ゆるりーさん作品一覧

のほほんと生きる物書きです。
ギャグから真面目なものまでいろんなジャンルの小説を書いています。
…のはずが、最近はがくルカを書くことが多いです。


IN率低いです。
マイページ以外では「かなりあ荘」というコラボに出現します。

全体的にgdgdなものが多いです。
小説は、自己解釈もオリジナルもやってます。
だいたいはその場のノリで書いてます。

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    Twilight ∞ nighT【自己解釈】

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    TEXT
     

    いったいどうしたら、家に帰れるのかな…

    時間は止まり、何度も同じ『夜』を繰り返してきた。
    同じことを何回も繰り返した。
    それこそ、気が狂いそうなほどに。

    どうしたら、狂った『夜』が終わるのか。
    私も、皆も考えた。
    そして、この舞台を終わらせるために、沢山のことを試してみた。
    だけど…必ず、時間が巻き戻された。

    もう、繰り返すのは嫌だ。
    だけどこの夜は、『誰か』が続ける拍手が止むまで、終わることはない。






    <<Twilight ∞ nighT>>






    世界が、空間が歪む。
    そして気づけば、私は森の中にいた。
    真っ暗で、不気味な森に。

    あぁ、今回も駄目だったのか。
    そしていつものように、物語の入り口に戻された。
    なるほど、今回の「爆弾作って爆発させてみる」作戦も駄目だったと。
    了解です。


    まぁとりあえず、私が館に行かないと何も起こらないからね。
    いつものように壊れかけた扉を叩く。


    「誰か…!誰かいませんか~?」


    ちなみに何回も同じ台詞を言うのは面倒なので、今回は微妙に台詞を変えてみました。
    このまま歌っちゃおうかなー。


    「ちゃらっちゃっちゃ、ウ~ルラララ~ホエノ~オォ~」
    「……何の歌?」


    あ、扉開いた。
    そしていつものように執事が出てきた。


    「いや、なんか歌ってみようかなーと?」
    「でもさ、『ホエノ~』はわかんないから。せめてラララとかで」
    「わかった。『次』があったらそうする」
    「うん。じゃあ、ちゃんとやろうね?」


    執事は困った顔をしてため息をつくと、次の瞬間には無表情に戻った。


    「こんな夜更けに、お一人ですか?」
    「はい。道に迷ってしまって…ここってどこですか?」
    「いや、森の奥の洋館…ということになっています。噂ぐらいはお聞きになっているのでは?」
    「いえ、初耳ですが。噂なんてあるんですか?」
    「……いいえ。あなたが知らないのならば、きっと噂なんてないのでしょう。それが良いのですから」


    謎の発言。
    なんのこっちゃ?


    「もー、玄関で立ち話は駄目って何度言ったら……言ってないわね、今言ったばかりだわ♪」
    「あ、グミ。丁度良かった、お客様がいらしたぞ」


    奥から不機嫌な顔をしたメイドが出てきた。
    だけど何かに気づき、何を思ったのか薄笑いを浮かべた。
    いや、怖いんですけど。


    「ようこそいらっしゃいました。さぁさぁ中へどうぞ、入ってお茶でも召し上がってください♪」
    「あ、どうも。お邪魔しま~す…」


    私が中に入ると、執事がそっと扉を閉めた。
    普通に閉めればいいのに…あ、そういえばちょっと蹴っただけで壊れるほど脆いもんね。
    しかも怒られてたから、今度は普通にしようと。なるほど。


    「こちらの部屋でお待ちください」
    「わかりました」


    示された部屋に入ると、すでに人がいた。
    開けた扉のすぐ向こうに見えたのは、可愛らしい双子の人形。
    凄く嬉しそうに、テンション高めで私を迎えてくれた。


    「Welcome!! Let's sinG!! and, Have a Crazy ☆ Join uS!!」
    「英語かよ!」
    「エ、今ソコツッコミ入レルトコロナノ!?」
    「あ、ごめん…いつもより長かったし」
    「イヤ、ソウダケド…デモイツモココハ英語デショ??」


    少女人形が「ナンデヤネーン」と、私にタスッと右手でツッコミ。
    少年人形は私に逆ツッコミを入れてくれた。


    「まぁまぁ、リンもレンも落ち着いて…それはともかく、外は暗くてねぇ」
    「えぇ、危険すぎるわ。このままだと獣が出るわね」
    「け、獣ですか!?」
    「ウン、タマニダケドネ。熊ガ多イカナ??」
    「何それ初耳!」
    「うん、今言ったからね」


    奥方とお嬢様も出迎えてくれた。
    奥方は扇子を開いて扇いでいた。
    ……すみません。今冬ですよ。めっちゃこっちに風くるんですけど?


    「で…どうします?ご主人」
    「そうだね…じゃあこうしよう。朝が来るまで」
    「「「「「「「歌って踊って歓迎しましょう!」」」」」」」


    おぉ、皆ハモった。
    よく「せーの」とか言わないでできますよね。
    私には無理ですね、きっと。


    「それではさっそく…」
    「えぇ、準備を致しましょう♪」


    いち早く、執事とメイドが動いた。
    私は席に移動させられた。


    「よし、じゃあ厨房に行ってきますね♪」
    「あ、待ってグミ。お茶は?」
    「あ…すみません、今淹れますね…♪」


    おぉ、今回はないかと思ったよ。
    よかったね、執事がしっかり覚えてて。
    一口すする。……うん、やっぱり美味しい。
    そういえばこのカップかわいいよね。


    「OK!! 今夜限リハ 、皆無礼講」


    …ふぅ。
    今回は皆、微妙に台詞を変えてるのね。
    もう台本が破られちゃってるから、皆無視しちゃってるのね。
    いいのかな、こんなので。

    舞台のセットから衣装、メイクまで寸分違わず、全て「台本どおり」に。
    皆そこは守ってるのね。だけど台詞は守ってないのね!


    「準備完了!」
    「ワインは飲みますか?あぁ、飲むんですねわかりました」
    「あの、いつも言ってるんですが、私は未成年ですよ?」
    「いいんですよ別に。じゃないとやってられませんから」
    「ヤケ酒みたいに言わないでもらえます?」


    どうでもいいけど、この執事ってたまに真面目じゃないよね。
    いつも無表情だけど、たまに行動おかしいっていうか。
    そういえば初めての舞台のとき、この人入り口の扉蹴破ったんだっけ…


    「さぁさぁ皆様、ワインの準備はよろしいですか?」
    「OK♪さぁミク様、どうぞ♪」
    「え!?は、はぁ…それじゃあ」

    「乾杯」

    「…さぁ、始めよう。君が主役のCrazy ∞ nighTを」



    そして、宴が始まる。
    ここまでの流れはいつも通りだ。

    あぁ、ワイン美味しいわ。
    この『夜』を繰り返しているから何回も飲んでるけど、飽きないねこれ。


    今宵、何も間違えることはできない。
    例えば瞬きひとつ、ため息ひとつ、足音ひとつでさえ。
    歌え、踊れ、そして騒ごう。
    『酸い』も『甘い』も、全てを忘れて。
    全て完璧すぎて怪しいくらいに演じよう。
    皆が望まない、狂った舞台をあなたに届けましょう。
    そして…


    「じゃあ恒例の飲みコールいきますかぁ!?」
    「「「「「「イエーイ!」」」」」」
    「じゃあいつものようにミク様で♪」
    「了解!じゃあ、いっくわよぉ~」
    「ソーレ、イッキ、イッキ」


    皆のコールに合わせて一気飲み。
    まぁワイングラス一つ分だけど。
    さすがにこれ以上やったらやばいもんね!いろいろと!


    「おぉ、飲みきった!」
    「えっへへへぇ~」
    「素晴らしい!」
    「…もっと」
    「たまらなぁい!」
    「…うふ、もっと!」
    「シビれるぅ!さすが!さすが!」
    「もっと…もっと称えて頂戴!」


    酔っ払いの完成である。(私ですが何か)
    五臓六腑まで、感動や楽しさの全てが、響いて止まない。

    ここは、台本通りに。




    「…大丈夫ですか?だいぶ酔っていらっしゃるようですが」
    「えへへぇ、だいじょうぶぅ~」
    「かなり酔っていますね。お部屋までご案内いたします」


    執事が相変わらずの無表情で告げ、部屋まで案内される。
    そういえばこの人、コールしてくれなかったな。
    仕事してたからかな。


    「こちらになります」
    「ありがとうぅ」


    案内された部屋のドアノブに手をかけ、扉を開ける。


    「……今回こそ、終わればいいですね」


    執事が言った。
    それは独り言だったのだろうか。
    だけど、私は返した。


    「…そうですね。今回は『Bad EnD』にはしませんよ」
    「今回が『Happy EnD』…もしくは『True EnD』であることを、俺は願っていますよ」
    「そうですか…今回こそは、そうなるといいですね」
    「はい……それでは、おやすみなさいませ」


    扉を閉めて部屋に入り、ふかふかのベッドにぽすんと倒れこむ。
    本当は酔ってなんかいない。そして…全て、わかっているのだ。
    今回も、正しい『EnD』を迎えることなんてできないことを。

    だけど、もう戻ることはできない。
    舞台の幕は、再び上がった。
    さぁ、拍手の準備はよろしいか?

    Crazy ∞ nighTの解釈は挫折したので、そちらは二次創作に変えます。
    少し『Bad ∞ End ∞ Night』の解釈(http://piapro.jp/t/zUaL)を混ぜています。

    本家様が神でした。
    ですが、一人で歌うと息継ぎが難しくて大変ですね。
    今回驚いたことは、がくぽがV3だったことです。
    あとやっぱり皆可愛くてイケメンですね。


    「Twilight ∞ nighT」本家様
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm20081073

    ライセンス:

    投稿日時:2013/02/14 18:59:27

    閲覧数:8,258

    カテゴリ:小説[編集]

    作品へのコメント1

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      ご意見・感想

      この曲大好きです♪
      「ナンデヤネーン」www
      双子人形かわいい☆
      ブクマさせていただきます!

      2013/03/03 14:24:04 From  Seagle0402

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      メッセージのお返し

      私も大好きです!
      このリンちゃんにツッコミをさせたかっただけですw
      かわいいですよね!
      ありがとうございます!

      2013/03/03 19:26:44 ゆるりー

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