(A)
影絵のように踊る世界 形をまだ掴めず
手探りを繰り返し 朱色(アケイロ)に染めてしまえ

(B)
見えない心など誤魔化したままで
そのまま幻想(ユメ)の中堕ちていこうか

(サビ)
夜空に舞うは朱色の血よ (夜空に舞うは朱色の花)
何時まで刃振り翳して (何時まで鬼火照り返して)
ひらひら踊る人形壊し 嗤って (ひらひら踊る影絵を ゆるり 抱いて)
このまま堕ちる奈落の底の (木の間に落ちるならいの風の)
海に溺れる餓鬼は喰らい啜り (甘し甘露に冥い鈴音)
嘔吐(エズ)き爛れた咽喉でさえ解放信じてるんだ (怨ずき誰ぞ彼はと問いかけていたんだ 何時も)


(A)
途方に暮れた世界 出口は何処にある

(B)
今すぐ蜘蛛の糸垂らしてくれよ
このまま終わるなんて出来るわけがない

(サビ)
夜空に舞うは朱色の血よ (夜空に舞うは朱色の花)
何時まで刃振り翳して (何時まで鬼火照り返して)
ひらひら踊る人形壊し 嗤って (ひらひら踊る影絵を ゆるり 抱いて)
このまま堕ちる奈落の底の (木の間に落ちるならいの風の)
海に溺れる餓鬼は喰らい啜り (甘し甘露に冥い鈴音)
嘔吐(エズ)き爛れた咽喉でさえ解放信じてるんだ (怨ずき誰ぞ彼はと問いかけていたんだ 何時も)

(サビ)
きらきら栄えた朱色の虹 (綺羅綺羅爆ぜた朱色の空)
何処までこれを繰り返すの (何処からこれを取り返すの)
黄泉平坂駆け上ったら同じ世界で (豊葦原に現れた天孫の独り言)
ちょっと待ってよ此れは無いんじゃないか(ちょいとお待ちな此れは畏れ多くも)
此処は確か出口のはず (天照る神の牢獄にある)
伊邪那岐命だって此処から出たと (伊邪那岐命から零れ落ちたの)

(サビ)
虚空に舞うは絶望の歌 (虚空を裂いた今昔の爪)
このまま刃振り翳して (鼓の間に焼いた綴れの絹)
黄泉平坂駆け戻って 罪を重ねよう (豊葦原に振り撒いて 月を重ねよう)
何時か見たまま消えた世界 (何時か見た時消した世界)
記憶を壊して堕ちた地の底で (記憶に奪われ落ちた血の池で)
裁きを受けた囚人(メシウド)は狂喜する (裁きの果てに囚人は恐悸する)

(サビ)
やがて滅びた幻想(ユメ)を餓鬼に食わせて (矢が当て滅びた幸を瓦落と腐らせ)
いつかは世界嗤い飛ばす (一花の世界嗤い貶す)
終わりが来るはずなのは貴方のほうなのだから (終わりが来るということは総ての理)
影絵のような世界はまだ其処に (霞のような未来はまだ其処に)
溺れる餓鬼を踏み潰して (驕れる禍機を踏み破って)
這い上がる光の先に激情を突き立てる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

黄泉囚人

男性バージョン。
前のバージョンで女性バージョン。
タイトルは「ヨモツメシウド」と読みます。

副歌詞は使っても使わなくても。

朱色→アケイロ
幻想→ユメ
木の間→コノマ
冥い→クライ
鈴音→スズネ
怨ずき→エズキ
誰ぞ→タゾ
恐悸→キョウキ
幸→ユキ
瓦落→ガラ
一花→イッカ
禍機→カキ

歌詞応募用の作品でしたが、落選したので曲募集に切り替えます。
曲をつけてやろう!という方がいましたら、お願いします。

閲覧数:148

投稿日:2008/08/16 21:18:51

文字数:1,094文字

カテゴリ:歌詞

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