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オンガク
突き刺す朝の寒さにそっと窓をあける 思った以上に冷たい風が頬をかすめた あなたがいなくなって二度目の冬が来る 少し前まであったはずのおそろいのカップも 今はもうない どこですれ違ったのあなたとわたし こんなにも愛しているのよ、ねえ 途切れた言葉すら愛しくて だからきっと涙が出たのね 思い出すことすら...
Sadbye