タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(36)
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メリー
あいも変わらずこの街は
雪のひとつも降らないな
溶かすかなしみも燃やす情愛も
ノルウェーの森に沈んでみても
ネオン ウイスキー 煙草の火を
くゆらせているのかな
君の吐いた白煙を
すべて飲めたらなんてさ
白い雪が降ればと僕ら...メリー
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自分に価値があると信じ込んでいるやつが嫌いだ
お前が思うほど世の中は君を必要としていない
世の中なんて言葉を都合よく使うやつが嫌いだ
世の中とはつまりお前のことじゃないか
自己矛盾ばかりのクソみたいなやつが嫌いだ
論理は万人に等しいから価値があるのに
論理しか解さない連中が嫌いだ
開き直れば何も見え...no title8
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多重人格者
誰にも嫌われたくなかった
すべてに誠実に生きたいな
そんなことできやしないこと
とっくにわかっているけれど
妬み嫉み この身の痛み
汚れた自分に殺されそうだ
恨みつらみ 許せない怒り
誰より先に自分に嫌われた
仕方がない...多重人格者
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愛を語るには僕ら幼すぎたみたい
もうおわりだね さよならしよう
例えばあした世界が終わるとして
最後に会いたい人は君じゃない
愛を語るには何も特別なものは
要らないんだってこと忘れてたみたい
例え話だらけで大切なことを口にしないで
吐き出すほど
愛想だけが尽きた
変わったのがどっちかなんて...That's all.
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諦観の雨が降る 灰の街に等しく
これまで吐き捨ててきた夢が生活の上に降り注ぐ
泥濘に踏み込まないように 未練に足をとられないように
誰もが俯いて歩いていく 一人分の優しさの中
吸って吐いた煙草だけが宙へ昇っていた
音も無く色も無く諦観の雨が降る
諦観の雨が降る 夜のうちに等しく
死んだように昏々と眠...諦観の雨が降る
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日記
すれ違った少女らに笑われた気がした
理由を考えてみても心当たりが多すぎる
綺麗な色のシャツを買った 汚れそうで着られない
靴下も片っぽ無いし もう今日は家にいたいな
近頃左目だけ悪くなった 理由ははっきりしてるんだ
夢に慣れたこの目に朝はあんまりに明るくてさ
寝起き五分は利き目を閉じてなきゃ頭...日記
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夕暮れを走る電車は誰も降ろさないまま
今日も海を静かに滑る
色もわからない太陽を背にしたあなたの顔も
わからないまま目を逸らす
隣の青年は文庫を読んでいる
頁が無くなったらいなくなるのかな
どこへ向かいたかったのか忘れた
降りる駅の名 忘れてしまった
あなたはまだ覚えていますか
ガタンゴトン運ばれて...水平線
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ねぇ貴方、聞いたことがあるかい
ここは恐ろしい魔物の街さ
それもなんでもどいつもこいつも
揃っておんなじ顔をしているとか
その
アタシとか言う魔物(ジイシキ)を
殺してたやりたいと思う
どれだけ着飾ったって見かけ倒しの装備品ね
もう今や奴ら力をつけて
我が物顔で踵を鳴らす...ジイシキ
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亜能
さあさあ心無い言葉を頂戴
曖昧な言葉じゃもう笑っちまうぜ
売買 愛も恋も亦買えちゃう
嘘嘘 来世でも踊りましょう今夜
もう一つ脳が足りてない
あたしたちを赦さないでいてくれ
さあさあ心無い言葉を頂戴
私愛蒙昧なふりくらい無問題
さよならいま一つ能が足りてない...亜能
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幸せが逃げたから溜息を吐く
そこに論理の飛躍はない
風が吹けば桶屋が儲かる
幸せになりたい 人間だもの
僕がひとり 君がひとり
だからふたりになれればいい
そこに論理の飛躍はない
一夜階段で町を見ていた
あんまり月が綺麗だったので
一つ一つ灯に生活がある...論理関係
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A
死にたがり少女は嘘を吐いてる 寂しがり少年歌を歌う
散々な三月 染みったれ四月 桜の下には死体を期待
死にたがり少女はくだを巻いてる 『少しも満たされたくないわ』
五月雨に濡れる花嫁を憂う 『最初から一人でいればいいのに』
B
そしたら知らずにいられたのに なんにも知らずにいられたのに
S
さよ...死にたがり少女と寂しがり少年
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あなたが大好きだったシロップを下らない毎日に詰めて
底からかき混ぜて飲んでみたけど苦い苦い
二人は旅に出ました ほんのちょっとの希望にすがって
それにも気づかないまま 雪の積もらない道をゆくのです
流れる町並みを笑って
暖かそうな喫茶店に いっしょにいつか行こうねと笑って
あなたが大好きだったシロッ...シロップ
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[A]
ある朝目覚めれば 時計は五時半を指す
そして気づいた 今は朝だろうか
少しだけ焦って布団から首を出す
思いの外寒くてすぐに引っ込む
[B]
こんなにも冷たい世界にしたのは誰だと
愚図っても嘆いても昨夜の僕だと
わかってはいたけど 政界の仕業なんだと
人並みに批判だけは上手くなった...タートルネック
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砂はただの 灰色
沈んだこの 海の底
息苦しくは 無いよ
ひとり朽ちるの
砂浜で積み上げた脆い努力
口火を切り
「いち、にの、さん、で消えてやる」
目を塞ぐかのように
波は溢れ
憐憫なふり...フェージングワールドと君 [採用]
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Merry Christmas Trip
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さよなら△また来て◇僕らの罪はいつだって無自覚
嘘吐きだって?致し方ないって!
だって内心じゃもう自分勝手なもんだって
なんて言うんだって人伝の話を言っただけで
僕は違います走るトーマス 思い出の品々はもう萎びた
ベターな解答にバター塗ってコントラストを対比してみた
あまりに焦げたダンマリにびっくり...妄想暴走愛憎事情論
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誰かが泣いている なぜか不安になった
あの日の少年は黙って帽子を深く被った
誰よりも少しだけ 早く大人になった
あの日の少年は 一人では生きられないことを 知った
そうやって得た結論は
自らのアイデンティティは
誰かの幼い弱音を庇うことだった
「ありがとう。」「楽になった。」
「君がいてくれて助かっ...あまのじゃく
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ふわりふわりと漂いながら 今日もコウカイは続いていマス
のらりくらりと流されながら 今日もワタシは生きています
いろんなものと擦れ違ったよ 一寸先も見えないこの宇宙で
時にはぶつかったこともある うまく笑えない夜もある
一人きりの真っ暗闇で 毎日手を重ね震えていたの
わからないよ この温もりが いつ...モールス
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あーもうどいつもこいつも死に晒せ
不快指数高まるばかり
皆さまどうお過ごしですかこれでもまだ梅雨入りはしてないそうで
もう今現在のこの怠惰憂鬱メランコリーに
終止符を打つとするならばきっとそれは
君にこの頭を打ち抜いてもらうしかないような
だから言葉の弾丸をこないだいくつか渡したでしょう
あーもうど...No title6
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僕は人と違うから どこに行けばいいんだろう
僕を見ないで 放っておいて
みんななんにもしらないくせに
だから僕は一人 暗い部屋に一人
自分の両手が見えないくらいの
もっと僕の髪が深く綺麗だったら まるであの人のような髪だったなら
もっと僕の右手が上手く動いたら まるであの人のように誰かの手を
あぁも...No title5 -アルビノ-
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やぁ 元気?
ずっと君を見てたよ ずっと君を見てたよ
晴れた日も雨の日も風の日も雪の日も
あの日も 今も
あの日も 今も
心の端 そのどこかに刺さるものがあるでしょう
いつかずっと忘れてた 紫の杭がその胸を今 貫く
そんな顔しないで 大丈夫 大丈夫
責めるつもりはないから 黙っててあげるから
胸の奥...ロンリー
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ねぇ教えて 泣き顔はどんな顔
その目
その手
その胸を
切り開いて 赤色の心の臓
ずるり ずるり 引き出して
白い歯で甘噛みをしてしまいたい
望まれた命じゃないなら
ここで生きていく意味は何?
奪われて消えるだけなら...懐胎信書
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君の欲しいもの あれ、なんだっけ
どれだけ叫んでも声は枯れないね
その左胸 高鳴る鼓動が
生まれた意味をいつか知ってね
甘い飴玉を望むなら
僕が口移しであげるから
ずっと続く幸せが
2人に沁みわたりますように
君の欲しいもの あれこれとある
どれだけ数えてもなくならないね...ガムとアメさんとたんじぇんと
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もしもの話をしよう
思いつくだけの話をしよう
もしも 地球が四角だったら
僕らはどうなっていたのかな
もしも 肉じゃががなくなったら
今日の夕飯は何にしようかな
話せば話すだけの夢があるよ
あなたにあなたに教えたいの
いま あなたに 話したいことがあるよ
いま あなたにだけ 伝えたいよ...もしもしも
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僕は彼女の書く文を見るたび怖くなる
まるで知らない誰かを見たような
僕は彼女の書く文を見るたび怖くなる
まるで知らない誰かを見たような
見たような
溶け出すアイスクリーム 滴り落ちた
訃報告げるニュース 動機は何?
迫る前線アメフラシ ばいばい
それはそれは
僕は彼女の見る夢を知るたび怖くなる...ワンダーシンドローム
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何を言うわけもなく何をするわけもなく
ただこの不安をぶつけるだけ
眠れない夜は栄光に埋もれ
遠い空の下 半分病床のあなたを呪う
どうせ大切なことはなにも
話してはくれないと知っているから
私も深くは訊かないのです
話してはくれないと知っているから
信じるためだけに人がいて
愛するためだけの僕がいる...Notitle4
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月には兎がいる 冷たい静寂と
何もできず
黙って息するだけで
ここには無いよ なんにもないよ
喉潤す水さえも
隣の芝は青くて 僕の白は虚無
たくさんの嘘吐きを聴き分けてきたこの耳
哀しくて虚しくて 誰もいない月(ここ)へ来た
見え透いた優しさも 繰り返す禅問答
知らずに済む...【応募用】沙月
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「自分なんていらない人間」て
つぶやくばかりで何がしたいんだろう
おやすみ
さよなら
出会わなければ
こんな痛みも知らなかったろう
あぁ
しゃんと胸を張れること あったよ
気づいたらいつしか 少なくなってた
輝く憧れ 夢とかもあったよ...Notitle2
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僕の五感の全てを 未だあなたが支配して
消えてくれない面影を 残り火にくべてしまいたい
真夜中のような細い髪 するりと逃げてく
それを気持ちいいと思えたら
狂おしい手触りに溺れる
鼓動響かす柔肌を
朱に染めて
飲み残された赤ワイン あなたの口紅と同じ色
一人残された黒い影 首筋に残る紅い痕
名前を忘...ルビー
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アナタとはもうオワリ 近寄らないで
路地裏 月と消える
まるで歌芝居(ジングシュピール)
「愛してる」とか 聞き飽きたのよアタシ
誰も知らない 魔法の笛の音(ね)
響き渡れば
サヨナラ
街灯揺れるこの街で 煌くナイフ
さぁ 獲物は何処に?
紅いその両手の持主は...【0930】(仮) 歌詞応募用
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僕は君の雨男
君に雨降らし 安っぽい水色の傘差した
日曜の朝
雨音と君の溜息に目覚めた僕は「どうしたの」
小さく笑って
"今日は夢を探しに出かけるはずだったの"
月曜の朝
雨音と君の溜息に目覚めた僕は「どうしたの」
小さく笑って
"今日は雀と友情を深めるはずだったの"...雨男 【曲募集】
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[C(or動画にて記載)]
皆さま 一列に並んでお待ちください
もう間もなく開演いたします
さぁさぁ 世にも珍しい機械娘のステージです
[A]
何も知らないうちに 気づけば舞台の真ん中
照明は眩しくて目も開けられない
[B]
夕闇の中 茹だる風の中
私の掠れ声だけ鳴る...劇場
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生まれたことに意味なんてないよ
だってそんなもんがあるのなら
僕はもっと意義のある暮らしをしてるよ
そうでしょう
生まれることに意思なんてないよ
だってそんなもんがあったなら
僕はきっと異議を唱えてたはずだよ
そうでしょう
ただそこに君がいて ただそこに愛があって
ただそれだけで僕ができた...課程用選択機
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哲学的情緒不安定妄想暴走恋愛事情論
(未だタイトルしか確定せず)
哲学的情緒不安定妄想暴走恋愛事情論
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木曜の昼下がり
冷えた水のグラス
その滴が 今 一粒 流れ
落ちた
君は理由もなく泣く
どうしたのって尋ねても
何も返事はなく泣く ただ泣く泣く
ゆらぐ景色と視界
消えた僕のカラス
その声が 今 どこか 遠くで...79つの子
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