タグ「鏡音リン」のついた投稿作品一覧(12)
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生まれ住み慣れたこの家
今日でお別れね もう二度と 踏み入れない
さようなら 母さん
花を愛しんだ幼さ
弥生の祭りの賑わい
忘れないわ 故郷の風を
嗚呼 山を越えて
向こうの村
一人きり嫁ぎ
春を抱いて...≪応募用≫春風小鉢<不採用>
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聞こえていた雨音が途切れ
踏み出したよ 水たまりで転んだ
びしょ濡れのまま途方に暮れて
見上げた空 虹が皮肉に笑った
いつだって そう 無様に生きてる
レインコートさえ 着ないで
賢いフリで 傘をさすより
雨止みの虹を蹴飛ばそうか
馬鹿にされたって 臆病よりは
泣いて 笑って 嘘つかずに...≪応募用≫ RainbowBlue<不採用>
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口ずさむ歌 lalala
風に乗せて花びら
綿雲に遊ぶ鳥
自転車で さあ 駆け出そう
唇に乗せてく
陽気で甘い歌
Roses is red.
And so are you.
君が大好きだよ
すぐに会いに行くよ...≪応募用≫And so are you.<不採用>
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どうか神様 彼に赦しを
私の短い命 削っても構いません Amen
彼の手を罪に染めないで
瞳に希望を灯して
すべての子らを 憐れみたもう
慈悲深い 全能の神
彼の手を厭わないでください
飢え 悲しみ 痛み 苦しみ
彼から除いて
幸福へ 導き...≪応募用≫Kyrie<不採用>
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ついた嘘 点かない灯り 君が壊した
ねえ どっか行って 遠く遠く 私の視界の届かない場所
ねえ どうか知って 電話越しの 言葉はアベコベ
逆さまに開く花を 逆さまのまま摘み取り
邪に滲む心 さかしまな夜を繰り返す
惰性と犠牲 秤はどちらにも傾かない
重いのは愛よりも義務...Doubt [side:girl]
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マリン・ブルーのマリン・スノウが 君を飾る花で
スノウ・ブルーを見つけた君は 微笑んで眠るの
マリン・ブルーのマリン・スノウは 君に降り積もって
スノウ・ブルーに囲まれ君は 目覚めぬ夢の中
いつも 君は はしゃいでいたね
無邪気な笑顔で
いつか 青を 探しに行くと
何度も呟いて...≪応募用≫スノウ・ブルー<不採用>
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そよ風 草の香り
空の匂い
柔らか 雲 うずくまり
まどろむ夢
木陰 寝そべって
木漏れ日を感じてる
太陽 ぬくもりが
指先を温める...≪応募用≫シエスタ
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鳥が揺らし 忘れた夕(ゆうべ)
風が揺らし 歌った朝(あした)
眠い 眠る午後の揺りかご
潮風がさざ波を誘う
lalala...
歌は 準備中の酒場で
昼過ぎのマスターが歌う
眠い午後の揺りかご
優しい子守唄を聞いた
眠い 眠る揺りかご...口ずさむための小さな歌「揺りかごとぶち猫」
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降りしきる雨が 体温を奪う
紫陽花の花が 色あせていく
立ち尽くす僕を 過ぎる人波
君はもう来ない 待ち合わせ場所
水たまりに映った傘
君のぬくもり残ってる
濡れた君の髪 寄り添って歩いた
雨の雫さえ 輝いていた
降りしきる雨が 頬を伝ってく
冷えた指先に 思い出が灯る...≪応募用≫雨の季節
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ハレの日 君がね 未来へ駆けだす日 サヨナラ 笑顔で送った
晴れの日 君をね 心から祝うわ だから 手を振り払って
いつか見た線香花火の赤い炎 プツリ途切れ落ちた
闇に怯えてた君の手を引いて 街を歩いてた夜の思い出 きっと忘れないよ
いつの間にか 目線は上 大きな手も 繋ぐことはなくなっていったけど...≪応募用≫ハレの日<不採用>
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昨日作ったフォンダンショコラ
君にあげるつもりなんてなかった
仲のいい女子だけで食べてしまうつもりだった
一年近くも会ってない
近くて遠い君になんてあげる義理もないから
朝 自転車 出かける君に会うなんて
まさか まさか
思わず先を越して 通り過ぎてしまったけど
交差点 信号待ち 少しだけ立ち止まっ...逆白日和
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くゆる紅茶の香りに 甘いくちづけを忘れないで
そそいだ黄昏の輝きに 一匙のミルクと恋心
憧れは永遠で 初恋は冷めないうちに
思い出なら幸せと 諦めたくはない
さあ 淹れたてをいただきましょう
夕暮れに手を振る前に
優しい苦味をいだいた ティーカップにくちづけて
湯気の昇る沸きたての湯を 温めたポット...ティー・ブレイク