タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(230)
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舐める 濡れた土の味
倒れては 白く咲いて
空白はどんな場所だった?
首を振る
注ぐ 注ぐ
唇より 髪が脚が腕が
その音と味 骨になるまでを
覚えてる
骨は土になって 土は塵になって
還る場所もなく 深い場所へ沈む...冷雨と土
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あなたをかたち造る。
その幸福の色を 辿るように
まるめたからだ 触れる
温かな羊水と その記憶が
混じる
深い場所 浅い声 惹いた指
つま先を捩じる いま、ここにあるすべて
待っているのに。
あなたをかたち造る。
堅い壁の温度に 侵されてく...aura
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空は揺らぐ
ぼくらの想いを残して
引き結ぶ線 撃ち消す等速度
繋げば きみに届くのかな
ただ 許されたかっただけ
ささやく言葉 片隅に消えた
紺を染めだす 残像のまばゆさ
繋いで きみに見せたいのに
星は逸れる
ぼくらの願いを忘れて...ライトダウン
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ぼくは ぼくが誰よりも大好きで
余所を見る歩き方 できないでいたのさ
雨の日に 雪の日に 晴れの日に
ぼくは死んで また生きる 憂鬱なくりかえし
たとえば100万回 生きたとして
流れる涙の数を 笑ってるだけ
ぼくは きみがいつのまに大好きで
横ばかりを見ている そしてたまに転ぶ
白いきみ すまし顔...1/1000000
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君のいない部屋は 静寂がうるさい
バカらしい未練が 冷たく転がって
今となって分かるよ 君が泣いた理由も
苦い煙草の味が 過去も消してくれたら
歩きだせなくて 僕だけが止まったまま
崩れてく 零れ出す 涙混じり 「愛してる」
例えば、もう一度。 そんなこと思って
伸ばしてたてのひらは 夜空を掻いただ...Regrets night
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オリオンの夢 揺らう 虚ろ
はなれていく はなれていく
想い出ばかり なぞる 日々は
硬化しては 剥がれていく
もう 思い出せないよ たくさんのものが
上手にしまいこんだつもりで 溢れだす
空 色のない虹が 君を連れていく
窓枠の小鳥のビィドロに 泣いていた
暮れゆく海 空にも土 だれかの歌
ふれあ...iの肖像
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た だよ う むらさき の うみ
まばたき こおる とじこもる じかん
震えるからだ 抱き抱えて
きみがうまれる 星をさがしてる
1と10 繋げる遥かの音
包み込む 景色のあたたかさ
忘れないように 覚えていて
ここにだけある温度
銀河にくじら 夢中の宵
きみがうまれる 星は揺らぎだす...スペースフィッシュ
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息をしてたよ ただ それだけ
しずかに季節が瞬く あいまの夢
仰ぎ見た空 白に染まり
歌は、とまる
忘れてしまったんだ
愛の伝え方も 体温も きみの声も
ただ巡るこころのなかで 取り残され
おわる
しろい世界で ぜんぶにさよならできるなら
それも悪くないさ 微笑みがゆれた...いきていただけ。
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【A】
甘い傷跡 揺れる胸のおく
硝子の華を抱え 僕ら 歩いた
ずれたピントが 映す夢 淡く
かき集める手 傷ついてくばかりで
【B】
駆けだすには少し この華が
邪魔と知り 惑い 立ち止まる朝
【サビ】
反射した世界が 陰り出した時...硝子の華
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さかさまの空がおとす ぼくの心の通知表
開いてみりゃアヒルだらけ すぐさま投げ捨てた
ぼくはどうやら劣等生 きみはぼくより劣等生
きみはぼくに笑いかけて ぼくはそっぽむく
歌は未完成 もう ぼくらはその名を 忘れ
さよならする タイミングを 測り損ね続けてる
いちばん大切なものさえ ぼくに守れるはず...アヤフヤ
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【A】
この窓の むこうがわ
角度をまちがえた世界は
今日の日も かわらずに
足音を食べて生きている
【A】
「うれしいよ」 「かなしいよ」
以上ぼくの感情発露
ガラス越し ため息に
織り交ぜた言葉 意味ないよ...夕焼けトレイン
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もう、なにもないんだ
呟いた心のまんなか 苦い雨が降る
階段をのぼる くりかえす
うら おもて うら おもて
灰の空しずむ ふりかえる
うら おもて うら おもて
疲れて 閊えて
なし崩し 種を焼く日々
青信号、ていし 赤信号、ほをすすめ
喪す卵、せいし 行き止まりだ、足を折る...Blank
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もう何度繰り返したかもわからない
ぐにゃぐにゃの線をいったりきたり
今にも泣きそうな横顔がよぎって
逃げられない踏切で眠った
零せたらそのままにできたことすべて
喉が言葉にしてくれないけど
まっすぐをただ刻むグラフの線だけ
知っていてくれればいいよなんて
ぬるついた感情を塗って塗って塗って
平均台を...オーバーヒート
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とおくで なにかが こぼした ことばが
くらりと くうきを ゆらして とどいたの
すいそう およいでいる さかなの あいいろ
しずかに まどにうつして だれかに わらえたら
そっと 流れ出す 声
しろい 壁だけが 聞く
膝を 抱えこみ 拗ね
すこし 泣きそうな 夜
ロンリーガール らら、どこに飛ば...ロンリーガール
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【A】
とおく 揺れる夢 白い空の底
瓶に つめた時 動かないでいて
もしも その腕を はなさないままで
ふたり 永遠に 傍に在れるなら
【B】
遠いことのように スコープごしにみた未来
微笑んで きみがいう さよなら
【サビ】
もう一度だけ 抱きしめていいかな...白昼夢
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【A】
すべて溶かすよな 暗く 甘い雨の夜に
その傘が少し 優しすぎただけ
願いは届かず 最後は選べないもので
せめてきみだけは 濡れぬよう 祈る
【B】
大事なものから 遠ざけて 失くした
きみが 憎んでくれるなら 幸いになるよ
【サビ】
Hello Hello でも、さよなら ...Hello
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相対論理のインモラル まさかまさかの白昼夢
嘘つき きつつき キツネ憑き
いまさら倫理を持ち出せる あわれあはれバイオリズム
満身 三振 大惨事
愛する恋人射殺して いやよいやよも好きのうち
出会って 恋して すぐ捨てて
歪んだ諸国を視察して 待てば待つほど飽きていく
ホントの ことだけ しらんぷ...藍と真
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【A】
夜の鬱屈を撫で払い 紫紺の景色を進めや進め
囁き色めき街頭ちらり 彼女の姿は追うのに限る
一夜一夜に人見頃と 語るは彼女の為にありけり
小柄な背筋に背負うは奇譚 逢引く事象を紅く色づけ
【B】
どうぞ彼女に喝采あれと 叫ぶこの手に拍手鳴り
どうぞ私に幸いあれと 唸るこの手はひとりもの
【サビ...夜は短し歩けよ乙女
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【A】
かきまぜて 泡立った そのなかを覗いてる
投げ出した 赤い靴 笑い顔映ってる
きみはぼく ぼくはきみ 確かなる確証も
わすれてく 砂の海 かさねた掌へと
【サビ】
意味はなくして 空になる
夢はこぼして 皿になる
獏はしかして 蛇になる
獏はしかして 蛇になる...進化論
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【A】
感情を ひとつずつ こぼせば
あたたかな 涙へと 変わった
【A】
ここまでと 呟いた 放した
鳥籠を 焼き払い 別れた
【B】
揺れるだけの 水面なら いらない
やさしさとか あいまいさも いらない
【サビ】...籠葬
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【A】
ゆら くら のこ した ざん がい
ゆら くら つぶ やく こう かい
【B】
どれだけ 嫉妬に塗れ どれだけ 憎悪に燃えて
それでも 微笑んでいた わたしの こころを知ってる?
【サビ】
カウントダウン 終われば 残るは虚無
おわかれ ばいばい さよなら 「消えてよ」
カウトンダウン 終わ...ぜろ
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【A】
もうすぐ きっと 数が終わるから
そしたら 笑ってね
ぜんぶが ふっと 消え去る時には
その眼が ひらくんだ
【B】
くらい くらい 場所だよ
おもい おもい 声だよ
【サビ】
目隠し もう走れない まちぼうけ...Fantasia
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【A】
ダウン 傾く首 玩具の指輪
がたん 数字並べ どこいく車両
ダウン 行き先とは 愚問の問いで
がたん 幸せへと つまるところは
【B】
めざした場所 ぼくの 「ユートピア」
【サビ】
離脱 はぐれたからだ
せめてこころだけでも 寄り添わせてよ...Utopia
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(ミク)
【A】
「あなたが落とした おもちゃ箱は
いまはわたしが 持っているんです」
言いだせない日々 砂時計に
刻んだ文字は 秘めた恋心
【B】
緩やかに瞬いた 睫毛のその長さ
少しだけでも触れたいと 願うあさましさ
【サビ】...シンデレラと玩具箱
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【A】
微熱とび越え 38度
それでも 飛びこんだセカイ
ぽわぁってした その瞬間には
アナタも ぽわふるエンザかも?
【B】
へんなこと たくさんしちゃう
どうしたの!? っていわれちゃう!
【サビ】
ぽわぽわ ぽわぽわ しちゃうのっ!...ぽわふるエンザ☆
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【A】
つかのまの語らいは 水底にしずむ
ふれあう肩 くすりと 指すべる
「きみがあいしてたのは ぼく越しのきみね。」
擦れあう日々 陸には とどかない
【サビ】
きみは 手を伸ばすだけ それだけだよ
助けてはくれないね
淡く またたく最中 夢のように
クラムボンはしんだよ...クラムボンのなみだ
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【A】
水槽に 長い髪 温く ただよって
きみが歌うのは ぼくを揺らすため
伏せた眼の 奥の紅 鈍く 凪いでいる
水底がゆらり きれい、きれいだね
【B】
となりにいる きみの髪の色 想う
ちぎれた色 零れて 水を濁し
【サビ】
軋ませて もっと もっと もっと...水槽のさかな
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Call my this heart now 閉ざされた
君の奥 カギは何処?
飛び込んでいく 罪も恐れないよ
愛に嘘をついて ふたり、騙し続け
傷をつけあって
何か得たフリして 削りあったココロ
虚無に怯えては 泣いてた
はじめて触れあう その手
ねえ こんなにも儚く……
Call my this...egde
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繋いでた手の熱は また消えてしまうから
暖かいそのうちに 今度は抱きしめに来てね。
そんなことも言えずに 陽炎に溶ける背を
見送るだけのからだ 動くことができない
柔らかなことばたち どれだけを拾えたの?
問いかけ 零れおちたのは 涙だけだった
ねえ どれくらいの 光ならば
きちんときみに 届くので...さよなら、陽炎
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緑の 森の奥
大きなリンゴを集めましょ
抱えた たくさんの
真っ赤な果実でしあわせね
気付けば こぼれだす
ごきげん少女の鼻歌に
誘われ あらわれた
かわいいかわいい双子ちゃん
「お姉ちゃん こんにちは
ごきげんですね...モヒトツチョウダイ
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【A】
きみの手から逃げて しっぽを揺らす
ほんとうは捕まえてほしいのにね
その頬を引っ掻き やめてと叫ぶ
ほんとうは撫でていてほしいのにね
【A】
ひとりになるたびに 自業自得で
みゃあと泣いたって誰も来ない
あの頬の何倍も この心には
自分でつけた傷が残っている...ねこの憂鬱
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【A】
手を繋いで ふたつ、影
どこか遠くへ行こうとしてた
届かないね とおい、空
どこまでも高い高い 高い
目を合わせて すこし、だけ
踏切がおりるまででいいよ
そして笑って さいご、もう
駅についたらおわかれ
【B】...screw stops
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【A】
自分 初音ミク ボーカロイド 16歳
ソフト 歌うため 生まれてきた ネギが好きな
【B】
ぜんぶ 渡された 設定
覚え 演じなきゃ 「わたし」を
【サビ】
あたし 初音ミク ぼくは 初音ミク
歌を歌うのがだーいすき
おれは 初音ミク わしは 初音ミク...「初音ミク」
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【A】
ぴかり 点滅する白熱灯 きっともうすぐ電池切れ
抱えた膝 雨漏りの音 しんと耳をすませてよ
【B】
触れあう肩に 混じり合う声に 溶けて 食べられて
【サビ】
気付かないで 傷つかないで 蚊帳の外でまわして
摩擦の熱で 焼ける音 きいてた
見つけないで 見続けないで 嘘ばっかり囁いて
遠くの...夜とアパート
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【サビ】
愛すように 笑うように
ここで きっと 永遠に捧ぐよ
この胸 鼓動が 跳ねる きみに届け!
【A】
とおく わたしを呼ぶ声 まるで海のよう
ヒカリを纏って あの星を照らせ
距離を 縮めて瞬く 時はオルゴール
閉じたなら止まる ものがたりなんだ
【B】...アルミサエル