初めまして、聖ナナ(ひじり・なな)と申します。年齢は永遠の17さ・・・(殴)。

と、と、とにかく今回は皆さんの作品を見て率直に感じたことを書いてみようかと。題して・・・

「聖ナナの素人だからわかる作詞術」

です。今回はプロローグということで、自己紹介も兼ねながら「作曲したくなる作詞」について書いていきたいと思います。

私は現在「かわち」というスランプになりがちな作曲家の卵と「Sound’sPalette(サウンドパレット)」というユニットを組んでいます。基本かわちが作った曲に私が歌詞をパズルのようにはめ込むのですが、時々依頼をかわちが受けることがあります。その依頼の時に、依頼した作品に少し手直しをさせてもらうときがあるんです。

作詞をされている皆さん、「作詞」と「作詩」は違うことを意識されていますか?作詞は「歌詞を作ること」で、作詩は「詩を作ること」です。作詞家の卵の方で、中々作曲してくれる人が見つからないという方、改めてあなたの作品を見直してみてください。書きたいこと・伝えたいことを書きすぎて「詩」になっていませんか?たしかに多くの言葉があれば情景や心境は伝わりますが、歌詞という面ではマイナスになってしまいます。歌詞は「少ない言葉でわかりやすく」というのがセオリーです。恋愛でいうなら、変に言葉を並べるよりも・・・、

「好きだ!」

とシンプルに言われた方が心に残ります。そして、そのあとに抱きしめられたら・・・ハァハァ(殴)。

あと、歌詞はリズムを持っているといいます。これに近いものが短歌や俳句です。思い出してください。5・7・5(7・7)と少ない言葉なのに気持ちや思いが伝わりますよね。歌詞もリズミカルな方がメロディが付け易いです。「1つの音符に1つの言葉」が曲作りの基本なのでこれも一緒に覚えてくださいね。

つまり、歌詞を作る時は「出来るだけシンプルな言葉でリズミカルに」という意識を持つことが大事なのです。私はプロではないので説得力ないかもしれませんが、素人でも曲付けるの大変そう・・・っていう作品がありますもの。そう思われたら作詞家としては赤点になっちゃいます。皆さんもそうならないように気を付けましょう。


もし、これの反響があったら(苦情も含む)次回「作詞家たちよ、ど演歌を書け!?」を書きたいと思います。では次回あればお会いしましょう。
^^ノシ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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聖ナナの素人だからわかる作詞講座~プロローグ~

閲覧数:494

投稿日:2012/01/29 20:07:08

文字数:1,002文字

カテゴリ:その他

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  • 春緒うるま

    春緒うるま

    ご意見・ご感想

    こんにちは。 参考になるお話をありがとうございます。確かに演歌には作詞の基本があるように感じます。これから楽しみにしてます。

    2012/04/12 09:47:27

    • Sound’s Palette

      Sound’s Palette

      うるまさんへ。

      演歌や歌謡曲は古臭いというイメージがありますが長い期間(大抵1年)で売り出していくので、飽きの来ないメロディが多いみたいです。あと対象年齢も高めの方が主流なので歌詞も少なめにリズミカルなものがいいようです。(かわち)

      詳しいことは第1回に書いていますが、「字脚」というものが歌詞には存在しています。歌詞が先行の場合、これが大きく影響してくるので覚えておいて損はないですよ^^(ナナ)

      2012/04/12 20:48:58

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