タグ「作曲家募集」のついた投稿作品一覧(10)
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こうして立っていると
あなたが揺られているみたい
十を吸って 噎せるあなたに
百を飲ませる 酷な海で
正しいことも 教わらず
知らざるを 罪という
意味のない この空に
価値を付けるのが
辛そうで、辛そうで
あなたのための この水を...海とあなたと
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日の沈む駅のベンチで
長く長く僕らは待ってた
いつ貼られたか濁してる
褪せた時刻表
どこから来たのかもわからないのに
一体どこへ行こうというのか
宛先の消えた飛行船に
地球ごと乗っかってる とするなら
いま この 瞬間 も
誰かが指さしケラケラ笑う...宇宙船地球号
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詰めた リュックには
溢れんばかり 好奇心
僕は ここにいる
何を探しにいくのだろう
鳴らす 手拍子は
暗い森さえ 変えていく
得に ならないと
ムクれた僕を 笑ってる
大きな背中が 見せてくれた 世界で
両手広げ 風を纏い...will be
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詰めた リュックには
溢れんばかり 好奇心
僕は ここにいる
何を探しにいくのだろう
鳴らす 手拍子は
暗い森さえ 変えていく
得に ならないと
ムクれた僕を 笑ってる
大きな背中が 見せてくれた 世界で
両手広げ 風を纏い...will be
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ぽつり 音のしない水面(みなも)を
撫でるように吹く風に
ぽつん 欺くのは滋味の藍
半透明の瞳の淵に
足を掛けて
今日も触れ合っていたいのだ
掬っても掬っても
零れてやまない胸の内
同じ世界に住みたいのに
どんな顔をしても濁らせてしまうから...水清無魚
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据えた目を低く構えて
見守るひと旅のカゲロウ
ズレた陽にまだ消えぬ影
ここにいると叫んでいた
濁った朝はいつかの事
ブルーライトに染まるから
どうせならもっと 貪り喰って
灼熱をタイトにするのさ
真夏の日 ここは縄張り
護る盾すら生み出せるのさ...秘密基地
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遠くに揺れる光
あなたが送る ハイビーム
手を挙げかけて 気づく助手席
目が合った そんな気がした
わかってて 飛び込んだはず
止まない嵐の中で
思うより 強い風に
佇む私をみた
ドクンと波打つ狂気は
なにかを壊そうとしている...嵐の狂気
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逃げてきたことを 吹っ切って
新たな明日を 始めたいのだ
避けてきたことを 突破して
新たなワタシを 創りたいのだ
バレてなかった"シタフリ"も
シコリになった 罪悪感
誰かを妬んだ 恩恵が
どうも頭から離れない
次に出会う 新しいワタシは
綺麗な心でもって...デリート ミー
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いつも くぐる 改札が
今日は どこか 無機質で
いつも のぼる 坂道に
なぜか 胸が ツンとした
聞きなれた メロディが
知らないものに 感じるのも
隣に 君が いないから
昨日まで 歌えてたはず あの唄が
よそよそしく 俯いて わからないよ
昨日まで ありふれていた 人混みも...君のない僕
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君への言葉綴りを
どうやって渡そうか
派手さより 優しく
両手で大事に包んで
誰もが器用だと言う 君のこと
叱れるのは 私だけ
涙を胸に しまい込む時だって
全部 全部 絡めとろう
アイビー ねぇ 聞こえるかい
ありがとうを転がした歌...アイビー