哀しみの欠片ばかり集める癖がつき
こんな姿を君は叱ってくれるかな
あの日君は「生きているならまた出会えるいつかどこかで」そう言ってくれた
ひとつだけ願いごとが
叶うとしたのなら
花束を届けたいよ
色とりどり開くこの胸に咲く花
愛しさの意味もわからないままの幼さ
それでも君は赦し続けてくれたね
あの日君は「生きているかぎり誇りに思ういつもどこでも」そう言ってくれた
ひとつの約束さえも
守れないけれども
どれ程の時と距離に
隔てられてもいつか君に報いたいよ
願っても
願っても
叶わないと
知っていても
願わずにはいられない
身勝手に流され
時を巻き戻すことを
望んだこともあるけど、今は
ひとつだけ願いごとが
叶うとしたのなら
花束を届けたいよ
色あせることの無いこの胸に咲く花
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