作品一覧
その他
オンガク
暗闇の中で声が聴こえたんだ 何も見えないはずなのに 声が光って見えたんだ 声につられて進んでいくと いつしか声は唄になり 優しく僕を包んでた 朗かな声のその人は 小さな苗に水をやる 光と唄と水を受け 乾いたそれは 少し潤う...
Water
物音がして目を覚ます 時計の針は午前2時 枕元の機械に手を伸ばす まだ肌寒い部屋の中 小さなライトに照らされて 世界に私1人見たい お気に入りの音楽をかけ もう1度瞼を閉じる 時計の針の微かな音が 私の鼓動とリンクする...
夜の音