タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(16)
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事欠かない世界
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消えかかった 灯籠の火を前に
一人佇む君の目に映る
言えなかった 本当の意のようで
声も届かない 幽霊のようで
消えたがって 焦燥感の所為で
ゆらり 揺れる 境界線の上で
暗くなった空 酩酊 死にたがった脳裏に過った
また違った 世界の話
ただ 踊って 踊って 踊っている
宙に浮いて戻らないステージ...事欠かない世界_lyrics
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ディビジ・ディミニ
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過ぎ去るだけの日々に
終わらない音楽を描いて
止まり続けたい感傷に 身を委ねる
見て呉れだけの ディミニ
そこに意味などないと知って
言葉にならない掠れた声 耳を塞いで
ただ最善も同然に重なり合って
見えていないものは想像したがる
ただ当然に当然に薄らいでゆく
僕の存在も...ディビジ・ディミニ_lyrics
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或る劇場
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嗚呼 明るみを淘汰して行く
また一つ見えなくなって
暗がりに溶け込んで行く
狗も鳴かない宵の闇
閑静で脆弱で
思い遣りに満ちたこの村で
始まるのはこの世で最も
冷酷で残酷なショーゲーム
恐怖と猜疑が渦巻いて
裏切りの舞台 幕を開けるの...或る劇場_lyrics
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心は雨模様
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階段状になったって 滑り落ちてしまうだけだし
棒に振ったって 心は雨模様
再三宙に舞ったって 崩れ落ちてしまう
そうやって今日も怯えたまま
生き急いだって滑り落ちてしまうだけだし
走馬灯なんて何も映らない
右に倣って振り向くような生き方では
いつまでも前を向けない
最高点競うようにひたすら走れども
...心は雨模様_lyrics
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環状リコレクト
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泣いた あの日の 遥かで 静かなプロローグを
浮かんだ 浅瀬の 河原の 夢の中の話
お決まりのレールに 足を取られているだけ
そんなんで願ってみたって ほんの一つも変わんないのだ
さざめいた四秒半も 暮れていく夕焼けも
一緒くたのパレットの上に 描いた
未来線のそのまた向こうへ
笑い合ったあの夏の先...環状リコレクト_lyrics
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哀色fermata
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rallentando 恋の終着点
感情的に なっていく ことも無いまま
どうしたって 貴方見失って
decrescendo 私 哀色fermata
明快を 飾り立てた
口先で 紡ぐamore
抜け殻の 虚ろな日を
また踊る 落ちていく
停滞に 赤の花を
詞は淡々と 伝うdolore...哀色fermata_lyrics
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jonquil
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一度だけでも愛が欲しかった そんな人生なのでした
春風吹く部屋にて 少女はただ 詩を紡いでいます
昨日は暖かかったこととか 夜の星が綺麗なこととか
大切に育てた花でも いつか枯れてしまうのだから
一度だけでも愛が欲しかった そんな歌も紡いでみたんだ
例えば恋とかならどうだっていいんだ ただそれだけで...jonquil_lyrics
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seekret
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頽廃 口に出して言う 辛いくらいが 丁度良いんだって
胎内 羊水で満ちた それに絵の具を注ぎましょ
bye-bye 口に出して言う 洗いざらいさ し尽くしたって
脳内 汚された論理で あれよあれよと地獄の方へ
排他的になって 落ちて落ちてく 怠惰の自分だって 欲も無いのに
感度増していたって 気付き...seekret_lyrics