タグ「三蒼」のついた投稿作品一覧(212)
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気づいたんだ僕らが歩けばそこに風が生まれることを
知らなかった誰かの後ばかり追って風の作り方を
このままじゃいけないんだって誰かの夢ではないから
作り出す未来の先へと僕らが歩きだしたから
映りだす景色の色でさえ僕らが自由に染め上げて
誰一人見たことがない世界の果てまでを目指していた
回ってる星でさえ...Sensational Wind Blows
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傷つくたびに流れる血が 温かい雪を降らしていた
抱きしめた悲しみの雨と 後に戻れない風が吹いた
泣き出す前に出会えたなら 君の涙も止めれたかな
灰になりだす命の匂い 届かぬ記憶に胸が痛い
違えた物など多くはないさ
僕と君はまた手を繋げる
心に灯す小さな火を 諦めずにまだ祈る手を
鬼火誘われないように...生~いきさつ~殺
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十二の時に私は進み 十二の年も思いは募る
いつまでも忘れないから あなたを好きなこの気持ち
寝るたびいつも思い出す 後ろで支えてくれたあなた
取られるものもないあの日 恨むことすらできなかった
立つ場所なんて嘘のよう 見慣れぬ景色に戸惑った
上手くできない私が一人 羊の群れにも入れない
去る場所なん...君と歩いた13year
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君を待っていた夕暮れ 予報は晴れでも降る雨
用意周到な君だから 持ってくるはず傘二つ
いくら待っても来ない君 初めてやった大遅刻
遠くで聞こえたサイレン 僕は何気なく向かう
そこで見た風景は 開いた僕と君の傘
雨の中濡れてる 白と黒の大人傘
通り雨が僕の 肩を叩いている
暖かい君のぬくもり 雨に交じ...大人傘
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倒れる場所を求めてひたすらに僕は道を行く
今の痛みが辛いからろくに死ぬことも許されない
綺麗なものに憧れたけど世界が石を投げ飛ばした
ありふれた夜に願いを乞うどうか明日は辛い事が
何も無いなんて無理だから 少しでも数が無くなればいいや
下を向いて歩いていた そこで君と出会った
君が教えた生きる意味と...君の背中
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君の吐息がそばで聞こえる
肌に伝わる鼓動の音が
なんだか少しくすぐったい
いつもと違う天井見つめ
窓から差した光を浴びた
昨日と違うボクがいる
隣で安らぐ寝顔の君と
ツリーに置かれた贈り物
こんなに朝が愛しいなんて
こんなに愛が眩しいなんて...愛しい朝を抱きしめて
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焼き尽くしてよ私ごと
灰に返せばいいじゃない
終わることない夜に叫ぶわ
心狂わすアラベスク
冷めた人ほど特に笑うわ
差し出す腕を携えて
ピエロのように踊る姿を
ワイン片手に腰かけて
音に酔えればどれだけましか
甘い香りと金の音...焼却ロンド
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雪で埋もれた黒板に
色んな花が咲いてる
別れの涙も降り出すけれど
今までの日々に「ありがとう」
溢れる光、今は滲んでも
素敵な出会いを照らしてる
例え君がいなくなっても
黒板の文字が消されても
忘れることは無いだろう
覚えているよ違う空...忘れないよ、いつまでも
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破り捨てた青空 紙飛行機を飛ばした
ガラス越しに映る顔 僕はどこを見てるんだろう
白く汚れた黒板に 誰かの夢が描かれる
教室、隅の机で 針が廻るのを見てる
今は何時? そろそろかな?
「サヨナラ」告げてドアを出る
見慣れた校舎の色 セピア色に輝いて
履き潰した靴を鳴らし 三年分の段差下りる
触れる色...「 」と告げて
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出来そうだからと馬鹿にした
誰でもできると笑っていた
実際自分は何もせず
上から目線で謳っていた
他人から聞いた言葉だけ
鵜呑みにしたまま嫌っていく
汚れたままのフィルターで
白も黒へと変えていく
自分ではやらずに笑っていた
知らないままで馬鹿にした...知らないままで馬鹿にした
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雪が奏でる世界へと そっと かじかむ指伸ばす
君に旋律を届けて 春になるまでもう少し
二人で並ぶ足跡がまだここにあるから
名前を刻んだ窓映すバスが走り出す
街と残る名前 切なさのgradation
忘れないよ明日を目指して 離れてく空の下
雪が奏でる世界へと そっと かじかむ指伸ばす
君に旋律を届け...冬の旋律
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春、空の青さを知った
透き通るような風の高さに
恋焦がれる程胸を引かれた
夏、溶けるような熱の中で走った
夢の温度で肌が焼けてく
流れる汗が気持ちよかった
向かう先が見えてなくても
笑いながらがむしゃらに
全部が全部、好きだと言えた
四季折々の風が吹く...四季折々の風が吹く、全部が全部、好きだと言える。
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拳を上げろ、前に進め
目の前の壁はぶち破れ
どこか遠く響く音も
かき消して吹き飛ばせ
爆ぜろ爆ぜろ高鳴る鼓動
「有言実行」叩きつけろ
熱にうなされたまま
燃やし尽くし灰になれ
どうせ咲いて散るだけなら
空を覆い尽くすほど...Fire Works ‐花火‐
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雨が嫌いだった
暗くて寒くて音が消えるから
過ぎ去る車は早くてパシャリ、水を跳ね上げた
雨が嫌いだった
深い水溜り靴が濡れるから
傘を持つ指が風に吹かれて震えだしてる
晴れた日の空はあんなにも
とても綺麗だと言えるのに
同じ世界と思えない程
足元ばかり見てしまう...雨が嫌い
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どうして泣いてしまうんだろう
自分の事じゃ泣けないのに
君の話を聞いてるだけで
息が出来ないほど泣けてしまう
どうして君は笑うんだろう
そうなれるほどどれだけの時を
君は抱えてきたのだろう
震えあがるほど傷が深くて
笑いながら話す君が悲しくて
こんな世界無くなればいい...悲しい世界が無くなればいい
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何も無いと思っていた
何かが出来ると思わなかった
朝が来るたび光の中でくだらない人生だと思う
周りで働く人もふざけて暴れるヤバい奴も
どこか遠くの場所から見下ろし
少しうらやましいと嘆いた
タバコの煙を深く吸う度
やるせない気持ちが胸にたまる
吐き出す煙が空に溶けてく
僕だけをここに残したまま...動けない自分と向き合う詩を
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道端に咲いた花 風に揺れて煌めいて
跳ねる鼓動ときめいて 頬が緩む昼下がり
ありふれてく 散りばめられた幸せを
そっと優しく触れて 笑顔で世界に「こんにちは」
心に流れる風を探して
今日も素敵な時を過ごそう
心に芽吹いた場所を求めて
明日も素敵な夢を描こう
どこまでも歩いて道を繋ごう
光降り注ぐ幸せ...心にそよいだ風の歌
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人を愛するってなんだろう? 優しくするのと違うかな
どこまで好きと呼べばいい どこから愛と呼べばいい
それが分からない僕だけど優しくいたいと思います。
子猫がとても好きだけど 溺れる程の愛はない
あの子もとても好きだけど 誇れる程の愛はない
それでも確かに好きだから優しくいたいと思います。
「優しく...優しくいたいと思います。
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多分いつか忘れるでしょう
始まりの場所で抱く思い
それでもきっと覚えているよ
それが幸せだったこと
あの日の雨と逃げ出した夜と
居場所を求めた世界の隅で
色を無くした視界の中で
傘を差し出す君がいた
傷に沁み込むシャワーのように
知らない愛が痛かった...多分いつか忘れるでしょう
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まだまだ終われないんだろ
このまま止まれないんだろ
追いかけてく空の向こう情熱色のまま
燃え盛る熱意の中で
咲き誇る希望の花が
夕焼け空の下芽吹くから走り出してた
どこまでも染めてく赫が
夜を迎えてしまう前
離れてく君の背中に伝える事まだあるんだ
駆け抜ける記憶と街を...赫ネ空
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今でも覚えてる 初めて出会った場所
歌声重ねた君の部屋
年が 過ぎるたび増えてく
今も 君の事好きだから
繋ぐメモリー 鳴らすメロディ 響く歌声君と
二人 跳ね上げる心のベルで
今でも笑えてる 季節が変わった場所
リボンで結んだ赤い糸
歌が 増えるたび笑った
今日も 君の事好きだから...リンとしたベルで
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蒼い月が照らす夜に 遠く祈るあなたの顔
「元気でおられますように」 呟く声と星が流れた
窓辺に飾った綺麗な花 今は少し枯れ始めました
月明りに並ぶ手紙 知らない場所の匂いがする
旅立つ背中送る笑顔 切なさは今は邪魔になる
あなたが見えなくなるまでは 眺めていたいです
「いってらっしゃい」どこまでも
...旅をするあなたへ
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眠れない陽が昇る前の一番暗い夜に
当てもなく何かを求めて暖かい部屋を飛び出した
眠る街抱くように歌う空の煌めきがそこにあった
星が綺麗だと呟いた声が白く輝いて夜を飾る
時を忘れるほどスターライト 吸い込まれていくブラックスカイ
写真に残せはしないだろう きっと今だけの素敵なタイム
スターゲイザー消え...朝方スターゲイザー
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咲いた此花 夜に埋もれて 薄紅色に映る月
揺れる水面と星の酒 謡う姿は夢心地
今宵限りの別れと知りて 遠い契りを結び付け
燃ゆる命が影揺らし 刹那の蝋に溶けてゆく
あぁ愛しき我が蝶よ 極彩色の羽の中
叶わぬ夢に溺れて眠れ 目覚めるまでは共にいよう
終を迎える朝の霧 今宵今夜は永久の夢
過ぎた徒花 闇...今宵今夜
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もしも僕がこの記憶のまま タイムマシンに乗れたのなら
過去と未来、二つの時代 どちらの世界へ旅立つかな
知らない世界、既知の異世界 どちらも楽しいものになろう
刀を振る、空を走る 想像してたら夜が終わる
僕が描く、物語は 今の僕のまま主人公に
でもそうすると今の僕は 一体何が出来るのだろう
タイムマ...タイムマシンがあったのなら
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夜を歩くことはできるけど
朝は怖くて動けない
晴れた空眩しすぎて泣いてしまう
雨に濡れて張り付いた泥は乾かない
誰かの声を聞くたび 居場所を見失う
自分の声は小さくて もう聞こえない
一つだけ踏み出せたなら楽なのに
動くことが出来なくて死にたくなる
言い訳ばかりが胸を締め付ける
後悔すらできないほど...Not to be
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いつから声を抑えることになれたのか
本当はもっと歌いたいのに
心のまま、この気持ちのまま
歌を歌いだけだったのに
上手いと思われたいのかな
誰かに嫌われたくないのかな
隠し続ける歌声が何より嫌いだったのに
ひび割れる声と心 掠れていくの思い出だけで十分で
今は燃え上がるこの気持ちだけ
震えあがって歌...歌い尽くして
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砂が躍る 焦がしてく思い
空の向こう描いてく楽園
果てなく続けた 命の灯
夢を孕んだ空だけが咽び泣く
どこまでも伸びてく地平 ウバタマの花びら
揺れる蜃気楼の中 浮かび上がる故郷
どこまでも伸びてく地平 華やかに霞んで
夕焼け沈む赤色 見送る鳥の歌声
夜が来れば 燃えた大地にも
風が止まる安らかな眠...烏羽玉の花が咲く
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思いつくまま適当に 星にかかわる言葉遊び
意味はないが言葉がある 代わる代わるの星が出る
水金地火木土天海で 訳も分からず始まるメーデー
準備不足の船に乗り込んで 空の彼方に行きたいよぅ
サジタリウスから流れてくスピカ オリオン鳴らすペテルギウス
もちょっとコメット溢れてくメテオ エンジンふかしてど...奇をテラったステラを歌った
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時刻通りの遅刻の行方 始業前から怒られる
金にならない時間さえ くだらないマナーがこだまする
昨日残った読まない資料 無駄を無くせと無駄に言う
分からないなら何でも聞いて 「私は何をさせられてるの?」
薄着のスーツを望まれて 棘を隠して花咲かす
枯れ木が嵐を起こすなら あなたが桜を咲かしてよ
うんざ...仕事だりぃ
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ハローハローハロー 僕の声が聞こえていますか
ハローハローハロー 君はそこにいるのでしょうか
宇宙船から見える景色 目を閉じても変わらない
辛うじてついてる赤い光が 僕の命を物語る
無線機から流れる雨の音 気が狂うほど鳴り響く
そばを流れた誰かの光 僕の祈りは届きますか
広い世界の狭い場所 誰にも届...一人ぼっちのハローハロー
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怖いほど何も映らない 見たこともない白の景色
纏わりつく霧の重みで 引力さえも変わっていく
砕かれ割れたガラスの破片が 喉に交わり声が止まる
足に絡まる無数の細い手 振り払う度命削る
道標何も映さない 死へと変わる雪の奔流
震えてく胸の高鳴りと 気づかず鳴らす奥歯の音
感覚さえも冷たく溶かされ 握る...ホワイトアウト
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遠い昔のような過去 いつもは忘れてしまってる
ふとした時に溢れ出る この感情に名前はない
昔の欠片に触れた時 懐かしい歌を歌う時
輝きだした宝箱 何より愛しい物でした
遠く遠く離れても はっきりとした記憶達
昨日歩いた道よりも 確かに僕は覚えてる
甦る情景がいつしか涙に変わってく
悲しいハズはないの...After Flavor
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ひとりぼっち入れない 鮮やかな花が舞う輪の中に
傷つくことが怖いから 傷つけるのも怖いから
歩き出す道の端 大きな川の流れ身を任せ
違うものになりたくて 違うものに恐れてた
泣き出しそうで笑うだけ 何も言葉が出ないから
ゆっくりとため息 また一つ何かが逃げていく
難しいな人生って 諦めた方がいいのだ...私らしくゆっくりと
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水面揺らす二つの背 どこまでも弾んでいく
裸足で駆け抜ける空 影を合わせキスをした
雲が流れたなら 夢を描いて
二人歩く未来 どこまでも続け
抱きしめた手のひら 暖かいから
笑いあう声が響いた
愛をちりばめて 君に手を伸ばした
触れる指先が 大好きだと歌う
肩を寄せて映る影 水の音が響きあう
言葉止...水恋 ~スイレン~