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ヒラヒラと舞う花びらのようにあなたを散らして見たいのです。
あなたのその白い肌を切り裂いて細いうでをもいであなたを壊して見たいのです。貴方のことを……こんなにも狂おしく愛しているのになぜ貴方は私のものにならないか?
さあ、その手を伸ばして私のもとへ……
さあ、その腕をつかむのは
...凶器
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唄おうか
踊ろうか
ワルツに合わせてステップ踏んで
話そうか
呻こうか
苦しくなっても止められない
喚こうか
並ぼうか
叫ぼうか
理性も記憶もなくなって...不協和音ワルツ
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ここにあるこの体を世界になげだしてちょぴりいきをすう。見える世界は何色?
群青?茜色?ねずみ色?それとも真っ黒?虹色、透明?
見えた世界を私はどう例えるだろう、どう描くのだろう、どうつむぐのだろう。
そんなことを考え目を閉じた、目を閉じた。
見えた世界は何色?
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「いつか……君に届くといいな」
ただ一人そんなことを呟いてみた。
青くすんだ空が眩しい。
ふきわたる風の音を聴き目をつぶった。
脳裏に君が浮かぶ。
「すき………」
少しかすれた声で言って私は遠くを眺めていた。
ブルースカイ