母香炉女学園の謎! MEIKO vs GUMI! 第5話 ルカのマギカント

投稿日:2010/03/02 19:27:58 | 文字数:3,760文字 | 閲覧数:418 | カテゴリ:小説 | 全3バージョン

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☆オリジナル作品第5弾である、「母香炉女学園の謎! MEIKO vs GUMI!」の第5話です。

☆今回は、ルカ側の対決シーン・・・お笑いシーン?です。

☆なんか、前回はルカさん、悪の華だったのに、今回はおまぬけというか・・・。戦闘には向かなかったみたいです。

******

hata_hata様が、第1作目のきのこ研究所のイメージイラストを描いて下さいました!。まことに有り難う御座います!。
『「却下します!」』:http://piapro.jp/content/oqe6g94mutfez8ct

☆hata_hata様が、第2作目のきのこ商店街のイメージイラストを描いて下さいました!。本当に有り難う御座います!。
『causality』:http://piapro.jp/content/c0ylmw2ir06mbhc5

☆nonta様も、同じく商店街のイメージイラストを描いて下さいました!。本当に有り難う御座います!。
『ようこそ!、きのこ駅前商店街へ!』:http://piapro.jp/content/dmwg3okh7vq1j8i1

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<母香炉女学園の謎! MEIKO vs GUMI! 第5話 ルカのマギカント>

(2010年4月10日(3日目)・夜・喫茶LEO)

ウェイトレス:おまちどうさまでした。グミキャンディーフロートとカフェ・ロワイヤルです。
MEIKO:ありがとう。カフェ・ロワイヤルは私で、フロートは彼女です。

GUMI:・・・あの~、ついさっき、あなたにあんな事した私に、グミフロートをおごってくれるんですか?。
MEIKO:とりあえず他の学校関係者が立ち聞きしてそうなところを避けようと思ったから、私の社の近くのここにしたんだよね。フロートはあなたの手に銃弾をぶつけたお詫びよ。
GUMI:なんていうか、その、敵同士の光景じゃないですね。
MEIKO:もう敵同士じゃないわ。ついでにあなたはもう、ルカ会長が雇った探偵でもないし、私も学園長の仕事は放棄したわ。だって、これから私たちは、“探偵が一番守らなければ行けない守秘義務”を破るんだから、ね。
GUMI:・・・そうですね。いい加減、腹をくくらないと行けませんね。
MEIKO:ずずっ・・ゴクン。さて、じゃあ、私の話にあなたが追加する形で行くわね。私は学園長に雇われた探偵だったわ。最初に聞いた依頼は“生徒会の動きを探る”事。特に裏の動きね。まぁもうばれていると思うけど、私は高校生の年齢を語るには、ちと厳しい年齢よ。
GUMI:私は18歳だから、本当は3年生くらいの年齢です。
MEIKO:ははは。あなたの場合、どちらかというともっと若く見えるわね。えっと、でもでも探偵としてのスキルは、年の功って事で、それなりには身につけているわ。
GUMI:それは先ほどのアレで、身にしみてます。
MEIKO:OK。でもって、3年に転入し、学級委員長になり、生徒会で諜報委員に入り、そして2日目に諜報の仕事の傍ら、生徒会のPCに潜って、ちょっとハッキングして、生徒会の情報を引っぱり出したわ。次の日にそこに書かれていた事をまとめて学園長に報告したら、生徒会が裏でやっていたメイン項目と同じ事を、学校・・・いえ、学園長もやっていた・・・、というか、学園長がやっていたことを生徒会がリークして、ルカ会長がほぼ単独で同じくやっていた。
GUMI:それは私が同じく生徒会室のPCで掴んだ、そして、ルカ会長から教えて貰った情報とほぼ同じです。
MEIKO:それなら良かった。学園長とルカ会長、両方嘘は言っていないということね。
GUMI:そうですね。それだけ知りたい情報と自分たちの情報の重要度が高いということですね。
MEIKO:そして“研究していたモノ”は、『魔法造成人間』、の意味とされる“マギカント”というものだった。その情報ソースは学校が情報の封印をしていた、時計塔B1Fの物置に保管されている“石板”。これは学園長は自分側だけしかみることが出来ないと判断していたのだが、ルカ会長は合い鍵を持っているらしく筒抜けだった。
GUMI:それはこちらで確認しました。ルカ会長は合い鍵と警備のシフト表まで持っていました。
MEIKO:OK。ではこれにて、お互い、見事に禁則を破った事で、情報が整理できましたね。
GUMI:もう後戻りは出来ませんね。
MEIKO:そう、ではこれ以降はあなたからの話にするわ。何故、突然私を襲う事になったの?。
GUMI:そ、それは・・・その、神威学子さんを知ってますよね?。
MEIKO:は?、う、うん、知っているけど。
GUMI:あれ、女装して洗脳されている、行方不明だった私の兄、“勇気学歩”だったんです。
MEIKO:ギョヘ!、それはまた凄い新事実!。
GUMI:私もルカ会長から聞かされたとき、驚きました。兄妹なのに信じられない位。
MEIKO:・・・つまり“人質”。
GUMI:はい。でも順番は逆でした。私を雇った理由は、元々ここに兄が連れてこられた後、調べたら私の名前が出てきたからなんだそうです。
MEIKO:つまり流れとしては、切り札として持っていたけど、自分たちの策にも使えるから、探偵としてあなたを選んだ・・・と。
GUMI:そういうことになります。
MEIKO:ルカ・・・あなたという人は・・・・。あ、GUMIさん、それなら1つ安心していいことがあるわ。脅迫されていたとはいえ、学子さんはルカ会長の切り札。あなたが私の暗殺に失敗したからといって、軽率に学子さんを手放さないわ。
GUMI:でも、今度ルカ会長にあったら、また脅迫されると思いますが・・・。
MEIKO:そのときは強気に出ていいと思う。“やれるモノなら・・・”って感じで。だってお兄さんは今年3年生ということは最長で2年はここにいることになる。そんな時間ここに置いておかなければいけない位、大事な人って事よ。それにもしまた脅迫されたら、私がバックアップしてあげるから。これでも話術の場数は踏んでいるわよ。
GUMI:ありがとうございます・・・。

MEIKO:さて、それでは“これから行う事”のブリーフィングを行う事にするわ。まず私もあなたも今はある意味フリー。そして、事情を知っている関係で、“共通の敵”を二人作った事になるわ。
GUMI:二人?。
MEIKO:あなたの雇い主であり元々私の調査対象だった“ルカ”と、私の雇い主であなたの調査対象だった“学園長”。そのうち、学園長の動きは私の方でも詳細にわかっていないし、急務はルカの方。彼女の方が明らかに“研究を先に進めている”。
GUMI:そして、今、もっとも危険度が高いのは、髪の毛を採取されている生徒会役員。
MEIKO:そう、場合により、すでにその“マギカント”が作られている可能性が高い。作られる確率が高いのは、学園長側なら、先生と私、生徒会なら生徒会役員、そして、たぶんあなたね。髪の毛、どうせ採取されているんでしょ?。
GUMI:はい。
MEIKO:これは私の推測の域を超えないんだけど、たぶんマギカントって、コピー人間みたいなものだと思うの。遺伝子を取るくらいだから。
GUMI:それは推測ではないです。確定です。ルカが同じ事を言ってました。バケモノではなく、コピー人間みたいなモノだって。そして作り方次第で、愛玩用とか戦闘用とかに出来る、と。
MEIKO:そうか、やはり・・・。なら先に潰すのは“ルカ“の方ね。学園長はまだ、そういう詳しい事を私に話さなかったから。”研究が進んでいるのはルカの方”で決まりね。
GUMI:でも、どこでそんな研究しているやら・・・。
MEIKO:あるわよ、一カ所怪しいところが。
GUMI:え!?。
MEIKO:会長が邪魔で探せない所、そして、そう簡単には探ろうと思わないところ。生徒会室のある一カ所、“生徒会室の生徒会長専用椅子”の下よ。
GUMI:え!?、そんなゲームみたいな所に?・・・・あっそっか!、会長は生徒会室に目立たないように“監視カメラ”を装備していた!。
MEIKO:そう。生徒会の身内しか細かく使えない生徒会室には過ぎたモノ。そして、“気に入った役員”以外の身内は信用もしない。だからこそなおさら怪しい。

GUMI:どうします?、今から動きますか?。
MEIKO:いえ、明日の夕方にしましょう。関係ない生徒や、生徒会役員の安全を確保しないといけないからね。それに相手の懐の更なる懐に飛び込むのなら、それなりにいろいろ揃えた方がいいと思うのよ。あなたならこういうときに揃える探偵の道具、わかるわよね?。
GUMI:はい、一通りわかってます。
MEIKO:それと一般生徒の中に3人、協力者がいるの。亞北ネルさん、弱音ハクさん、重音テトさん、彼女らには生徒会室の“門番”をして貰おうと思うの。いろいろゴタつくと思うから、あの椅子に関係するだろう“入口”の前で、他の生徒が入ってこないようにね。
GUMI:重音テト先輩もそうなんですか!?。
MEIKO:あ、知っているんだ。そう。知っての通り“無口”なんだけど、表情でわかったわ。
GUMI:じゃあ、明日、探偵道具を持って、生徒会室に“17:00”に集合ですか。
MEIKO:そうしましょう。あの3人は特別に私が連れてくるわ。そして他の生徒が出来るだけいない事をお互い確認しておきましょう。
GUMI:わかりました。あ、フロート、美味しかったです。ありがとうございます!。
MEIKO:それは良かったわ。じゃ、明日は頑張りましょう!。

***

(2010年4月11日(4日目)・昼休み・母香炉女学園 1年A組)

メイコ:じゃ、放課後の夕方17:00に生徒会室前に集合ね。
ネル:ワクワク!、本物の探偵仕事♪。
ハク:大丈夫かな~?。
ネル:大丈夫だって!。私がついているんだから!。
ハク:う、うん(余計不安なんだけど・・・・・)。

(2010年4月11日(4日目)・昼休み・母香炉女学園 屋上)

メイコ:じゃあ、放課後の夕方17:00に生徒会室前に集合でお願いね。
テト:♪~(*´∀`*)~~(*´∀`*)~♪
メイコ:あ、いや、その、結構危険だと思うから、十分気を引き締めてね。
テト:(`・ω・)ゝ

更新は相変わらずゆっくり目ですが、安定してきました。

基本、テキストでのボカロ小説で活動してます。今は、

『Dear My Friends! 2期』
(最近は"ディアフレ!"って略記することが多いです)

を連載投稿してます。

たまにイラストも投稿してます。

コンテンツの利用に関しましては、事前事後問わず、コメントにてお願いしますね。

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作品へのコメント8

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    ご意見・感想

    hata_hata様、今晩は!

    > ちょ、マギカントさん達でenarinさんの定番名人芸が見られるとはww

    あーいやーその(照)、やっぱり”定番”は入れたくなるんですよね。それも王道の研究所と商店街のアレを。でも全く同じではないです。ここではおちゃらけを”伏線”として使ってます。その意味はごらん頂きました”第6話”とそれ以降でわかります。おちゃらけの後には”マジ戦闘”です~!。

    > ルカさんも、クールな悪女っぷりがなんかオマヌで可愛くなっちゃってるwww

    思いっきり、あのヤッターな悪役3人を一人でやってましたね。なんかボカロって、真の悪に出来ないんですよね。その手段ともとれますね。

    > 一挙にオチャラカホイな展開にwこれだからenarinさんは油断出来ない!(これ何回書いたかなw

    そうです!、何が起こるかわからないのが、当方の小説の宝、”伝家の宝刀”!。まぁ商店街ではマジメ-マジメ-おちゃらけになって、いい感じだったのですが、今回は理由付きで”おちゃらけ3つ”になっちゃいました。

    > 読者の下手な予測や妄想はぶっちぎりで置いてかれる。さすがです!。しかも面白いから困るw

    ありがとうございます!。意外性を追求するために、緩急を入れてます~♪。

    > さて、次はミクさんのマギカント、そしてルカさんとの対決になるんでしょうか?

    さーて、ミクさんのマギカントはどうなるのでしょうか?。お楽しみに!。

    ご閲覧、コメント、ありがとうございます!。

    2009/06/02 22:33:23 From  enarin

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    ご意見・感想

    nai☆様、今晩は!

    > 前半の情報交換シーンは助かります

    これは入れようと思ってました。話の一部が”GUMI”側と”MEIKO”側でずれている事もあったので、ちょっと整理。

    > あ、後方支援ね。てことは、クライマックスには亜種さん達にも何らかの重要な出番が…?

    はい。アップ済みの”第6話”でわかりますよ~。今回初めて正式に”亜種”をメインに入れた理由がわかります。

    > おバカ丸出しっていうか…w

    実はこれはアップ済みの第6話とそれ以降の伏線です~。理由は今後の展開でわかってきますのでご安心を。

    > なんか悪役に成りきれていない微笑ましさを感じますw

    今回のルカさんは、ちょっといろいろな性格(百合、悪役、善人、代表者)が入り交じっていて混乱してしまったかもです。ここから先は、もう少し絞って展開しようと思います。

    > 先日ルカさんにこっそり抜かれたかも知れない俺の髪の毛の遺伝子も気になるし(←ヲイw)

    ルカさんの髪の毛のストックケースにあったりして・・・・。

    > 一方で、学園長側の“魔法造成人間”達はどうなるのか…、

    これは”対照的”設定を入れました。邪悪の幹部は全部戦闘用・・・。

    > 登場人物が既に全てマギカントに入れ替わってしまっていた…とか…((((;゜Д゜)))…ま、まさかね

    鋭いですね。実は”初期設定”では、全員マギカントだった、って事にしてました。でも、それだと戦闘で失われるのが”ボカロ本人”になってしまうので、やめて、一人設定は生身、いなくなっちゃうキャラはマギカント、と割り切りました。

    ご閲覧、コメント、ありがとうございます!。

    2009/06/02 22:24:02 From  enarin

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    ご意見・感想

    月々様、今晩は!

    > 忙しくて

    いや、その、ほんと学生さんはお忙しいですから、お時間出来た時にさっくり読まれるのがいいですね。出来るだけ長文にはならないように心がけてます。が、今回は長いですね、ははは・・・。

    > この光景「研究所」のときのアジトかなんかで見たような & 「商店街」のときのカイトとミクの舞台

    どうしても”定番シナリオ展開”ってのを入れたくなるんですよね~。温泉街と探偵者が、ある意味例外に近いのだと思います。今回は”ごーじゃす”に研究所と商店街の展開のアレンジをちょっと入れてみました。でも”まんま”ではないので、お許しを~。

    それとこの展開、実は”伏線”です。その理由はアップ済みの”第6話”とそれ以降の話でわかります~。

    > 「起承転転転転結」の1つ目の「転」

    そうですね。ここで1つの目の転。そして第6話で2つ目の転に入ります。以降、いろいろ取り混ぜます。今回は最後の結をちゃんと書こうと思います。展開からすると、ハッピーエンドではないかも・・・・。

    > 何が起こるのか予測不可能、ともかく楽しみにしています。ではでは失礼しました。

    ありがとうございます!。実はこの話は次の第6話と連続モノだったのですが、長すぎるので、2つに分けました。なので次のアップが早かったのです。

    ご閲覧、コメント、ありがとうございます!

    2009/06/02 22:13:06 From  enarin

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    ご意見・感想

    nonta様、今晩は!

    > これは、緊迫感が増してき…増して……(ノ∀`)

    いや~、せっかくの緊迫感を思いっきり潰してしまうような”おちゃらけ”で、本当に申し訳ないです (>_<)

    でも実はこれ、すでにアップ済みの”第6話”とそれ以降の話の”伏線”なんです。Σ(○o○)

    何故ルカ側のマギカントが、この戦闘でおまぬけで描かれていたか?。その意味は第6話でわかると思います。

    おちゃらけ→おちゃらけ、の進行はまずいんですが、おちゃらけ→マジメのシナリオ展開は逆に定石となっておりますので~。

    > またまた今回も凄まじい展開で、まさにおそるべしはマギカント!

    そうです!。”純粋に戦闘用に作られたマギカント”は恐ろしいのです!。ルカさんは今回はドジだらけで、そういう戦闘専門を作れなかったのが、敗因なのかも・・・。

    > これからどうなるのか、ミクさんとルカさんの運命やいかにって感じです(アレ?)

    いや、それも間違ってない展開ですよ~♪。第6話以降がガチ戦闘になりますので、ご安心を!。

    ご閲覧、コメント、ありがとうございます!。

    2009/06/02 21:54:20 From  enarin

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