タグ「鏡音リン」のついた投稿作品一覧(37)
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「はぁ・・・」
リンは重い足取りで自分の部屋へ向かった。
保健室を出た頃にはもう陽は沈みかけていた。
「あ!リンちゃんおかえりなさい!!」
「ただいま・・・」
同じ部屋の初音ミクが、二段ベッドの上でスナック菓子を食べていた。
ミクはスナック菓子の油で汚れた指を服に拭うと、リンに一枚の紙を差し出した。...メイド・流華のはなし。【5】
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「だそうですが・・・」
流華はリンを呼びに来たメイドに言った。
リンは布団の中で身を硬くして、ぎゅっと目を瞑った。
「いえ、どうしてもとおっしゃるの・・・」
「リン様は今日、体調が優れていらっしゃらないのでと伝えてくだされば、納得されると思います」
「じゃあ、そうお伝えしておくわ」
保健室のドアが軽...メイド・流華のはなし。 【4】続き!
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「ん・・・レンっ・・・んぅ・・・・」
「リ、ン・・・」
とても幸せな夜の時間。
この時間だけは、日常の嫌なこと全てを忘れられた。
嫌なこと、も。
「はぁ・・・」
鏡音リン14歳。
大手金融企業会社の社長の娘として生まれる。
そんな、一見恵まれた育ちに見える彼女。
実は、とんでもない秘密があった。...メイド・流華のはなし。【4】まだ途中です・・・
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部屋に入った途端、黒縁眼鏡をかけてカメラを持った、カメラマンらしき男がフラッシュを光らせた。
「あ!皆さんお待ちしてまし・・・」
「いきなりびっくりすんじゃない!ったくもー!!」
カメラマンが言う前にリンちゃんが怒って言った。
「あはは・・・ごめんね。君は・・・双子の鏡音リンちゃん、だっけ?ハーフの...社内恋愛【部下の前に、女なんですッ!】 10
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「ここも変わったなぁ」
セミが耳を塞ぎたくなるような大音量で鳴く中、白い満月の光だけが俺の足元を照らしていた。
「暑・・・早く行こう」
額から噴き出してくる汗を拭い、居酒屋に入った。
「よぉ」
「カイト!久しぶりー!!」
高校の頃のクラスメイトが集まって同窓会を開いていた。
「変わってないじゃーん!...夏の夜【読みきり】
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「でかい・・・」
撮影場所は確かにここで合ってるはず。
でも・・・
「何階建て?」
でかすぎっ!!
うちの会社のビルより高さは高い!
それにデカイ!
もう一回手元の地図を見て場所を確認し、固唾を呑んで建物の中に入った。
目の前の白いドアをノックして、ドアノブに手をかけた。
「失礼しま・・・ぶっ!」...社内恋愛【部下の前に、女なんですッ!】 9
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(へ?)
唇に、何か軟らかいものが当たる。
「ふぇ?」
ゆっくりと離れて、
「ミク・・・」
そう言うと、お兄ちゃんは私を抱きしめた。
(え、え、あ、えぇ!?)
落ち着け、私!!
えっと、今、私お兄ちゃんと・・・・
「離して!!」...ワガママ!天然!ドジっ娘ガール!!~こんな私を愛してください~【5】
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今日は日曜日。
お兄ちゃんとリンちゃんと遊ぶ約束をしています★
これはリンちゃんとお兄ちゃんがお近づきになれるであろう絶好のチャンス!なんだけど・・・
「お兄ちゃん~~~!!起・き・て・よぉ!!」
「ん~・・・」
お兄ちゃんが起きてくれません!
「ちょっと!早くしなきゃリンちゃん来ちゃうでしょ!!」...ワガママ!天然!ドジっ娘ガール!!~こんな私を愛してください~【4】
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メイコお姉ちゃんが結婚した。
「お姉ちゃん、おめでとう!」
「ありがとう。ミクも早く幸せになってね」
「うん!」
数十年後――
「幸せ・・・・ね」
メイコ姉さんとの幼い頃の写真を見て、自分の無邪気な笑顔にふっと笑う。
ふとテレビのリモコンを手に取り、テレビをつけた。
『話題の双子のアイドルユニット、...【読みきり】昔と少しも変わらない【ですよ】
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「授業始めまーす」
先生が教壇に立つ。
「じゃあ、昨日の宿題出してー。答え合わせします」
がさがさと机の中をあさる。
・・・・ん?
(あれ?確か昨日、宿題やって机の上において鞄の中に入れ・・・)
てなかったー!!!
「初音さん。問1の問題答えなさい」
答えるも何も、宿題が無いから答えられないよー!!...【お礼絵も見てください!!】ワガママ!天然!ドジっ娘ガール!!~こんな私を愛してください~【3】
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私、初音ミク16歳。
水の入ったバケツをそのままひっくり返す、とんでもない事を相手に言っちゃったりして怒らせちゃったり、そんな感じの天然?16歳。
いや、天然って言うのはぽけーっとしてて可愛い女の子のことを言うんでしょ?
じゃあ、私は違う。
可愛くもなければぽけーっとしてもない?ただのアホな女子。
...ワガママ!天然!ドジっ娘ガール!!~こんな私を愛してください~【1】
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「レンッ!」
公園に入り、レンの名前を叫ぶ。
「うおッ!?」
遠くに小さく見えるレンの肩がびくっと上がる。
すぐさまレンに駆け寄る。
「なんだよお前・・・カイト先輩の事ならまた俺がなんとかして・・・・」
「違う!」
レンが言い終わる前に叫んだ。
「好き!!」
「はぁ!?」...ワガママ!ロリータ!スイートガール!!~こんなあたしを愛してよ~【最終話】
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レンに送られて家に入り数時間たった今。
レンが気になって仕方ない・・・!!!
もうカイト先輩とミクどころじゃない!今はレンが気になるの!!
(レンのあほ!なんでいきなりあんな事すんだよ!!)
いきなりそんなことされたら誰だって困る!そして気になる!
(レンの・・・)
ピンポーン
家の呼び鈴が鳴る。
...ワガママ!ロリータ!スイートガール!!~こんなあたしを愛してよ~【6】
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「じゃあ、俺ミク先輩といるからお前カイト先輩といろよ!」
「了解ですッ★」
わーい★レン、意外と優しいトコあんじゃん!
惚れ直したわ♪
って、あたしが惚れたのはカイト先輩だけだけど~
「お!いたいたッ!じゃ、俺先行ってくっからうまくやれよ!ミク先ぱーい!!」
レンはミクとカイト先輩のところへ向かった...ワガママ!ロリータ!スイートガール!!~こんなあたしを愛してよ~【5】
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コスプレ
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「おはようリン」
朝起きてから、一番初めに自分に挨拶をするのが日課。
今日は日曜日!
ミクとその他の友達と遊ぶ約束をしています。
なんと!ダーリ・・・カイト先輩も来るんです!!
(何を着ていこうか・・・)
部屋いっぱいにぶっ散らかした服を並べてカイト先輩の好みを考えていた。
・・・・てゆうか
「あた...ワガママ!ロリータ!スイートガール!!~こんなあたしを愛してよ~【4】
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淡リン
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雨の中のお散歩
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カイト「心中姫の裏話だよー見てない人はプロローグから見ようか」
メイコ「やる気なッ!」
レン「これって主人公誰ー?」
リン「あたしでしょ」
カイト「いや俺だろ」
リン「でも心中姫ってあたしだし」
カイト「でも俺視点でやってるから」
ミク「わすれなーいでねー♪うふふ(鬱」
メイコ「あぁぁぁぁごめんミク...心中姫 裏話?的なモノ(´▽`*)
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「・・・・・心中姫なんて・・・」
心中姫なんて、存在しなかったのか?
俺は、凛と蓮の兄だったのか?
「そうです、兄上様。心中姫など、存在しなかったのでございます」
「どうして!彼女は心中姫という異名をつけられ、罵声を浴び続けていたというのに!!」
「・・・・・落ち着いてくだされ、海斗殿。我々も今まで...心中姫【最終話】
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昔、村で双子が生まれました。
その双子は有名な大名の子供だったものですから、村中祝福してね・・・
「男児が産まれた・・・・・?」
「海斗様がいらっしゃるのに、男児が産まれた?」
「男児を売れ!城の主となる男児は一人で充分だ!!」
しかし、すでに城には主となる男児が産まれていました。
双子の男児は、別...心中姫12
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「こんなにうるさくては、どんな美人の女子を相手にしてもつまらないではないか」
凛と同じ、金の髪。
髪を一本に結った少年。
乱れた着物。
「蓮様!」
美紅が小刀を投げ捨て、少年に抱きついた。
「ああ、美紅は・・・・ずっと、ずっと、蓮様に会いとうございました・・・!!幼き頃から蓮様のお傍にいたくて・・・...心中姫 11
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「かっこい~・・・」
「何、先生と生徒の禁断の恋ってか?」
レンがまたあたしを笑って言った。
「違う!あたしはただのミーハーで、ただ先生をカッコイイって思っただけ!男子はみんな、あたしの恋人だも~ん!!」
また肩をちらりと覗かせて見せる。
「うわ何お前キモッ!」
「もちろんレンも恋人だから安心してね...ワガママ!ロリータ!スイートガール!!~こんなあたしを愛してよ~【3】
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「着いた・・・・」
ここが、遊郭・・・・
煌びやかな建物でも、やはりどこか気味悪くて、寂しい感じがする。
「嫌だわ・・・・気持ち悪い・・・・・」
さすがの芽衣子も俺の後ろに隠れて震えていた。
「参りましょう」
芽衣子とは裏腹に、美紅はどんどん建物の中に入っていく。
建物の中に早く入りたい、という心情...心中姫 10
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ALICE?
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「すみません、そこのお方」
美紅が通行人に話しかける。
「なんでござんしょ」
「金の髪をした姫を見ませんでしたか」
「金の髪?異人さんかね」
「いえ。我が国には珍しい、産まれながらの金の髪にございまして」
「そんな異人様の様な娘は知らぬ」
鎖国が終わった直後で、皆異人が嫌いだった。
通行人はそっぽを...心中姫 9
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あざ笑う様な声。
「何よ~…」
隣の席の鏡音レンが、呆れた顔でこっちを見ている。
「お前さ、自分の顔にどんだけ自信あんだよ」
「顔だけじゃないし~。全てが完璧なリンちゃんですけどなにか?」
なんか苗字も一緒でクラスも一緒で隣の席。
まぁ、腐れ縁みたいな関係。
「つーかお前よりだったらミク先輩のが可愛...ワガママ!ロリータ!スイートガール!!~こんなあたしを愛してよ~【2】
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あたし、鏡音リン14歳。
フリルが好き、リボンが好き、ロリータ服が好き、甘いものが好き、そして何より可愛いもの=あたしが大好き!!
ナルシストかって?
いやいや、可愛いものを可愛いって言って何が悪いっての?
「リンちゃんおはよ~・・・」
眠たそうな目をこすりながらふらふらとこちらへ向かってくるのは、...ワガママ!ロリータ!スイートガール!!~こんなあたしを愛してよ~【1】
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あたしを嫌いな奴なんていない。
「おはよ!リンちゃん!」
なぜかって?
だってね・・・
「おはよう」
だって・・・・
「今日も可愛いね!」
「あったり前!!」
あたしは世界一可愛い女の子なんだから!!
ワガママ!ロリータ!スイートガール!!~こんなあたしを愛してよ~【プロローグ】
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「ん・・・・」
ふすまから漏れる朝日のまぶしさで目を覚ました。
「凛・・・?」
さっきまで、いや、昨日抱きながら寝たはずの凛がいなかった。
『明朝には迎えにあがりますので』
楽歩の言葉を思い出した。
(そういや、そんな事言ってたな・・・)
凛の寝ていたところが、まだ暖かい。
俺は凛の寝ていたところに...心中姫8
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ぎし、ぎし、ぎし
床の軋む音がする。
(誰だ・・・?)
スッ
誰かが俺の部屋のふすまを開けた。
「誰だ!」
「わッ!」
聞き覚えのある女の声。
「す、すまん、海斗・・・」
「凛?」...心中姫7
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「くらえ美紅ー!!」
ぼすっ、と鈍い音がした。
「え、ちょ、やめてくださいぃぃぃ!!」
「あはは!くらえ美紅ー!!」
「やーん!芽衣子様まで!!」
「ここはどこの寺子屋だー!!」
枕投げをしている三人、凛、美紅、芽衣子は、すぐ寝ると言っておきながら全然寝る気配がない。
「海斗、寺子屋に枕はないじょ?...心中姫 6
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凛が言った時だった。
パタパタパタ・・・
天井から、物音がした。
「なんか、上から物音がするわね」
「さようにございますね・・・」
ドン!
「誰だ、お前ら!!」
天井から、女が二人降ってきた。
「我が名は百合!姫を連れ戻しに参った!!」
「我が名は麻奈!!姫を返せ!!」...心中姫 5
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広間へ向かうと、もう他の奴らが宴を始めていた。
「あ!海斗殿!先に飲ませていただいております!」
「お誕生日おめでとうございます!!」
そうとう飲んでいるせいか、他の奴らはふらついていた。
「ささ、海斗殿!飲んでくだせぇ!!」
「おう」
広間の一番前に座る。
俺の隣に芽衣子が座った。
「では、海斗殿...心中姫 4
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自分の小説のイメイラ
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