タグ「歌詞」のついた投稿作品一覧(6)
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肌色のザラつきと口元に纏わり付く鉄味の赤色。
軋む音が鳴り響くグロテスクで下品な熱を孕んだ部屋。
覆いかぶさる影が動いて色は更に熱を帯びていく。
軋む音が早くなる。
「今日」が次第に意味も無く死んでいく。
怪物は僕だった。
「教えてよ、ねぇ、先生」
「赦して」と叫んで、伸ばした手は虚しく空を切る。
...ツァラトゥストラはかく語りき
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喉を通って吐き出したこの声が、誰かを殺す声に重なって
現状(いま)を隔離した君の手が、やけに冷たくて
「主の救済」はもう品切れで、形骸化した声だけが残る
君が好きだった銘柄は、今じゃただの「傷痕」になって
君が泣いた、昨日の事を思い出して、死ぬんだ
「赦して」と叫ぶ
「怪物になった僕を救ってよ」
ね...怪物の名前 歌詞
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依然、世界は醜悪で、噎せ返る血と札束の舞踏
君は僕の手を引いた、香水が鼻に付く
「嗚呼」
不貞の眼差し、逃避行、望んだ結末とは違って
『現状』を隔離して、夕方の街へ消えてった
週末とサイレンの音が近づいて僕を嘲笑う
「終末の…何だっけ?アレは…」思い出す前に跨った
「『それから』は考えないで、今だけ...死期彩 歌詞
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「君」と「愛」と「何か」を混ぜて
出来上がったのが僕だったり?
五分間で何度イケるか、犯行前夜に
YEAH!!
君が言ったんだ
「分からないんだ」って
夜が鳴いた
「昨日の事さ、耳を塞いでも聞こえた
響く嬌声、軋む浮遊感に満たされていた」
それを聞いていた僕は、君が泣いていた意味を理解して...犯行前夜 歌詞
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君は「愛」と呼ぶが、歪んだ劣情
「恋」と呼ぶにはちょっと重い
舌先から指の先へかけてなぞった
「完全犯罪」と云う
云え。
先週の火曜に、君が言った
「イカサマばっかなんて、つまんない」
情緒不安定、君は逝った
「言い訳ばっか、なんてつまんない」
夕方五時、ネオン街と...ルーフトップ・ナイトダイバー
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散々、酩酊、なんて言ったって
世界が終わる参秒前に
彼の娘が言った閑話休題を
僕が刺して笑って痛んだ
単純明快、こんなハスキーを
世界が終わった後に言うな
盲目的に恋しちゃってんだ
僕が刺して殺して終わった
散々めいて、なんて言ったっけ?
世界が終わる肆秒前だ...Knife On The Dancefloor. 歌詞