ジャケット

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ライセンス

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暮れない月夜の真下にて

暮れない月夜の真下にて
曲:kelpi
詩:和鳳

指伸ばすその先の
染まる頬の明るみ
白く囁いたまま
溶けていきました

深積める想いは今
時の音色に染まる
結ばれた愛しさは
紅く微笑んだ

迷う硝子玉
転がる末何処へ
拾う者はいない

流れて行く歌はもう
芽吹いた愛からの悦楽
摘まれる前の
烙印の名残

幸せさえ
忘れそうな息は欠落
蜜付けた意味
どうか覚えていて



寄せて合わせた頬の
隙間結ぶ絆は
手を添えた星の夢
零れ堕ちたまま

指に託された
光繋ぐ鏡
嗚呼 幸せに割れる

光飛沫は白黒
黄昏さえ愛は羽ばたく
揺れる波紋
隣り合った皆も

言の葉さえ
遮られた星も瞬く
曇らぬ蒼は
いつしか薄化粧



もう叶わない
最期に愛されて
水鏡に映る

指に託して流した
愛情なら今は妄想
暮れなずんだら
融けてしまうだけ

屈む絆
終わり知らず消える暴走
時色の音は
遥かな朽ち付け

月の踊り
星の歌は終わる草創
報われぬ飴は
転がり続ける

甘い蜜の
頬も意図も染まる様相
紅い硝子の
涙を召し上がれ

閲覧数:803

投稿日:2009/03/07 00:39:21

長さ:04:23

ファイルサイズ:10.1MB

カテゴリ:音楽

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