タグ「巡音ルカ」のついた投稿作品一覧(5)
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いつ見しとても知らず
ただ乞うる恋届かず
袖濡らす夜更け
空に有明の月
鳥は高らか恋の唄
秘めし思いを
抱えては霜降る
胸きしませ波の音
この思いを伝える声の音(こえのね)を
嗚呼 教えて夜明け鳥...ゆく蛍
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訪れたあなたが
まとう冬のかおり
胸にともる
全てを閉じ込める
混じり気のない白
深い手の温もり
行き場のない
私を閉じ込めた
初めて触れたのは
雪溶かす首もと...White letter
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この手に掴んできたもの
幾許(いくばく)か
落として見失ったのは
そのどれか
大切なもの
ほど奪われて
いくというのに君は
泣いちゃ駄目と?
私は全てが
ほしいから...c(一番のみ)
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天の声 降り注ぐ
穿つ音 遠ざかる
契り髪の 凍る様さえ
笑ったの
冷たい首に くれた雫を
嗚呼 数え並べていた
温かい身 薄れていくのを
何度 求めてたのでしょうね
袖を振り合って
藍交う(あいかう)...未定(和風)
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目の前にゆたう昏い海
振り切っても ぬくもりが いたむの
霞んでいるこの先には
光射す場所 あるはず 信じた
しゃぼんの中のような
あの日々は ねぇ もう
何度も何度も吹き消して
やっと 捨てたのよ
忘れてしまえば楽になると
繰り返す舌先が...泥の海