タグ「鏡音リン」のついた投稿作品一覧(37)
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キミが代わりになってくれるの?
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「あーぁ。つまんねーの。ねぇ君達はさ」
そこに現れたのは仮面をつけた黒マントの男。
「楽しませてくれる?」
そう言って男はナイフを取り出した。
ボクは何が起こったのか解らなかった。でもただ一つ理解できたのは―――…
リンが震えていたことだ。
「リンっ!大丈夫!?」
ボクはリンに駆け寄った。
...銀の少女 17
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しばらく歩いていると家があった。森の中にありそうな家だ。ま、森の中にあるんだけど…
「ここよ」
リンは言うとドアを開けてくれた。
「ありがとう」
そう言って中に入った。
「結構いい部屋だね」
「でしょ!」
と得意げに胸を張るリン。
「あ、紅茶でいいかな?」
準備をしながら言った。...銀の少女 16
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ボクはある日散歩をしていた。天気が良くて何もなく、いい日だった。
その時、花畑にある少女がいた。少女はボクに気付くと、手招きをしてくれた。
ボクは少女のところに行った。すると少女が、
「私はリン。キミは?」
リンと名乗った少女はとても可愛い笑顔で言った。
それにときめき(べ、別にそんなんじゃ…)な...銀の少女 15
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「ごめんね…りん。ぐるぐる巻きにしちゃって」
「うん、いいよ。別に。ボクは気にしてないから」
この言葉を発したりんは“しまった”という顔をした。
気になったから、
「そういえばりんっていつから“ボク”って呼ぶようになったの?」
りんはドキッとした顔をして、やがて仕方なさそうに言った。
「実は...銀の少女 14
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りんは横たわっているが、意識があるらしい。身体が少し動いている。
「りん、大丈夫?」
「―――ぅん…」
答えてくれた。良かった…
「痛くない?」
「痛くは…ない、けど…」
途中で言葉は途切れていたけどりんの身体を見ると解った。
その姿はとても…痛々しかった。
「ねぇりん。私の家に行こう...銀の少女 13
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「――――ぐぁっ」
男はその場に倒れた。そして頭から血が出ていた。
「き、貴様っ…――!!」
男は顔をあげ、私に向かって言った。
「何?手前に貴様呼ばわりされる筋合いはないけど」
そう言って床に転がっている男が持っていたナイフを拾い、男の顔の前に突き出した。
「さぁ、りんに謝りなさい。じゃな...銀の少女 12
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彼らはどうして戦うのだろう。私は、仮面の男が憎い。
でも、あの男はりんに対してどういう感情を抱いているのだろうか。
憎い。嫌い。イヤ。それだけなのだろうか…
もっと違う何かがあるはず…そう、何かが…
ビシャ
私の顔に何かがかかった。触ってみると血だった。
誰かが流した血。何のために?誰のために?
私...銀の少女 11
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誕生日記念ですが「銀の少女」の番外編です。
なので本編終わるまで見ない方がいいです。っていうか見たらこの先面白くないよ!
カイト兄さん誕生日記念~あの頃~
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「大丈夫…?リンちゃん…」
「りん?」
りんの声が聞こえた。よかった…生きてる。
「私は大丈夫だよっ」
目を涙でいっぱいにして恐る恐る目を開けた。
目の前にいるりんの姿は…――――――
自分の血を浴びて赤く染まったりんの姿はとても――――――――――
私を守ってくれる騎士、ナイトみたいでした―...銀の少女 10
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「えっ…」
私はりんの方を見た。りんは唖然としてなにも言わない。
「おや?どうしたのかな?ん、ウィッグ?もしかして女装してたのかな?」
あははちものすごく腹が立つ笑いをする男。うぜぇ。
「――――――っさい」
「ん?何かなぁ?」
「っさいって言ってるだろうが!!!」
りんはそう言って男に殴...銀の少女 9
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「りん!大丈夫!?」
「うん…大丈夫…」
ドサ
ん?何か落ちt――――――
髪の毛?っていうかウィッグ?
顔をあげると―――――
「りん?」
長髪だったりんの髪がショートになっていた。
「髪、どうしたの?」
「え、髪?」...銀の少女 8
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私は立ち上がって窓の外を見た。
ん…?誰だろう。誰かいる…
気になって外へ出た。
「リンちゃん!」
「あ、りん!」
りんがそこにいた。
「久しぶり」
「そうだね」
「ねぇ、わたしの家にこない?」
「え、行ってもいいの?」...銀の少女 7
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―――――――――ん……ここは?
起きてみるとそこはベッドの上だった。
確か私…トゲが刺さって倒れちゃったんだよね…
でもどうして?
辺りを見回すとそこに一輪の薔薇があった。
私がとってきたの?でもあそこで倒れて…
誰かが運んでくれたのかな?
でもそれ以外で…あるかな?
明日になれば…会えるかな?
...銀の少女 6
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外にでも行こうかな。
つまらなくなった外に出た。
やっぱり、りんはいなかった。
そうだよね…
少し歩いていると、
あ、薔薇だ…
部屋にでも飾ろうかな。
トゲに触らないようにつもうとしたら、
痛…
薬指にトゲが刺さった。...銀の少女 5
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「え?」
私は起きた。目の前には誰もいない。
「リンちゃん!!!」
外から声がする。
外を見た。
あ…りん…
りんは私に向かって手招きをしている。
その窓枠の向こう側でどうか私を誘わないで。
こんなことしたくなかったけど、カーテンを閉めた。
そして私の視界に入ったのは…飾り立てた銀のピアノ。...銀の少女 4
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ん…?
また…白い世界が…
あの子…
「ここにいてはいけないよ」
どうして?
まただ…声になってない…
「ここにいると…」
ガシャン
え?
何かが壊れる音がした。...銀の少女 3
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気がつくと私は家の前にいてすっかり夕立も通り過ぎていた。
何だったのかなぁ…
私は家の中に入った。どこも壊れてないかなぁ…?
そう思って家の中を見回した。
あ…鏡、割れてる…
壁に掛けてある鏡の左下が少し欠けていた。
あれ…?でも、破片がないのはなぜだろう?
不思議に思ったがそれ以上は考えなかった。...銀の少女 2
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クッション
これは150Pさんの曲「銀の少女-awaking mix-」の自己解釈小説です
話の中に出てくる童話「赤い靴」は多分、女の子は死んじゃうんだと思います。でも、子孫という設定でお願いします。
では本編どうぞ(^^)ノ...銀の少女 1
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「リンちゃん、帰ろー☆」
「え?う、うん」
レンは朝のこと怒ってないのかな…?
・ ・ ・ 。
歩き始めてから会話がない。やっぱり怒ってるのかなぁ…
ずっと隣にいるのに手ぐらいつないでくれたって…いいのに…
少しくらい抱きしめてくれたって…いいのに…
そう思ってレンの顔を見た。
するとレンはこっ...鬼彼女 下
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「待ってよ~リンちゃ~ん」
「もういや!レンなんか知らない!」
ひどいよ!レンなんか!
今日のためにどれだけがんばったか…もう…
新しいオシャレだって雑誌見たりして勉強した。
メイクだって綺麗になるよう頑張った。
なのに…どうして…
キミには見えないの?
「違うんだよ。リンちゃん。ちゃんと気付...鬼彼女 上
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年賀状代わり
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トゥルルルル トゥルルルル トゥルルル ガチャ
《はい》
〈あ、もしもしルカちん?協力してもらいたいことがあるんだけどね〉
《あの…誰ですか?》
〈あ、名乗ってなかったね。政府直属、秘密警察のNo.4だよ☆〉
《秘密警察の方が私に何の用ですか?》
〈今、捜索中の神威がくぽって人、知っ...秘密警察 3
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ピンポーン
「はい。あ、キヨテルではないか」
「どーも。ちょっとお茶でもどうかなと思ってね」
「そういうことか。よいぞ」
「おじゃまします」
にやり
僕は小声でトランシーバーに向かって話した。
「キヨテルです。これから家へ潜入します。どうぞ」
「こちらNo.3。分った。捜索を続けてくれ」...秘密警察 2
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クッション
これはぶりるさんの曲「秘密警察」の自己解釈小説です
カイトとメイコの印象が悪いです
この小説ではあの優しいカイトとメイコは出てきません
リンちゃんもあるキャラに似せてあるので、少々バカっぽいです
それでもおkって方はどうぞ...秘密警察 1
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「え――――――」
ガシャン
僕は受話器を落とした。
『聞いてる!?レン君!レン君!!』
必死に叫んでいるメイコ姉さんの声は僕の耳には入ってこない。
ウソだ。ウソだ。ウソだ。ウソだ。
そんなことはない。
だって…
いつも一緒だったじゃん。
ダッ...リンちゃんレン君誕生日記念~ツインボーカル~
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「ただいまっ」
家に着くとすぐに自分の部屋に駆け込んだ。
「お姉ちゃんどうしたの?」
妹のリンが聞いてきた。
「何でもないっ」
バタン
勢いよくドアを閉めた。
うわー!どうしよう!何着てけばいいのかなぁ…
それにしても何で私なんだろ…?
枕を抱えて寝ころんだ。...片想いサンバ 10
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ないしょ。
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ケーキどぞ。
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お菓子。
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デフォリン。
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その時
「どうした!?みんな!」
テト教頭先生だ。
「!?何!?テイが“ヤンデレモード”だと!?ルコー!ルコ!」
大声で呼んで来るのかなぁ…
「何ですか!?テト先生!!」
ルコが入ってきた。
ちょ、マジですかぁ…
「テイが“ヤンデレ”入ってる!早くあれを!」
「あれ!?まさか、あれですか!...ボカロ学園 Story2 レンの最悪な日 ④
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ここはボカロ学園。
ボーカロイドとUTAUとその亜種達が通う学校。
その中の10人のボーカロイドとUTAUと少しの亜種のお話。
ボクはレン。鏡音レン。中2。
ボクは今、保健室で寝ている。
なぜ寝てるかって?それは1限目の体育の時に起こったことだけど…
「ハイ、それではまずアップとして体育館を10周...ボカロ学園 Story2 レンの最悪な日 ①
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リンみかん。
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ピンポーン
レンがインターホンを押す。
「ハイ」
キヨテルはドアを開けた。
「トリック・オア・トリート!!!」
3人は声を合わせて言った。
「おや?今日は何の日だったかn」
「はいはいどうぞー」
と言ってミキがキヨテルを押しのけてお菓子をくれた。...HAPPY HALLOWEEN 下
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