タグ「恋」のついた投稿作品一覧(101)
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多分さこれってすごくわがままだと思う
大切な気持ちもう少し気軽でいいなんて
満面の笑みで「ありがとう」なんて照れるし
どうしたらいいかわからなくなるから
消しゴム拾ったときくらいの感じでさ
「ありがと」ってこっち見ずに言うくらいが
流れに乗せてすぐ消えていくと安心できる
言葉に詰まって「うん」ってだ...だめだなためらい
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溶けかけた過去を認証中ギョロリ
通せんぼ増えるあの子の笑い声も
いつだって燃えているのは髪の毛と視線
焦げ茶色だけど染めてなんかいないし
悴んだ指先を頬にそっと寄せていく
ときめきはゼロミリメートル毎秒で進む
ラストに待ち受けるのは誰も知らない未踏
口にしたらしただけ損をするキスとアイスクリーム
ざ...えむすらえすに
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なんにも無いのを言い聞かせてる
無かったら済む話だと思ったから
それでも霧は晴れていかなくて
どこにも動けずにずっと立ってる
誰かの指先を待つ浅はかな想いには
歪な笑い方がよく似合うからほら
見透かされたって抗いようのない
呪文みたいなお説教はオールナイト
巻きすぎたネジに気付かないままで
うずくま...ばるねらぶるる
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押し寄せてくる言葉を形にしてしまった
醜いだけだから諦めていたのに何故か
そして音は遂に途切れてしまった
何も聞こえなくなった砂浜は乾いてる
夜を忘れてしまった夕暮れはどこに行く?
貝殻の数だけ後悔を沈めたって無駄さ
引き出しにしまっておいた哀れみの数々
鍵を無くしたからご自由にどうぞご自由に
さな...Dryer Diary
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頬をすぼめたのはキスのためじゃない
飲み込めない沢山のものを全部
遠くへと吹き飛ばしたいから
喉の奥が間違ってるって言ってる
口に含むもの甘いもの辛いものも
本当か分からないまま食べてるんだ
考えたくないから信じてるふりで
苦かったら吐き出せば良いからって
原材料の欄に書かれている愛の言葉達
私のカ...みつとからし
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鍵を無くしてしまったの
隙間だらけの鳥かごから
いつでも出られるけれど
ここにいた方が良いって
閉じこもってばかりいた
壁があるだけ窓があるだけ
大きな扉は小さくなって
ひとつだけの靴は増えてく
ただの針金で世界を区切れない
全ての世界と宇宙みたいに...なくしたカチャリ
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早足で追い越して待っててくれないのなら
とりあえずそこでしばらく踊っててよ
振り返らないで止まるだけそこに
何にも言わないから分からなくなる
追いつかなきゃって焦らせている
待ち時間は楽しく過ごせましたか?
私が今逃げ出したらどうするんだろ
死ぬまで待ち続けているんだろうか
ちょっとくらい確認したく...雨上がり、踊り場にて。
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渡せないまま温め続けていると
溶けてなくなってしまうもの
違うよチョコレートじゃないの
当てて欲しいけど知らんふりしてて
隠していたのにふんわり香ってる
甘いような焦げたような微かな
持ってない隠してないそう言っても
信じてもらえないまま近づいて
耐えられなくなって白状してしまう
張り裂けそうな感情...Not chocolate.
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小さく両手をすぼめて息を吐いた
靄になって空に溶ける頃にはもう
君の足音が聞こえなくなるだろう
内側にどの感情も残さないでいる
折りたたまれた手紙のインクみたい
あちこちに滲んで意味を為さない
限られた狭い空間の中ではそれが
とびきり上手な生き方なんだってさ
何を吸って歩んでいけば良いと思う?
まだ...吸気温度
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視線を逸らしたままで耳を染めた
日が暮れていないのに紅く紅く
拒絶ではないことを伝えようとして
それでも見つめるのは難しそうで
言葉にするのがとても不器用だった
立ち止まろうとして立ち去っては
振り返る様子も見られたくなさそう
きっと手紙にするなんてもっと無理で
下らないはやし立てにびくともしない
...赤いストックを君に
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君の動く温度はどれくらい?
君と会う日をずっと待ってた
頭の中では何度だってでもね
その日が来るまで その日になっても
わからない!君のホントの表情
声を聞いても手を繋いでも
一瞬で投げ出されてしまう
液晶越しにうなっても無駄さ
映ってるのはその時だけだし
破裂しそうなココロの中を止めて...Burst Buster!!
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気持ちの最低温度を更新した
重みのない涙はこんなにも温かい
突き抜けていくあの頃の匂い
サイダーの泡みたいキラキラ消える
手を触れるのを躊躇っていると
傷つけてしまうんじゃないかって
自信が無いままの指先を君はずっと
確かめるように見つめていたよね
消えるのを知ってて消えないと思ってた
全然先送り見...キザムメロ
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規則正しい響き鳴らして
さえずる波の飛沫は鼓動
繰り返しては薄れてく意識
目を開けるまでこうしてたいな
聴かせてるわけじゃないんだよね
聴かれてしまうだけなんだよね
そんなこと気にしないで生きてけたら
足跡ははみ出ずに済んだのかな
許すように揺らすように波が
少しだけ残った靴跡消してった...おすそわけセグメント
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小さく聞こえてきた声を勝手に
自分と結びつけたがったりして
挙げ句の果てに髪型まで変えて
誰もが自由だから構わないって
落とし穴に落ちて重力を体験する?
落ちた髪の毛だって知ってるのに
意味なんて無かったって知ったって
巻き戻せない巻けるのは髪だけ
必死になりたい必死になれない
どうしたらそこまでど...泥のヘアカタログ
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冷凍保存されたキモチには
ドライヤーじゃ意味なくて
少しくらい温かい涙も
焦げ付いた嫉妬も冷めてく
フリーザーにいっぱいの
忘れておきたい過去を詰め
無かったことにする悪趣味
それが何かわかってますか?
「いつか温め直すからね」って
訪れたのは解体業者かも?...Freezy a
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今日の予定は記憶を消すこと?
カフェにてパフェ食べ4時間後
1時間ひとつじゃ流石に不憫
腫れた目に冷たいおしぼりを
ようこそおいでまし
もう来ないでねイタイココ・ロ・カフェ
葉っぱのラテアート書いたのに
割れたハートに見えちゃうの?
これは相当重症患者さん
拭いても拭いてもシズク溢れて...イタイココ・ロ・カフェ
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明日にはもっと気づけるかな
見逃していた沢山のアシアト
胸を打つわけでもない言葉を
嬉しそうに君は拾っていく
貸してよって持つからって
掴み取ろうとする手を止めて
頬を染めたままでいるなんて
そういうのはなんかズルいよ
飛ばした靴が向いてる方へ
そんなのは運命とは言わない...無抵抗な愉快犯
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扉に手を触れることさえ
出来ないままで少しごめんね
何を言ってもきっとこれは
言い訳にしかならないけど
降り続いた雨のせいにした
すぐにバレてしまいそうな
君の眉間にしわ寄せそうな
話の続きを聞いてほしいな
次から次へと訪れる雨粒に
話を聞いてもらってたんだ...いいわけbyebyeWooo!
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海が見たいという君はもう
遠ざかる波みたいに消えた
ひとつ残らず伝えてくれて
最後にひとつ隠しただけで
あやふやな言葉が織りなす
確かな感情の渦巻き
めまぐるしかった世界に
今はもう潮は流れてない
心の奥から気持ちを引きずり出す
君は危険な鍵を持っていたの?...パッシブセイフティ
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大粒叩き付ける雨の音
もう誰の声も聞こえない
良かったこれなら聞かれない
雨のふりして喚いて泣いた
言い訳が上手くなって何年目?
言い訳がバレてしまって何日目?
あの日雨に流したはずの涙が
今になって君になって還るなんて
あの場所に立てば目を閉じたって分かる
何度も見上げていた輝きの並び方...どしゃぶりSTARCHART
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君がついた嘘を僕は知ってた
僕の吐いた息を君は見ていた
意味のない言葉を忘れてく
伝えることがなかったみたいに
どうしてかなって君が笑う
なんだろうねって僕も問う
ここにある気持ちをかき集めても
どうせ形になんかなりはしない
容易く揺らいであやふやなのに
こんなにも抱きしめていたいんだ...ワスレテクトーン
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手も足もフワフワで覚束ない
歩くのも座るのも難しいな
身体感覚のゼログラビティ
非通知途切れてく神経接続
このまま浮かんでいけばきっと
夜空になれると思う?ふふふ
心地よさの中の申し訳なさ
無意識にすがっても遅いよね
本気で伝えた嘘つきのタネ明かし
君の恨んだ顔が目が浮かぶね...キオクキログラム
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面と向かって落ち着いて
静かに一言「だめ」とだけ
止まってた感情に注ぎこむ
「一緒じゃなきゃ」を付け足した
してあげたい気持ちでいっぱい
見返りはなくても良かったの
それだけじゃいけないの知らなくて
どんな風に見えてたのかな
伝わっていく体温に意志はなくて
でもそれを心地よいと思ってる...垂直にチョップ
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いちめーとるさんじゅーよんせんち
少し離れて歩く私は君のストーカー
たまに振り返っては小さな足を止めて
何か期待したような目で見つめてくる
かといって何かを求めたわけでもなく
近づけばすぐに離れて歩いてっちゃう
何も無いところの匂いを嗅いでるけど
どんな痕跡があったのかな?探偵さん
一面の花畑にも波...私のやさしいストーカー
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閉じ込めなきゃ
閉じ込めなきゃ
はみ出しそうな気持ち
染み出しそうな想い
切り取らなきゃ
切り取らなきゃ
今すぐ会いたい気持ち
今から近づきたい想い
まだどこか探そうとしてる
手繰り寄せれば良いと思って...おまじないメリーゴーラウンド
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冷たい土の上寒くないのかな
簡単に流されてしまいそうな
落ちても星にすらなれないのに
ふわり浮かんで頬をかすめた
懐かしい香りに混じる寂しさも
覚えていない別れの言葉探して
やっぱり口にできなかった日も
全部一緒に持って行って欲しいな
そんなに咲き誇ってどうしたの?
なにかいいことあったのかな...おしまいのひとひら
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「どうしてここに?」って顔した
「お互いさまだよ」って笑った
気付いたのも不思議だった
見過ごすこともできたのに
動かないままで立ち止まる
喋らないままで向き直る
もう知らないフリはできない
何を伝えたいかも持たずに
秘密にすれば約束になる
忘れさせれば記憶になる...ココロコリジョン
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あんなに恥ずかしかった記憶も
覆い隠してしまいたかった過去も
いつの間にか地面に置かれた紙みたい
ただそれだけのことにしか見えなくて
まだ少し騒いでいたかった気持ちも
ようやく解放された感覚も
どうしていいか分からないままで
それが君には笑って見えたのかな
雪崩でも蝗害でも埋め尽くされれば良いって
...HOUSE!HOUSE!HOUSE!
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自分の足音だけが響いてる
終わったよね終わったよ
めまぐるしいニュース悲喜こもごも
その中に私もいたはずなのに
「今頃きっと」なんて何度でも思い込み
問題を考える前に答えで殴られた
もう一年したら私は笑えますか?
この一年で私は見つかりますか?
世界が終わるわけじゃ無いのに
世界が終わったみたいな夕...朝焼けと恋
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覚えていられないくらい前からずっと
囚われていたままの感覚を放ちたい
空っぽになった製氷皿みたいな涙が
フワフワ浮かんでは僕をあざ笑った
静かな鎖に繋がれて巻き付かれては
安心できるカタチを求めて彷徨ってる
ここを居場所にできるって言い聞かせ
檻の中で笑いながら目を閉じた
ネバネバした感情だけが取り...安寧の疑獄
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雑誌の占いページをハートに切り抜いても
素敵な恋が始まらないの気付いちゃって
恋愛小説に全力でときめいても今すぐに
王子さまは現れないしヒくかもしれない
埋めたはずの種地面掘り返しても出ない
千鳥足のカラスがほじくって食べたのかも
そんな可能性ばかりを信じたって構わない
年齢は死ぬまでのスーパースロ...構いライオン
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何を待っていたんだろう
動けなくなっている間にも
花の色は散っていくのに
月の顔は変わっていくのに
誰かが来るのを選ばれるのを
誰も通らなくなった道端で今も
来るはずのない郵便屋さんを
鳴るはずのないポストの底を
本当は全部やりたかった全部
散る花の種を植えたかった...願いごとクラシカル
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いつも思い出さなかった
カギは無くしたままで
どこか水底に沈んでいる
記憶さえかすれて読めない
ふとした拍子に転がり落ちて
さびついた鍵穴が音を立てた
蹴りつける気にもなれないまま
箱の中身はあの頃を根こそぎ
あなたの指が小さく踊っていたね
わたしの指先でほんとに小さくさ...dancing saloon
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花びらをつまんでは唇に添えて
微かな蜜の味をキスの練習にしてる
どんなにときめいても嘘なのわかる
飛び回るミツバチだって知ってるさ
叱られながら怒られながらそれでも
つまんでは甘いキスを貪っている
当たるわけないハズレくじの軍団
すぐに消える蜜の味は嘘かもね
そんなもので誤魔化そうなんてご都合主義
...唇にレパード
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特別なものひとつふたつ
残せるとは思ってないんだ
でもね小さなバトンなら
切れそうな細いたすきなら
うんそれでも難しいって知ってる
爪痕すら流されて波の音
やるせないのにこんなにも落ち着く
遠回しに伝えたラブレター
放り投げられた言葉拾い集め
狂ったように紡ぎ合わせ...起爆無害