人柱アリス5

投稿日:2011/05/10 17:59:48 | 文字数:2,551文字 | 閲覧数:223 | カテゴリ:小説

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やっと投稿できた……疲れと喜びがってまだ続くよ。
呼んでくれてる人、また感想ちょうだいね!

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お城の前にはツインドリルのピンクの髪の女の人と目の色が赤と青の人がいました。
二人は門番のようです。
門番の二人に白い髪の人、黄の髪の人、緑の髪の子がハートのクイーンのトランプを届けてくれたことを話すと
「テト、ハク様、ネル様、グミ様じゃねーか?」
「ルコ、白い髪の人はハク様しかいないし、黄の髪の人も緑の髪の人もこの城には、ネル様とグミ様しかいないよ。」
「そーだったかしら?」
目の色が赤と青の人は、男声になったり、女声になったりしていることに、二人が驚いてると、
「あぁ、ごめん。ハク様たちだよね?すぐに呼ぶから待っててよ。…ルコ。」
「何だよ。」
「男か女かハッキリしろ!二人とも驚いてたよ。」
「わかった。男で喋るわ❤」
「…おい。」
「あ、あの。」
リンが門番の二人に
「王女さまはどうして亡くなったの?」
門番の二人は顔を見合すと、ツインドリルの人が
「君は実にバカだなぁ。この世界の人なら誰でも知っていることを聞くなんて。僕たちをからかわないでよ。」
「か、からかってないもん!」
「ハハハ―――。」
門番の二人はリンとレンを軽くからかうと
「ここで、待っててよ。」
と、言い残して去って行った。

「……王女様、何で亡くなっちゃたんだろうね?それにあの目の色が違う人は男の人なのかな?」
「さぁ?女の人の声も出てたしね。」
「う~ん。あ、そういえば、さっきの門番さんたち、銃を持ってたね。」
「あぁ、門番の二人に『自分の銃で互いを殺しあってください。』って言ったらどうなるんだろうね。」
「ハハハ~♪そんなことしないでしょ。まぁ、やってくれたら面白いよね。」
二人が冗談を言い合って笑っていると、二人の後ろで銃声が何度も鳴り響きます。
振り向くとそこには、先程の門番二人が殺しあいをしていたのです。
「っえ、な、何で?本当にしちゃうなんて――。」
「でも、僕らは門番二人には何も言ってないよ。」
「じゃ、じゃぁ…――。」
レンは少し唸ってから
「もしかしたら僕らがこのことを願ったから?」
「なら、私たちが願ったことは、すべて現実になるの?」
レンは小さく首をふり
「それは違うと思う。今、試しに空を飛べるようになりたいとか願ったけど何もかわらなかったから、僕らは、人を操ることができるんだと思う。」
「そんなっ……っ!?」
 突然、二人の頭に激痛が流れます。
「い…痛い……。」
リンは頭を抱え込みます。
(僕と変われ)
レンの頭の中に、不気味な声が響きます。
「リン……逃げ…て…………うっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――――!」
レンは頭を抱えて叫びます。
 すると目の前に黄色でハートマークが描かれた扉が現れました。扉はひとりでに開きます。
リンはヨロヨロと立ち上がると、開かれた扉の前に立ちます。
リンの背後には、まだ叫び続けているレンがいます。
「…リ…ン……はや……く…ッ。僕は……負ける………僕はお前なんかに負けないぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
リンはレンの手をつかみ、
「大丈夫。私は、私はレンと一緒にいるから!。」
と、レンを連れて扉の中に入ってゆきます。

 扉の中は真っ暗でした。気がつくとレンの叫び声は消えており、頭痛も治まっていました。
扉のあったはずの場所はすでに無く、ただ、暗闇だけが続いています。
二人は自然と手を強く握りしめていました。
「早く出といでよ。」
「隠れてるのは知ってるよ。」
二人は言います。すると目の前に、小学生ぐらいの小さな女の子が現れました。
「私のこと、知ってたんだね。」
二人はうなずくと
「ず~っと前から知ってたよ。」
「でも、気づかないふりしてたらどうなるのかなって思ってね。」
「………そ…なんだ……。アリスに…なってくれない?」
リンは一歩前に進み
「私たちはアリスになる気はない!だって、私とレンを引き離そうとしたんだもん!」
「そうだ!僕たちは二人で一人、絶対離れ離れになるもんか!。」
小さな女の子は悲しそうな瞳で
「新たなる道を開き、人々から愛され、人々を操る自分という名の悪魔に勝てるというのに?」
二人はうなずくと、女の子は俯き、不気味に笑いだします。
「私もね、二人のこと気づいたよ。二人が私の存在に気が付いてることに!」
「「え!?」」
二人がこう言った後、魂が抜けたかのように崩れ落ちる。
「四番目アリスは双子の子、好奇心から不思議の国。いろんな扉をくぐりぬけて、ついさっきやって来たばかり。気の強い姉と賢い弟。一番アリスに近かったけど、二人の夢は覚めないまま不思議の国をさまよった。」
小さな女の子は二人の声で唄いました。



そのころ、二人が遊んでいた場所の近くの木の下に人だかりができています。
人だかりの中心には二人の子供が眠っています。
「リン、レン!嫌、起きてよ!」
一人の女の子が二人の肩をゆすります。
「ミズキ姉さん…もう、やめろよ…二人はもう……。」
「何!勇馬は二人が死んだとでもいうの!私は信じない…絶対に信じない!」
ミズキという女の子は暴れだします。暴れるミズキを抑える為に二人の女の子と男の子が取り押さえます。
「放して!いろは、ガチャ、放してぇぇぇぇぇ――――――――――!」
彼らはリンとレンの友達なんのでしょう。
人々の中心で眠るリンとレンの魂はすでにこの世にないというのに………―――――。



「さてと、四番目を私の中に迷い込ましたから、逃げないとね。」
小さな夢は呟きます。
「こんにちは、ユキちゃん。」
小さな夢のすぐ隣に大きな夢よりさらに大きな夢が現れます。
「あなたは?どうして私の名を?」
「あぁ、ごめんなさいね。私はリリィ、キヨテルの友達よ。」
大きな夢は小さな夢に手を差し伸べる。
「?」
「一緒に人間を自分の中に迷い込ませましょう。」
「でも、先生に逃げろって……。」
大きな夢はニッコリ笑うと
「大丈夫、キヨテルに頼まれたから。」
小さな夢は、うなずくと大きな夢の手を取った。
(ユ…キ……ちゃん……に…げるん………だ……………。)
どこかで、誰かの声が聞こえたような気がした。

VOC@LOID 大好き~ 
ボカロの歌詞小説を書いているので、挿絵など描いてくださればうれしいです!!
注文デモして頂ければがんばって書きたいとも思っています!!

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