S)
糸 結わえて引いて 言の葉 乗せ
響け 伝え 貴方へ
いと をかしきことと 笑い給へ
猶し 想う人

A)
はらはら 散る花や 桜の木 儚く美し
どうすれば そのやうに 人を惹き付けるのか
彼の人の目を留めるほどの美しさ
B)
叶わぬこと せめて願ひて
S)
糸 結わえて引いて 言の葉 乗せ
響け 伝え 貴方へ
いと をかしきことと 笑い給へ
猶し 想う人

A)
静寂に 花弁の落つる音 聞こえるともなく
朝ぼらけ 清かなる 気の満つる中ならば
美しく 映るかな 幻としても
B)
近くあれと せめて願ひて
S)
夢 見ている間なら 幸せなの
醒めて 失せて 切なく
ゆめゆめ忘れじと ささめいても
現 ただ想う

C)
然れば どうか どうか どうか 気が付いて
S)
嗚呼 花鳥風月 近しいほど
この身 卑し 哀しい
嗚呼 たまゆら 貴方の傍らへ
嬉し 哀し 唯

S)
糸 結わえて引いて 言の葉 乗せ
響け 伝え 貴方へ
いと をかしきことと 笑い給へ
猶し 想う人

ひらがな--------

S)
いと ゆわえてひいて ことのはのせ
ひびけ つたえ あなたえ
いと おかしきことと わらいたまえ
なおし おもうひと

A)
はらはら
ちるはなや さくらのき はかなくうつくし
どうすれば そのように ひとをひきつけるのか
かのひとの めをとめる ほどのうつくしさ
B)
かなわ ぬこと せめてねがいて
S)
いと ゆわえてひいて ことのはのせ
ひびけ つたえ あなたえ
いと おかしきことと わらいたまえ
なおし おもうひと

A)
しじまに
はなびらの おつるおと きこえるともなく
あさぼらけ さやかなる きのみつるなかならば
うつくしく うつるかな まぼろしとしても
B)
ちかく あれと せめてねがいて
S)
ゆめ みている あいだなら しあわせなの
さめて うせて せつなく
ゆめ ゆめわすれじと ささめいても
うつつ ただおもう

C)
しかれば
どうか どうか どうか きがついて
S)
ああ
かちょうふうげつ ちかしいほど
このみ いやし かなしい
ああ
たまゆら あなたのかたわらえ
うれし かなし ただ

S)
いと ゆわえてひいて ことのはのせ
ひびけ つたえ あなたえ
いと おかしきことと わらいたまえ
なおし おもうひと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

儚く散る花の如く【曲:Masaomiさん】

落選作を拾って頂きました!ありがとうございます♪
タイトルと歌詞一部変更


古語と現代語が入り乱れているのは仕様です(

現代語訳というか、解説的なものを前の前のページに置いています。


語句メモ
【猶し】それでもやはり。
【朝ぼらけ】朝、ほのぼのと明るくなるころ。夜明け方。
【清か】高く澄んでいる。さえてよく聞こえる。
【ささめく】ひそひそと話す。囁く。
【たまゆら】しばらくの間

閲覧数:507

投稿日:2017/03/08 22:13:32

文字数:987文字

カテゴリ:歌詞

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