溺れているよに　生きていて
不自由なくても　乾いてる
時計の針など　覚えれず
いつかの日のまた　デジャビュ見る
名前はどこかに　置いてきて
どこでも作れる　顔と偽名
悲痛な叫びに　熱を知り
夢から目覚めて　冷めていくよ

“前へ倣え”との　常識と
流れを乱した　非常識
言葉は焦げ付き　効果なく
ばら撒く好意に　価値はない
押し付けられてく　快楽と
直接触れれぬ　不快感
埋められ外せぬ　ガスマスク
呼吸の仕方を　忘れていく

理想とは程遠い
鏡を受け入れたら
何が見える

捨ててしまえ　何もかも
いらないもの　分からなければ
足跡だけ　残せたなら
立ち上がるのも　軽やかだろう

煌く未来を　疑えよ
求めた答えは　正しいか？
自傷を引き継ぐ　広告と
自壊を求める　旧い波
手招く醜態　振り払い
呑まれる残党　自作自演
鋭利と偽る　真実と
鈍ら狂える　空想など……

“完璧”に価値はない
全てを失えたら
見える自由

捨ててしまえ　何もかも
いらないもの　分からなければ
足跡だけ　残せたなら
立ち上がるのも　軽やかだろう

得られたもの　何がある
より良い明日　意味などないさ
ただ今だけ　感じていこう
歩き出そう　まだ遅くない



‐ひらがな‐

おぼれているよに　いきていて
ふじゆうなくても　かわいてる
とけいのはりなど　おぼえれず
いつかのひのまた　でじゃびゅみる
なまえはどこかに　おいてきて
どこでもつくれる　かおとぎめい
ひつうなさけびで　ねつをしり
ゆめからめざめて　さめていくよ

まえへならえとの　じょうしきと
ながれをみだした　ひじょうしき
ことばはこげつき　こうかなく
ばらまくこういに　かちはない
おしつけられてく　かいらくと
ちょくせつさられぬ　ふかいかん
うめられはずせぬ　がすますく
こきゅうのしかたを　わすれていく

りそうとはほどとおく
かがみをうけいれたら
なにがみえる

すててしまえ　なにもかも
いらないもの　わからなければ
あしあとだけ　のこせたなら
たちあがるのも　かろやかだろう

きらめくみらいを　うたがえよ
もとめたこたえは　ただしいか
じしょうをひきつぐ　こうこくと
じかいをもとめる　ふるいなみ
てまねくしゅうたい　ふりはらい
のまれるざんとう　じさくじえん
えいりといつわる　しんじつと
なまくらくるえる　くうそうなど

かんぺきにかちはない
すべてをうしなえたら
みえるじゆう

すててしまえ　なにもかも
いらないもの　わからなければ
あしあとだけ　のこせたなら
たちあがるのも　かろやかだろう

えられるもの　なにがある
よりよいあす　いみなどないさ
ただいまだけ　かんじていこう
あるきだそう　まだおそくない