冷めた気球は 夢の隣に いつも
繰り返し 頷くだけの 漏斗と

初め呼吸は 錆びた街角のよう
皆 乞うに 思い出すため 航路を

うつろい うつろう 頓に晦ます奉賛 対 曖昧
梔子 砂場に脆い姿と相殺? 浮体 チムニー

うつろう うつろい 夜が再び崩壊しないように
揺り浮き 流離う さよならだけの本懐を 歌い

青いままの心で泳ぐわ
青いままの言葉で歌えば
青い闇に瞳を映して 青くなる風見鶏……

遊覧して 彩 荒び 廻転に 惑うような 愛
杜撰には 絶えずして 抄本の花蕾に酔う 愛

冷めた気球は 夢の隣に いつも
繰り返し 頷くだけの 漏斗と

初め呼吸は 錆びた街角のよう
皆 乞うに 思い出すため 航路を

うつろい うつろう午前三時の到来 無い炭酸
奪われ 術ない夜に
ぼくに似合わない歌と 撚り合い

うつろう うつろい 飛べない夢 二人 冷凍庫に
暮明 灰白色の砦の暮らし 肺が痛い

千年後には 心ごと抱いて
生まれ変われば 越境する言葉
千年後には そう 千年経てば

さめた ききゅうわ
ゆめのとなりに いつも
くりかえし うなずく だけの ろうとと

はじめ こきゅうわ
さびたまちかど のよう
みなこうに おもいだすため こうろを

うつろい うつろう
とみにくらます ほうさん
たい あいまい
くちなし すなばに
もろいすがたと そうさい
ふたい ちむにい

うつろう うつろい
よるがふたたび ほうかい
しない ように
ゆりうき さすらう
さよならだけの ほんかい
うたい うたい

あおいままの こころでおよぐわ
あおいままの ことばでうたえば
あおいやみに ひとみをうつして
あおくなるかざみどり

ゆうらんして さい すさび
かいてんに まどうような あい
ずさんには たえずして
しょうほんの からいによう あい

さめた ききゅうわ
ゆめのとなりに いつも
くりかえし うなずく だけの ろうとと

はじめ こきゅうわ
さびたまちかど のよう
みなこうに おもいだすため こうろを

うつろい うつろう
ごぜんさんじの とうらい
ない たんさん
うばわれ すべない
よるに ぼくににあわない うたと
よりあい

うつろう うつろい
とべないゆめ ふたり
れいとうこに
くらがり
かいはくしょくの とりでの くらし
はいがいたい

せんねんごには
こころごと だいて
うまれかわれば
えっきょうする ことば
せんねんごには そう
せんねんたてば

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Retro

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投稿日:2019/06/27 21:41:31

文字数:1,044文字

カテゴリ:歌詞

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