タグ「歌詞」のついた投稿作品一覧(14)
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A1
死んだって話を君は信じるだろうか。
僕が語る、僕が死んだって、僕の話。
同情が抉り出すから無様に喘いだ、
僕はきっと、きっと僕はさ、元気なんだ。
B1
ガラス細工に貼り付けた笑顔が、
奥底にまで沁みて引っ掻くんだ。
嘘を好かれてホントにしてみても、
容量も用量も足んないんだ。...僕が語る、僕が死んだって、僕の話。
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A1
今日 好きな人に紐をくくりました
彩度のあざやかな か細い糸
心音振るわせてた色もわからずに
妙にきつくかたく からめた指
B1
結びなおした唇の震え重ねて振りはらい
隣埋め合うそのたびに瞳の形を忘れそう
S1
その日暮らしの恋を歌って...臆病者のブライド
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A1
世界が羨むまさに僕はヒーロー然で
至高の生き様 披露喝采飽きもせず
軽快に飛び込む赤を散らすバイバイ群が
無限に広がる可能性を押し込めたんだ
B1
祀り上げてご満悦かい?
お綺麗な手に握手って偽って
なすり付ける られた事にすら
ご不快だとも思いもよらないの...断崖ヒロイズム
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A1
電柱時計が伸びていく 橙の地面引っ掻いて
ばいばいまたねと鳥が鳴く 列成す足を追い掛けて
きらきら光が空に浮かぶの見つめてた
B1
ずっと仲良しだからね
うなずいたのは誰とだろう
S1
街の信号みたいな何かが誰の顔をも塗り潰し
僕の心音だけになっちゃった...「君よ、世界を享受せよ」
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A1
暖炉のない君との家
寒くない? 体寄せ合って
ドアの向こう吐き気のする
偽りの笑い声
B1
他に何もいらないなんて天上が歌う不協和音
光が言う「手にすればいい、愛情絶望偏執病」
S1
煌く閃光 失せる残響...愛憎偏執(あいじょうぱらのいあ)
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春が過ぎました
桜霞にまぎれて 紡いだ言ノ葉
夏が過ぎました
祭囃子にはしゃいで 繋いだてのひら
世界中にありふれた風景
悲しくも 寂しくもない
ただ少し 懐かしいだけ
私 随分 様変わりしたでしょう
君と 別れて もう長い事だもの
もしも 「おはよう」 また交わせるのならば...最早患いもしない日の話。
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A1
時計の針重なる時
闇に蠢く虚構の褥(ステージ)
鳴り響く祝福から
刻む秘密 覆い隠す天蓋(アーチ)
B2
絢爛華美の寄せ集め 薔薇の腐臭(フレグランス)纏いて
仮初の愛は首筋へ 刺の痛み知らない素振りで
S1-1
"Dear the blue rose lady...青薔薇の娘
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A1
雑音ざわめき続けて
最後騒ぐはERRORノイズ
孤独を誇示する世界は
貴方を頭に留めない
B1
喉も手も全て切れない
音声遮断→感覚過敏
頭が破けてしまいそう
S1...P.S
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S1
美しく美しく
故人の最期彩りましょう
泣いてくれる人の為の
死顔
A1
泣き泣き喚く悪足掻き
引っ繰り返るわけ無い事実
理解と情は別物であると
B2...Embalmer
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"サイコウ ノ バケモノ"
それが 私 貴方がくれた
名前を口ずさむ
要らぬ 酸素 皮膚を溶かすわ
二つ並んだ宝石 見つめる私の視線を
歪ませる水の幕 引き裂く私の指先が
心を臓から引っこ抜いて
ぶっこ抜いて
放り投げ て
カテゴライズを無に帰すの...Before the Hazard
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今日も明日も 私は幸せ
告白シーン直前で一時停止
早送りで 貴方と恋仲
眩暈と戦うくらい簡単ですよ!
襖開けても何もないわ
そんな箱捨てちゃって
ハイライト? なにそれおいしいの?
ねぇ こっちむいてよ
アーモンド? そんなのいらないよ?
ほら えがおみせてよ...続・最後
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この駅着いたのいつだっけ
記憶の彼方 に
入れては右から左へと
零れて積もる
把握をすれども発車済
とっくの手遅 れ
視界もふらふら不安定
零れて染みた
嫌よ嫌いよもアレのうち と
甘えた馬鹿が あー...Tube(仮題)
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其レハ幻灯機(ガラス)越シノ恋デシタ
近所ノ桜ガ皆一斉ニ緑を成シ
ワタシハ独リ首(こうべ)ヲ垂レテ居リマシタ
傍ニテ微笑ミタル御前様ノ御声ガ忘レラレズ
今日モ褪セヌ色硝子ヲ何度ト無ク透カスノデス
御前様ノ夢ヲ削ガヌ様
御前様ノ夢ニ添エル様
只々私ハ磨キマセウ
美シイ絵ト成リマスヤウ
「其の指先に触れ...絡繰リ恋慕
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サビ
あなたは其処にいたはずで
私も此処にいたはずで
それでも今この部屋は
何事もなく在るままなんだ
A
「初めまして」と呟き落とす
笑顔がとても眩しかった
「苦しいよ」と微笑み零し
あなたはずっと其処にいた...四角い白い部屋