明日の太陽が見たくてこんな処まで来たけれど
帰り道がわからない
急ぎ足で草の原を歩きまわり
むき出しの僕の足は切り傷だらけ

帰り道がわからないんだ
どうしてこんな処まで来てしまったんだろう
つぶやきは草のざわめきにかき消され
傷口を舐めて舌を刺した鉄の味は後悔


明日の夕日が見たくてこんな処まで来たけれど
帰り方がわからない
よろめいては草の原にまろび伏せて
むき出しの僕の腕は泥だらけ

帰り方がわからないんだ
どうしてこんな処まで来てしまったんだろう
つぶやきは草のざわめきにかき消され
傷口を舐めて舌を刺した土の味は焦燥


気がつけばなぜこんなところまで来たのかさえ忘れていた

何かを探していたはずなんだ
何かを・・・・


つぶやきは草のざわめきにかき消され
頬をつたい落ち足元吸い込まれていく水滴
それが汗だったのか涙だったのか
とうとうそれさえも僕はわからなくなってしまった


(つぶやきは草のざわめきにかき消され・・・)

帰り道がわからないんだ
どうしてこんな所まで来てしまったんだろう


(つぶやきは草のざわめきにかき消され・・・)

帰り方がわからないんだ
そうつぶやいていたあれは誰だったんだろうか


(つぶやきは草のざわめきにかき消され・・・)

誰だったんだろうか・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

草ノ原迷行

3作目にしていまだ作詞というものがよく解らない・・・
まあ、3個書いたくらいで作詞が解ったら作詞やってる人にかえって失礼というもんですよね・・・ということにしておこう(・∀・;)シンポガナイジャーン

人間て色々忘れていきながら生きていくもんだよね
それでうっかりすると自分が何者だったのかさえ忘れてしまうよね
おっかないねえ・・・

という詞です

作品の改変自由です、使っていただければどんな形でも幸いです

閲覧数:29

投稿日:2010/01/19 22:44:42

文字数:558文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました