暗闇で
夕闇のワルツを
あなたと一緒におどりましょう

秘密の
誰も知ることできない
道標をあなただけに教えて

限りのある
命の見積もりだけ
あなたと一緒に過ごしたいの

禁断の甘い
血の香りがする
あなたに心が惹かれてしまうの


孤独な森に
いわくつきの蔦の城

ひとりきりで
過ごして
泣いていた

冷たい蝋に
光の輪
映ったなら
ひとりでワルツ
おどりましょう

暗闇の
夕闇のワルツから
私の孤独を消しさって

終わりの無い
命と引き換えに
永遠の孤独が
私を縛るの


窓の外から
光る鳥が
舞い降りた
まるでこっちと
いうように
飛び立った

羽ばたいたなら
夢中で追いかけていたの
光射すあなたの元へ

傷だらけ
微かな呼吸の音
私の呼吸と重なるの

限りのある
命と引き換えに
永遠のワルツをおどりませんか

口悪いあなたは
私の思い通りにならない
ことばかり

つまらない
喧嘩でさえ
愛おしく思えるのが
不思議に感じるの

暗闇で
夕闇のワルツを
あなたと一緒におどりましょう

秘密の
誰も知ることできない
道標をあなただけに
伝えて

禁断の甘い
血の誘惑さえ
あなたのかわりにならないわ

終わりの無い
永遠のワルツを
私と一緒に
おどってくれますか？