タグ「応募用」のついた投稿作品一覧(15)
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何年閉ざされた 街を独り抜け出す夜
空を見上げるたび 涙を落とした
奇跡に触れたような 群青の雨と
煌めいた砂の粒 今も探しながら 進む
終わりのない道のなか 夢を辿った
謳う幻想に惑わされ 言葉も失くしたまま
星降る夜 果てのない 先を見据えた
重なる光アイオライト 僕が手にしたら
もう離さないか...アイオライト
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流れた涙を拭う手は温かい 気がしてた
届かない空 届かない声
名前も知らずに憧れた最果ての 星たちは
そこから何を見てるのだろう
秒針がぴたり止まって 何を告げる?
今は一つ進むことさえできず
誰かを待つ 深縹(こきはなだ)の夜
まばたきをして浮かぶ 星を幾つも数えながら
涙に乗り隙間を縫うように
...◎Tears of Stars
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ガラクタ街の狭い空の 色を剥がした雨
傘がなくても歩けるんだよ
水たまり覗いて映る目が
笑えちゃうほど赤く腫れたまま
持て余した愛を 突き落としそうになって
一歩手前で後ずさって
手招きしてた誰かの声に 知らないフリをした
君を隠すように 降り注ぐグレイの中
道に消えた影を 追いかけることもできずに...愛をあげたいよ
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おいてかないでよと 伸ばした手に
冷たい粒が落ちて 途切れた声
誰もいない今日に さよならすれば
すぐに笑えるようなら孤独じゃない
僕には星が輝いて見えた
多すぎるくらいに また溢れた
冷たくなった君の目の中にもう戻れない
遠くへ響け かすれても届けたい
ひとつも伝えずに笑ってた僕へ
夢を見たつもり...◎星が溢れた夜
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柔らかい風揺らすリボン 君と同じ空を見てる
手をとって笑うだけじゃ 何もかもが違うみたい
いつでもそばにおいで
R)時を重ねたい L)美しいままに
小指が結ばれてもどこか切ないの
白い薔薇を赤く染めるように
心をにじませた愛情
背中越しに手を振った君は
ひとり嬉しそうに笑った
温かい手が紡ぐリズム ...サクタシノシュー
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真っ白な夢を見てた ガラス越しの結晶(クリスタル)
かざした手につけた針は今も進みはしないまま
透明な息を吐けば 浮かべる気がしてた空
何かを待つ街に落ちた影が光るノスタルジア
風になって向かって そっと手を伸ばせば
いつかはきっと触れられるだろう
気づかれないような 小さな願いでも
知らずに一つず...◎Winter Town
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A
冷たい目をして見下ろす画面 繰り返す言葉の列
夢みたいな日々 閉じたのは誰だっけ?分からずに
B
純粋なわたしの胸を 穿つ捨て台詞も忘れて
今も笑うのなら許せないの
★
伸ばした手のひらの先で 遠のいてく
わけも分からないままサヨナラ
触らないでの叫びに怯む顔も嫌いで...リバーサルパート
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★
果てを目指す君の目に いま暁が射す
その手に従った銃で撃ち抜いて 僕の胸を
A
時世を繋げる空 眠る事さえしない月を見上げ
指を重ね巡る世界を 溢れる程に駆ける僕らには
B
いつかなんて言葉なら要らない未来さ
凛とした瞳の奥で君が答えた
★...心打てベレッタ
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A
憎まれた校舎の陰で 無駄に眉をひそめて
立ち向かうこと それだけが生きている証?
B
白銀の翼を持って飛び立てたら
一人きりで泣いた数だけ戦っていけるかな
★
光より速くなくても 汚れた羽根が全て語る
終わりまで戦う為 どうかこの肩に光を灯して
2A...白銀の翼
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★
ガラスが映す曇り空に 誰かがどこかで手を叩く
根拠のない安らぎにも 縋って彼らは宙を返る
A
大きな顔をしてる傘のまにまに
手ぶらで辿り着いた街路樹の陰
雨音混じり届く舌打ちの音(ね)に
ここには居られないと後にしてから
B
目を刺す閃光 聞こえた悲鳴に...拍手喝采
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別れを切り出したのは 二人同時だね
重ねた手と手を微かに震わせながら
さよならと言わず離れて
遠くで振り向き またどこかでと笑い合った
目の前に僕がいるのに画面の中で話したり
歩くとき手もつながずに消えていくのは 遥か彼方
あきらめずに探すよ 今日は
歩んでく道の最果て 共にいない君の姿
僕らはきっ...シンタレイトスターズ
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黄金色も過ぎ去った木の葉と
眩むような夕暮れに手を振れば
次へと移るはずの季節が今 幕をとじた
風が吹くたび奪われる桜の下で 薄れる
自分の影も あの場所も
頼りは記憶だけ
行くあてもなく旅に出て
鮮やかに咲く世界を見た 切なすぎるね
こんなことしたって消えてくのに
すべての色彩が 涙と零れた...目から零れた色彩
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遠くもない校舎 3年目で
疲れちゃうななんて愚痴をこぼす
仲間に会うためと強がるのは
これが最後だろう 戻れないさ
変わらずに同じ場所にいられることに
うらやましく感じる 分岐に立つ僕ら
ここで目をふさいだら
一人になってからつまずく予感
だから唄に乗せるよ(う)に 夕闇に叫んだ
辛い現実(リアル)...そして、夕闇に唄った僕ら
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めくるめく過ぎて終わる とりとめのない毎日を
ガラス越しに見送るだけのバスに乗り込む
少し目を離すだけで 変わってしまう世界は
きれいなキミの目にはどう映るのだろう
空のオレンジ色も星空になる時
キミが笑う あたたかい家の中へと
招くように差し出される手と 優しい声がボクを迎える
「おかえり」には「...かけがえないもの
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荒波に揉まれて 行き場を失くした この身体は
視線で凍りつく地べたに ひれ伏すだけか?
絶え間なく流す 悔しさから 動けないのも
今なら全て力に変えて
ただ もがき伸ばし回す腕が 壊れてしまっても
足があるなら進めるだろう
バラバラになって吸い込まれて 消えた誰かのため
永久に続く想...◎Eternal Ground