PIGEON BLOOD

もし　些細でも　優しい言葉　投げかけてくれるなら
暗闇の中　飛び込んできて　ずっと　手を伸ばしてるの
真っ赤なルビーが愛の炎ならば
それすら喰らう情愛をあなたに　あげる
全てを焼き焦がしてあなただけを抱きしめる

ODIOUSNESS

硝子細工の視界を汚した　悲しみを抱き　堕ちる
折れても穢れなき　純白の翼を広げて　天空(そら)を仰いだ
共に歩んできた大切な時が　牙を剥いた
刹那　露と消えた
剥がれ落ちる至福が星空のように煌いた

pArANo!d LovE

そうやって蔑んで　私を遠ざけて
だけど無理よ　彼は　私が奪うから
誰にも渡さない　触れたいんだったら
私の唇越しで　あげる
彼のために　私は生きたいの

Pamegranate

脳に広がる感触　背徳に通ず
常闇に住まう為　口に含む果実
喰ろうた業　愛欲に似た蜜を貪る
慈しむその指は　言葉と共に傷
掘り起こし　血を啜る　穢れと共に

CRUCIFXION

体が軋むよ　心が血を流してる
助けてよ　ねぇ　何に縋ればいいの
ちょっとした妬みから　憎しみに変わって
どうして許そうと　話そうと思わなかったの
誰が悪いわけじゃない　正しいことが　ただ

紫黒の禁書

かすかに聴こえる慟哭の奥に潜むものを拒み
恋の素晴らしさ　生きる喜びを　絶対と信じる　思想
我こそが軸ぞ　聴く耳は持たぬ　信ずるは　そう　我よ
理を知らぬ哀れな王に　今　忌まわしき言霊　捧ぐ
禁じられた書物に封じられた

BURY ME WITH GRIEF

暖かい日差しが刺さる　街はいつもと同じ顔色
青い空と白い太陽が影を作っては人を見下ろす
その時　僕は　孤独になった
暗い部屋の中じゃなく　空に浮かぶ硝子の柩
閉じ込められ　聞こえない　僕の声も　消える

悲恋水葬

あなたが奪った心は　今は海原で迷子になった...
誰にでも優しい顔　ホントの顔は...多分、知らない
私だけのものになってたはずの
あなたは"ミンナノモノ"になってたわ
王子様じゃないことぐらいは　わかってるの　子供じゃないし

REGRETFUL EYES

嫌だった　僕からの SAY GOOD-BYE
それは　君とは逆だった
最後まで傷つけた
僕は君にとって　ナイフだった
些細な出会い　次第に惹かれ