タグ「鏡音リン」のついた投稿作品一覧(15)
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十まで数えて闇の中
水に浸る『子』を見つけた
ナイフを突き立てて
「次はあなた」と呟いた
隠れ家は暗い小部屋
どうか どうか見つけないで
『もういいかい?』
「まぁだだよ」
暗闇 一人のかくれんぼ
小さな人形を 鬼に見立て隠れましょう...かくれんぼ
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森の中で貴方を待つ
夢見心地 赤い獣
そっと草木 分けて覗く
気味の悪い舞台を…
私に惑わされて
さぁ こちらにいらっしゃい
貴方の問いかけにも
愛らしく答えるわ
踊りましょう 踊りましょう 闇の中で
跪く足元に口付けして...Rotkappchen
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『愛しい母様 何処に居るの?』
甘ったるい声で貴女を呼ぶ
私は未だ鏡の裏で
貴女の声を探しているの
この世で一番美しいのは
ただ一人貴女しか居ないわ…
鏡よ鏡(Spiegel...Spiegel) 答えてください
白雪に滲む血の赤さを
ひび割れた声で歌うように
耳に残る旋律(Melodie)...Schneewittchen
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4番目アリス
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(サビ)
雨に煙る紅葉は染まず
緑深く揺れている
流る 揺らぐ川面の月を
赤い橋に一人待ちます
(A)
指を浸せば冷たいながら
風は温く 梢を揺らす
小さな嬰児の掌が
名前を裏切り振り返された...緑紅葉
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砂上に聳える楼 漂う甘い吐息<いき>
もうどれほどの時を数えたというのだろう
照る月を爪で削って輝月<きげつ>を僅かに変えては
巡る星々
遠ざかる花弁<はなびら> 雫
指で掬い舐める
蒼く光る月華の下で祈る人の群れ
嗚呼 十六夜の月 あなたを抱く<いだく>
どこまでも深く甘く優しい光で
月下に奏でる...月華<げっか>
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(A)
花は散ってしまう
雪は果敢なく溶けいく
香る 残り香さえ
いつかは霞んで
(B)
幼い心は変わるのと
大人は皆告げる
時を止めて
(サビ)...このままで
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(A)
赤いライトに導かれ 私はここで踊り続けるの
誰か早く見つけてよ 私はここに居るのだから
(B)
今幕が開いて 踏むステップ
黒い天鵞絨 ラインが浮かぶの
(C)
貴方…
(サビ)
私を抱いてそこで歌って...MAIHIME
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閉じた扉 そっと開けて幼心が空を見上げた
流れた星 願いかけて その行方すら知らぬままでも
祈る 曇りのない純粋な心で
永久に悲しみなど消えてしまうように
雲の中で瞬く星 無垢な子供は信じ祈るの
先の見えぬ遠い明日が再び巡りますように
流れる星に夢を重ね 思いを託し歌うの
雨雲の中 それでもなお輝い...星に願いを(仮)
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箱の中で絹を吐いた蚕はそっと夢を見ていたの
雨に濡れて身を洗えば私は蝶になれるのかしら?
繭に篭って怯え続けていたのは
熱い死の淵への誘いなのでしょう
この身飾る絹の糸はやがて剥ぎ取られてしまうのね
雨よどうか私を抱き蝶へ変えてと願うの
水を飲み込む歌声は重く地に落ちてしまうの
羽もないまま這いずる...蚕絶唱
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怖くはないわ 御出でなさいな
亡命皇女 血塗れ五月雨
何処へ行っても 流れ血の川
行方知れずの亡命皇女
一つ滅んだ やがて二つ目
亡命皇女 血雨火達磨
何処もかしこも 赤い火の海
行方不明の 亡国皇女
試しに叫んでみたの?
それで一体どうしたの?...亡国皇女
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風が通り過ぎて 夏の匂いがまた
緩やかに濡らす雨と交差する
日差しの眩しさ 雲間に誘う鳥
窓を開けて感じる夏の海辺
遠い海鳴り 誘う世界
夢を運ぶ
歌声が僕に届く風に乗って
笑う君の声 頼りにして会いに行くから
赤い日が海に溶けていく夕凪
僕らは手を繋いで帰っていく...for my life
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ポーカーフェイスですり抜ける夜の街
カードはまだ見せないわ ネンネちゃんには
もう少し大人になってから出直して
じゃないと痛い目を見るからね、いいこと?
もう少し大人になってから出直して
ネンネはアタシの趣味じゃないの、わかって?
そ知らぬ顔でグラスを傾けるの
軟派な坊やはお断りなのよ
カードはダイ...カードゲーム
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暗い部屋の中で転がっていた
小さな人形を抱いて喉を縊り切ったの
あふれ出した赤いイチゴのフレーバーが
ワタシを狂わせていく
腕に流れる甘美な雫が
優しく囁いた
「もっと奥まで味わってみたら?
夢を見たいんでしょ?」
「お言葉に甘えましょう」
ここに在るは誰も知らぬ 少女の小さな箱庭...箱庭の少女 ( Somebody loves me
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(サビ1)
人は皆悲しみに震えては涙を流す
グランギニョルの舞台の上
いたいけない心奉げて
(A1)
すれ違う人々は触れ合うことできずに
たった一人で歩いてく悲しげに
(B1)
夢の続きを追い求めるように
人の影だけ視界(メ)の端を掠めてく...歌劇場