タグ「曲募集中」のついた投稿作品一覧(183)
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花々を描くキャンバス 色を重ねるとりどりの
脳裏へと浮かび上がる 美しいを刻み込む
時々あなたの笑顔 描いてはまた消して
何だよ消さないでよと 笑うあなたが眩しい
消してしまおう真っ白に 白が一番美しいから
涙がぽろぽろ落ちていく そうだ私は落ちこぼれ
木枯らしを描くキャンバス 風の冷たさ寂しさを...塗りつぶす
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その大きな背中に そっと文字を書く
あなたはわからない もう一度書いてと
くすくす笑い出す くだらない過去を思って
じゃれあいながら 原っぱに転げまわる
好きってまだそうか わからないでいる
この小さな胸の中 暴れるやつがそうかな
嘘はつけないあなたには
ふと大きな背中を そっとなぞる指
あなたは震...恋は名前がついている
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今日はいい天気 あなたを誘って
どこか出かけよう きっと素敵な日になる
駅前の喫茶店 ええとなんていったかな
テイクアウトもある ふたりの好きがあるかな
青に染まる空を見上げる 太陽はどこへいったの
探しても見つからない 不思議なこともあるんだな
夜もいい調子 あなたとディナーを
とても楽しくて 今...ふたりって誰
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しんどい夜は上を見上げる
月でも星でもなくただ上を
この手へと生きる力をわけて
明日を勝ち抜く勇気と共に
寒くなってきたこの頃は
窓を開けたら風で冷えるけど
この身を差す冷たさがいい
馬鹿者と叱ってくれてるようで
夢を空に見るのはなぜかな
わからないことだらけだからかな...夜語り
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あれ取っての 回数制限つけましょうか
何回取らせりゃ 気が済むんですか
箸より重い 物は持ちませんの
そういって 拒否していいですか
ソファーで寝転び 腕だけ伸ばして
アンタはゾンビか 筋力ないのか
カウチポテト 優雅ですこと
零したなら あなたが掃除なさい
ゆらゆら揺れて いらいらするよ
止まり...めんどいアンタ
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秋風が冷たく 萎れました
秋桜は儚く 枯れました
あなたとの 温度は冷めて
この恋は 彼方に散りました
めくるめく トロイメライ
明日こそは 明るく染まれと
風に吹かれ 願いました
どうか どうか 幻覚よ
この心を恋から 遠ざけて下さい
いつも私が 待ってばかりで...不適合
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その表情何 ハシビロコウみたい
僕って君 に 命狙われてるの
そんな失敗 した覚えないのに
理不尽だよ 上辺だけだけど多分
ああ痛いな 君のこと密かに僕は
秘密だけど 好きとかだったんだけど
銃声さえ 聞こえてきそうな顔で
僕を見ないで 胸がバクバクするから
ああ それでもね 好きはなかなか消...君の主は誰ですか
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あー今日も一日疲れたな
スーツをハンガーにかけて
シャツ姿でソファーにダイブ
お行儀×でもいいでしょ
晩御飯もお風呂もまだだけど
このまま眠りにつきたいな
お化粧落とさなきゃ
お肌にダメージあるけど
ねえ明日でいいでしょ
あれもそれもこれもね...明日でいいでしょ
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1,2,3,(One,Two,Three,)マジック
光で遊びましょ
月光をふと 手で捕まえる
開いたら 光の蝶々が
飛びだして 周り瞬くと
きらきらの 鱗粉をまく
蝶々を一匹 捕まえる
手をパンと 閉じたなら
光の鳩が くるっくー
肩の上 スーツつつきだす...光で遊びましょ
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心の中に 星を抱(いだ)いた
あなたと会った その瞬間に
その手のひらは 綺麗な物を生み
ここにあらゆる 美しいが揃った
アトリエの中 そっと掃除してると
いつも感嘆の ため息がこぼれる
彫刻の鳥は 飛んで逃げそうで
鳥籠に入れた あなたは笑った
虹色×星色 輝き示せ
ああでももっと 見惚れるものを...モノクロ×星色
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雨の窓辺に 滴る月の雫
狐はどこへ 嫁入りするのだろうか
カーテンを閉め 明かりを消すと
コンと鳴き声 聞こえた気がした
寒椿 しずしず泣いている
雨に負けて 落ちた花びら
供養になるか 水はったグラスに
洗い浮かべた 可憐に泳ぎだした
狐のお嫁様のお飾りが 落ちたんだろうか
季節外れの胡蝶蘭が ...狐のお嫁様
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ああ僕は やってしまった
こんな筈じゃ なかったんだ
恋は時に 男をダメにする
今がそう 僕は穴を掘りたい
君は綺麗で 特別なようだった
はにかめば 一発で恋をする
ライバルは 多そうだななんて
甘く見てた タブーと知らずに
デスorクライ どっち行き恋う
デレデレと 進めばたちまち...PONPANDON
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羽ばたいていく 白鳥の群れ
一羽飛びだせず 置いて行かれる
やがてあそこで 朽ちるのだろう
ああ あれはきっと 私のシャドウ
空を描き出す あなたのその手は
迷いなど無く まるで魔法使い
綺麗なものだけ 描き出すのは
神様に特別 愛された人
醜く汚れた 私の似顔絵
授業で当たった パートナーに...似顔絵
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美しい衣を 身に着けて
上等な人に なった気がした
どうぞ私を 見つめるといい
あなたの隣 相応しくなった
薔薇の花には 棘がついてる
それはあなたを 深く傷つけた
そんなつもりじゃ なかったんだと
言おうとした 言い訳の穢れ
花には花の 想いがある
寄り添ってた 儚いあの子...冬薔薇とカトレア
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今日もまた かつかつになった
懐も冬へ 迎えたみたい
でも今月は 本当にひどい
散財を止め 貯金をしたい
コンビニの おにぎりをひとつ
鞄へと 入れそうになって
首を振り 早々と立ち去る
鳴いた腹より 切なかった
僕は僕は なんのために
生きているの だろうか...けれど明日もまた
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茂みの中で 誰かを探す
いなくなったら ダメじゃない
そういって 笑おうと思った
だけどあなたは どこにもいなくて
ねえこんな話が あるそうだよ
綺麗な魂の人は 神隠しに会うって
あの人って いい人だけど
ちょっと危うい 気がするね
あなたの魂が 風に吹かれたら
私のこの背中 盾代わりへと...魂招き
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言葉にならない 痛みは結んで
あなたの笑う 顔だけ見ていた
最後と焼き付け 最後に出来ずに
その温かさに 暖を取っていた
翅のない蝶の 惨めさに
ひとり泣いた あの日の夜明け
朝の光で 皆飛んでいく
引き留められずに ただ這いずった
手を差し伸べて その温かさで
だけど見ないで 私を見ないで...翅のない蝶
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小箱に溜めるのは
君がくれたもの
信じることができず
小箱は空っぽ
記憶をなぞって
入れては弾いて
ただひとつで つまづいてしまう
言葉の色に 冷えたため息はく
ねえ痛い転ぶように
君の心ごとみたい...小箱
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僕は僕だ それ以外の何物でもない
掲げる腕は 夢をつかみ取るためだ
さあ 空に喰らいつけ
カッコ悪いと 夢を隠した
恋をしたって ズボンに手を入れて
そっけない 姿ばかり見せていた
ホントは全て 曝け出したかった
噛みつくな 優しさを携え行こう
それでいて 自身を放り投げないで
辛い時に 他人を頼り...僕は僕だ
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おいでませこっちに
美味しいおやつがあるよ
そうそういい子だ
ご褒美に食べたげる
暗闇をランプ付け 照らし進む
相棒引き連れ コツコツと
今宵は子供を さらうという
依頼を引き受け 訪れた
合図は一瞬 首からかけた
時計の蓋が開き 逆回転して ...恋歌歌い
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星屑を 敷き詰めた
橋の上 行きませんか
夢見てる いいえこれは
あなたへの 道案内
踏むたびに 光る地面
気にせずに 参りましょう
昨日まで お疲れ様です
今日は きっともっとふわり素敵
どうぞ空を 見上げてください
星きらり 瞬いてます...星案内
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星の写真を 撮ってたら
君がポタージュ 入れてくれた
冬の寒さに 沁みる優しさ
どきんとしたのは 内緒だよ
ひびが画面 はしるスマホ
今なお大事に 使うから
つい修理した 手は器用
お礼は君の 笑顔がいい
心の写真を撮れたならば
きっと柔らかな光景だろう...心写真
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なぜ私は寂しいの
ひとり水辺で石投げる
弾ける音は私の胸に
穴が開いてると教える
靴先水をバシャリとしてみる
つま先から水がしみてくる
胸に空いた穴の傷口に
しみてきて痛いよ
ねえ私に可愛げを頂戴
そう素直に言えたなら...ねえ頂戴
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月明かり 面を 浮かび上がらせる 冷えた色に
わたくしと あなた様の 距離が滲むようで
後ろ姿 見つめ 鼻緒が切れても 手を伸ばせず
暗闇で 迷子の様 ひとり 座り込む ああ
まだ わからない その身
なぜ 面付け てるのかも
その 声ひとつ 知らぬ
目に 狐を 焼き付ける
こん こん 雨が
わたく...こんこん恋唄
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頭を下げてって 娘が笑うから
何だろうと 従ったなら
秋桜の花を 優しく耳元に
挿してくれて ぎゅっと抱きしめた
私ひとりっきりで 育てたものだから
きっと愛情不足と 周りの声が痛かった
だけど娘は 家事ばかりの休み
お疲れねと お手紙書く子だった
「ねえママとわたしふたりってことは
ひとりじめで...世界で一番
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きらきらり ぷわぷわり シューっと !
ある日頭に 星屑が落ちてきた
倒れてああ僕も これまでかと
観念して 目を閉じた
だけど僕は 死ななかった
腹部の違和感 目を開くとそこには
とても不思議な 光景が待ってた
白い肌に白い髪の 真っ白な女の子
金色瞳にみつめられ 思わず息を飲んだ
「あの 君は...星屑僕ら(長すぎ問題作。作曲者様絶賛募集中)
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あのねママお手伝いすることない
だってね顔が疲れてるから
毎日家事してくれてありがとう
今日はわたしが代わるよ下手だけど
お料理焦がしてお布団叩いて
お掃除埃が辺り舞う
ああこんなんじゃママが休めない
「私がやるわ」って頑張っちゃう
ねえママ頭を撫でてもいい
いつもいつもお疲れ様...撫子
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「死は甘いものなのよ」
綺麗な笑顔で彼女は言った
覗きこまれるとくらくらして
胸はチョコレートみたいに蕩けた
彼女のあだ名は嘘つき屋
経験したはずもないことを
さながら現実のように語るから
そう呼ばれるだけどほんとは
彼女の声の導くまま
命を落とす人の多いこと...箱庭
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超特急で直す寝癖
ジェルつけテカったオールバック
髭剃って顎を撫でては
歯磨きしてブレスケア ハー
ポケットチーフを挿すスーツ
裾は短くても長くてもイケない
長い足組んで見せつけて
磨きに磨いた革靴は空映す
はぁー男ってやつは辛いもんだね
イケている女が群れて...メイビーベイビー
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丘の上ひとり遠くを見下ろした
初めての恋は 上手くいかない
煽る風に吹かれ 髪がなびいてく
なら終わりの恋なら どうなのか
二度と こんな感情は抱けない
奇跡的に巡り会えた僕らは
衝動的に手と手重ねて
二人でならば空でも飛べる
そう小さなころの様に信じていた
バクリバクバクバク...恋食べるバク