HOKUTO_Tの投稿作品一覧
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あの頃 僕たちは それぞれ想い抱え
おんなじ方角を 目指して歩いていた
それでも スピードは 景色が流れるほど
速くて 何もかも 変わらずいられなくて
いつも誰かとすれ違った交差点は
いまも変わらないけれどその意味は変わった
どこまでも伸びていくこの道は果てしなく
過ぎていく時間さえ気づかずに毎日を...僕らが歩いた46番目の道
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四月に突然降り出した雪は
今もとけずにいます
そしてこのまま風景(けしき)が止まれば
季節はめぐるのでしょうか
見下ろした通りには
人と人とが言葉も交わさずすれ違う現実
そこに重なる“いつか”
出逢いと別れが行き交う交差点で
立ち止まってみてもいいですか
通り過ぎる人の顔さえ覚えられない...街角
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あなたはお忘れになったのでしょうか あの日流されたお涙を…。
傷を負い飛ぶことができなくなりましても歩くことができますのでと仰った日を…
あなたが目指されたお空は
遙か遠くていらっしゃいまして 手を伸ばされました
しかしながら道を遮る有象無象が多く
倒れられ立ち止まることを余儀なくされました
いつの...ONAMIDA
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キミは忘れたのか あの日流した涙を…
傷ついて飛べなくても歩けるからと言った日を…
キミが目指した空は
遙か遠く 手を伸ばした
けれど道を遮るものは多く
倒れ立ち止まった
いつか交わした誓い
どんな困難があっても
きっと道を切り開ける
強い想いあれば...NAMIDA
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たとえばどんなふうに話しはじめようか?
きっとどんな時も 君は微笑んでいて
まわり続ける風景に 一度だけシャッターを切る
色あせていくはずはないけれど確かでもなかったから
夢も嘘も約束さえも 刻まれたこの街並みに
だから今は別れを告げる 泣いて帰ることのないように
右手を空に投げて 歩きはじめてい...君の風色
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『さあ始めよう 《全世界理想郷化計画》(願い叶えるための革命)を』
調子いいこと言って渡れる世の中 正直者だけが取り残され
標識なんて表面(カタチ)だけのルールで 人生縛られたりはしない
上機嫌で譫言並べる老人 葬式が来るまで我が物顔
常識なんて曖昧なモノサシで 品性決めつけられたくはない
―そのセ...逆葬エクソダス
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瞼に映るそら 漂うのは雲
流れゆく景色に その手をのばしても
『ボクのココロは届かない 続いてくかなしみの先までは』
もう どんな夢を見て どんな朝が来て
どんな明日(あす)が来ても 怯えないように
そう こんなせつなくて こんなかなしくて
こんな泣きそうな日も この詩(うた)が君に届くように
瞳の...はじまりの詩
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空に響け 高らかに 「僕は ここにいるから」と
この世界のどこかにいる君へ!
抱えてもこぼれ落ちるほどの想いを胸に
広すぎる地図の上を 足あとで埋め尽くそう
あきらめや もういいよとか 放り投げられたなら
ありったけかき集めて 月に向かって打ち上げよう
いつの日か流した幾つもの涙が
乾くように風を切...Dream Accelerator
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ゆがんだ風景は 笑顔も涙ものみ込んで
ぽっかり日常に 大きな穴をあけていった
切り取られた時間は 寂しげに
そこにあったしあわせ 教えてる
静かな空に シャリルシャルラ 無数の輝きが
僕らの街を シャリルシャルラ どうか見守っていて
遠くの空で シャリルシャルラ 柔らかな光は
震える君を シャリルシ...Starry Tears
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音の無い星空を たったひとり飛んでいく
胸に抱いたきぼうを 落とさずみんなに届けたい
そらの 果てで 声を 聞いた かすか
速度 上げて 故郷 目指す かなた
長い長い旅路だったけど もうすぐそこまで行くよ
なくせないものが ここにあるから
たとえ消えてしまうとしても 最後のその時まで
夢の行方を追...夢限ノスタルジア
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静かな世界の空の果て
星は 夜明け前 ひとつ 輝いて
焉わりを迎えた 今日の日に
ぼく(ら)生まれ変わる それだけ願う
空は崩れ 海は腐り
ぼくらにいま何ができるだろうか?
ヒトは侵蝕され愛と金欲に溺れていく
ソレガヒトノサダメナノダトダレモシンジテウタガワナカッタ
映し出されるモノ全て喰らい充足さ...永焉の終わりに -トワノヲワリニ-
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君が閉じたドアに そっと手をかける
開かなくなってから どれだけ時間(とき)が流れたろう
君が残したもの いまも変わらずに
永遠(とわ)の一部として これからも在り続けるのだろう
ふたり笑いあえた日々はそれぞれが持って
ふたり分かりあえた夢を目指して僕らは歩き出す
なにも知らなかった僕らの想い出たち...存在~たびびと~
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永遠の未来なんて 空想(ゆめ)に消えると知っていた
それでも何処かに自分がいるような気がしていた
ぼくらは
はかない想いがあふれるままに
この道突き進んできたけれど
たったひとつの答えしかないと
決めたのはだれでもない
いつだって
あの日君が見せた眼差し
思い出した時には涙し...ZERO GRADUATION
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ひと雫 ひらひらと 儚く舞い落ちる
切なさに 消えないで 霞んだこの想い
色褪せた風景にそっと手を伸ばす
なにげなく伏せたのに瞳の奥に映りこむ
時が紡いだ名もない季節に
ふたり刻んだ名もない思い出を
ひと雫 ひらひらと 儚く舞い落ちる
寂しさに 囚われぬように重なる影
ひと雫 ひらひらと 儚く舞い落...Snowy Tears
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それは終わりの始まり
世界の終わりの始まり
音を立てて崩れ落ちる空
僕らの世界は緩やかに終息に向かっている
想いはいつしかはじけとんで
世界の終焉(おわり)へと吸い込まれていく
いつかは消えゆく場所だけど
僕らが見ている光景は望んでいたものだろうか
いつかは消えゆく時代だけど
僕らが遺せた証は何もな...CONVERGENT WORLD
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思い描いた夢を はなさないで この手に! Just Try Again!
うつむいて 影を見つめて 人混みに取り残されて
ここに“自分”がいることも ためらい始めていた
道端に生える 雑草(はな)のように 強くしたたかに
踏まれ続けても 立ち上がれ 何度でも!
遥か彼方目指して いま 飛び発つ ここ...Turning Point -We'll make the brand new stream-
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この手に掴んだ一握りの砂を
夕焼けの向こう側に辿り着くまで落としつづけて
乾いたことのなかった涙も
一緒に刻んだ時間と風景の中に確かにある
道標(しるべ)ない分かれ道で コイン弾いて進む勇気
いまなら持てる
君がいまも何処かで旅をしていること
僕がいまも変わらず旅を続けること
背中合わせ歩き出した ...resonance