A1
古びた時計ただ響く
アルバムを背に隠し
隣で笑う
少女の目は開かぬ

悪しき時代に
生まれた呪いには
その日の 記憶すら

B1
昨日の宜しくね
今日は違う宜しくね
明日は違う台詞
ボタンを押せば もう左様ならだ

S1
薄れてく記憶の波
手を伸ばし知らん振りをした
人とは違う
初めましてを 隠していた

A2
滅びたオルゴールは
心の臓を真似て
動かぬ玩具(おもちゃ)
少女の光眠る

消えぬ呪いの
代価を忘れぬと
また今日を 記憶する

B2
秘密基地に隠す
廃材とボタンの山
手を引かれ歩いた
少女好み ボタン隠す

B3
崩れてく空の青
古い写真手に取った
少しの好奇心
崩れてくオルゴールの音(ね)

ラスサビ
闇に包まれていく
何度目かの初めましてで
記憶の無い人々 無邪気に消えた

「馬鹿な事したね」
泣きながら嗤う少女は
「後は私が────」
記憶の針がただ 音を消した

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

オルゴール

ボタンを押せばその日の記憶を消せる世界。
掟を破ったことにより、世界は崩れていく。僕を守るために少女は眠りについた。

閲覧数:281

投稿日:2018/04/29 01:03:13

文字数:398文字

カテゴリ:歌詞

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