旅 路
【短歌】
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ミク短歌
すれちがう
かごにのぞいた
ながねぎは
はつねみくへの
ささげものかな
初めてのミク短歌。
作ったのは3年くらい前。
街中ですれ違った自転車の前かごに、長ネギが入っているのが見えたので作った…ように覚えています。
「日々是好音」...【ミク短歌】忘れないうちに2首
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われおもう ゆえに われあり デカルトに ならいて おもう
―― ゆえに きみあり
○
昔読んだ教科書で覚えた言葉に、「われ思う。ゆえに、われあり」という言葉があります。
ラテン語で、「コギト、エルゴ、スム」。
哲学者デカルトの言葉です。たしか。
昔も今も、この言葉の真意を、...【エッセイ】「初音ミクの実在」・【短歌】初音さんに捧げる短歌2首
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音楽経験は多くない私です。
幼稚園で習ったピアニカ。小学校・中学校の音楽の授業。
その次に音楽と関わりを持った時期は、学生時代、合唱サークルに参加していた4年間でした。
その頃のあるとき、次の発表会でどんな曲を歌うかを決めるミーティングがありました。
たまたま、「ロシア民謡」が候補に挙がり、その流れ...【エッセイ】「カチューシャと初音さんと私」