度の無いレンズのメガネで見ていた
街中でも気持ちが落ち着くんだ
誰の顔も視線も交わることはなくて
どの看板も表示板も私に強制しない
度の無いレンズのメガネで夜景を
乱視で重なる粒と粒が賑わう
天の川だってミルキーウェイ
正確な物は見たくなかった
輪郭を閉じないで閉じないで
そこから動けなくなる気がするの
正しさで撃たないで刺さないで
間違いだらけは自覚してるから
度の無いレンズで君と出会った
少しだけ漂うミントの香り
小さな笑い声や何かに気が付く仕草
ぼやけた視界であなたを受け止める
度の無いレンズをキミは見破った
なんでそんなに寂しそうな声なの?
私はずっとこのままで良いんだから
あなたが素敵なことはもう知っている
全てを求めないで求めないで
その視線が刺さったら死んじゃうから
耳元で囁かないで言わないで
体中が焼けるように止まるから
一度だけぼくの顔を覚えてほしいと
渡されたメガネはよく見えるレンズで
顔を見た瞬間芯から燃えるように熱くて
メガネを外させてくれない手が震える
どうしようも無くなって泣きじゃくって
よく見えるレンズの中で涙が溢れて
やっぱりあなたの輪郭はにじんでいく
それでもさっき見たその姿はもう
絶対に焼き付いて刻まれて消えはしない
まぶたの裏にこびりついてもう二度と
コメント0
関連動画0
オススメ作品
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
「また会いたい」と呟いた
ハリボテの街の終末実験は
昨日時点で予想通りグダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で...コノハの世界事情 歌詞
じん
これからの天気はどうでしょう?
洗濯の乾きはどうでしょう?
なってみないとわからない
どうでしょうにかこまれて
うらがえしてみたこころに
ドキドキしてワクワクして!
雨降り天気予報なら
部屋に干したらどうでしょう!
雨が降ってきたなら
傘でおしゃれはどうでしょう!...どうでしょう!
sakagawa
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
ゼロトーキング / はるまきごはんfeat.初音ミク
4/4 BPM133
もう、着いたのね
正面あたりで待ってるわ
ええ、楽しみよ
あなたの声が聞けるなんて
背、伸びてるね
知らないリングがお似合いね
ええ、感情論者の
言葉はすっかり意味ないもんね...ゼロトーキング(Lyrics)
はるまきごはん
歩いてきた道は誰のものだ?
それを思うと足取りは重くて
支えてきた靴は誰のものだ?
それを思うとまた不安になって
どこからどこへ歩こう?
果てから向こうへずっと
大丈夫かな、僕は歩けるかな?
自分にぐっと問いながら
ひとり見上げた空が 僕を見ている気がした
そんな日々でもさ こう思っていたんだ...ミチ
中川 清燕
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想