初目まして。沙汰(サタ)と申します。 今まで、趣味として自身のブログでちょこちょこ詩を書いてきました。 しかし、ブログと分離したくなったのでこちらに越してきました。 まだ始めたばかりで履歴が寂しいので、特に自分で気に入っていた詩などを一部載せています。 沙汰という名は思いつきなので、コロコロ変えるかもしれません。 また、詩も思いつきなので専ら閑古鳥が鳴いています。 ここまでのお目通し、ありがとうございました。 1つ一言でも気に入って頂けたら嬉しいです。 沙汰
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【A】
いつもの家への帰り道
ふと 気になって立ち止まる
視線の先には ただ一つ
道に佇む黄色い果実
【B】
どこの籠からあぶれたか
場違いすぎて眼を引いた
「地面で輝く太陽みたい」
初めは横目で見過ごした...グレープフルーツ
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少し口寂しい時に
思い出しては 手をのばす
噛めば噛むほど 薄れてく味
噛めば噛むほど 薄れるキモチに
安いチューインガムのような
近くの手軽な慰めを
百円足らずで手にしては
空腹紛らすため 噛み締める
噛めば噛むほど 広がる甘さ
噛めば噛むほど 蘇るもの...チューインガム
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産まれた時にはこの世界
全てが綺麗に見えていた
いつだか全てが歪んでた
それをこの眼のせいにしていた
毎日眺める君の顔
日々移ろって歪みゆく
きっとこの眼が壊れたせいだ
日々度をあげて行きました
そうしてこの眼を歪めたら
君は綺麗なままでした...fake eyes