タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(16)
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朝靄の野に立つ足先は、
鵐に濡れる露草に抱かれ悴むまゝに、
常しえに揺蕩うこころを繋ぎ閉ざす。
遥か遠く、ただ遠く広がる紫苑の空、
重なる雲は彷徨う。
あゝ風を切る鳥よ、大河を越えてゆけ。
ふわり、ふわりと浅き夢見し、
空に隠れた君を探せど、冷たき頬に現を覚え、
咽びし声に木霊すらなし。
ひとつ、ふ...越河恋歌
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「いま何処にいる?」なんて 別に興味なんてないくせに
あなたに呼ばれるなら 何処にだって行くわ
閉め切った窓を開け 飛び出すカラダに任せたら
惑星の隙間に流れ出す Sky Music
煌く音に浸ると 意味なんか要らなくなるの
二人を繋いでいる 恋とか 愛とか
指先が触れ合えば それだけで生まれだす ...Sky Music
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ひとつ お聞きするわ あなたの その安いドレス
このフロアに お似合いだと 思ってるの?
二言目に お世辞ばかり 喋る小鳥たちは
カゴの中に 引きこもって いらっしゃい
みんなの 目を惹きつけるは 真実の美貌
嘘つきと 偽善者は お帰りあそばせ
夜の帳 降りた闇に 隠れようとしても
音楽と 熱い眼は...【曲募集中】STEP and LIGHT!
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君に会ったとき 呼吸が止まったようでした
そのことは まだ言えずにいるけれど
頭上に広がるこの景色 千年前にも見た気がするよ
あの頃は どちらが先を歩いていたかな
わたしにないもの 君は持っているのに
わたしのささやかな自慢 どれも全部持っている
そんなのって ずるいよね
どうしたのって 聞くその態...【曲募集中】walk
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ミクジョーカー
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ああ 溶けちゃうくらい 熱い視線を振りまいて
ああ 惨めなほどに か弱い獲物を探すの
さあ 今日はどこから 甘い夜を連れてくるの?
そう ひとりで笑い 街の奥へと繰り出すの
いつも以上に期待してる 素敵な予感がしてるから
早速そんな期待通り すぐに近づき狩りを始める
STEP INTO YOUR ...STEP INTO YOUR HEART
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季節はずれの冷たい風が 肌を撫でる
見上げた一面の空が やけに眩しく思えた日
調子はずれの歌が ふいにこぼれる度に
君が合わせてくれるから 二人で笑えた
隣にいることが どこまでも自然で
ずっとこんな日が続くと 本気で思ってたよ
誰よりも近くにいると思ってた
でも僕には 気づくことが出来なくて
星空...バルコニー
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揺れる アデニウムの花びら
ひとつ 風に誘われて
私と 一緒に ひらひらと迷う
ひとりきりで探す
涙 燃ゆ陽射しに乾いて
響く あなたのさよなら
見上げた 瞳に きらきらと映る あの日の蜃気楼
I'm waiting forever そう
I'm waiting forever 砂の海が隠すの あな...砂の花
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「忘れないで」あなたの背に言葉をかけた
笑うしかない話だわ
25時の明るい街 誰もが皆 彷徨う子供
私はただそれを眺め 空虚なグラスを傾けるの
本気だとか遊びだとか そんなことはどうでもいいわ
どこにだって行けやしない 空虚なカラダが満たされれば
ねぇ 行き場のない 痛みを 溶かし絡ませて
あぁ 夢...恋か嘘か
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忙しい背中 見送った街路樹
忙しない街で 今 光を見つけたよ
その背中で その瞳で 輝き集めたら
その笑顔で 言葉で わたしに教えて欲しい
毎日の中で 頑張ってる君を
いつでも見てきたから 気持ち伝えたい
君の語る夢や未来 少し笑えるけど
それもきっと 悪くはないんだと思うよ
ありふれた言葉なんて ...In The Wind
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ただ 街の灯が燃え 妖しげに夜空を照らす
ほら 踊り娘たちが 水面に映った目に恋した
天蓋が彩る この臥所の中で 私の歌をお聞きなさい
殺めることなどは出来ぬほどに あなたを虜にする
ざわめく星 魚の夢
救いの海 流浪の旅
まだ 終わらない夢 とびきりの果実の香り
もう 踊り娘たちは 瞳に映った夢を...千夜一夜歌語
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鏡の中見た面影 あの日の後悔を映す
たどり始めたこの夢 眠ってた意識を覚ます
積み上げた過去 まだ見ぬ未来 静かに思った
見上げる空は広すぎるから 両手で囲った
許されぬ嘘も 作り笑いも どこかただ諦めてた
眩しすぎる世界の中の正しさから逃げて
かすかな不安と 胸に宿るあたたかさを 腕に抱いて
ただ...Shift
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微睡み始めた 夕暮れ 横たえる体を起こす
揺れ始めてる 境界線 おぼろげな意識を急かす
そこへは行くなと 呼び止める声 幽かに揺らいだ
「失うものは何もないさ」と強がりも言えず
泣きそうな夜も あたたかい夜も どれだけ繰り返せば
あなたと同じ 歩幅で歩み 笑い合えるだろう
両腕に抱きしめた あなたへ...楽園
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夏の雨がそっと 梢を揺らす日は
あなたの笑顔を思い出す
振り返った日々は 瞬く間に過ぎて
私を追い越してしまう
繰り返す吐息は 言葉をのせることなく
誰にも届かないで 私の元へ降りそそぐ
あの日私には遠すぎた あなたの答えが耳に残る
前よりも強く生きるから せめて今だけ立ち止まらせて
悲しみにさよな...約束
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思いが募るほどにあなたは遠ざかる
凍えるような景色が胸を突き刺す
ため息は白く溶けて空の彼方へと
私は独りきりでまた取り残されてしまうの
あなたの目が 指先が 私を赦さない
この瞳が この肌が 覚えているから
忘れようと 何度でも 涙を流すけど
それはいつも この孤独を 刻み込むだけ
諦めることさえ...コオルソラ
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君が儚んでいたこの世界は
今はどんな風に映ってますか?
空へかざしていた指先を
そっと耳元へと寄せてみる
こぼれ落ちそうなこの思いも
いつか消えていってしまうのかな
はしゃいでいた君の声も
僕の元に届かなくなる
言えなかったたったの一言
今なら伝えられる気がするのに...CLOVER