ね おねがい かみさま
あのひとをゆるして

ね おねがい かみさま
わるいことしないから

崩る雑踏に捨てられた
手を着く地は冷たくて

夜の帳に笑みを刷く(はく)
もうにっちもさっちもいかぬのだ

君よ君よ
悲しくて可笑しくてさ
揺れる心も散々淡々と泣くよって

君よ君よ
黙ってよわかってたの
散るも儚く魁星浪々(かいせいろうろう)繋いで

君よ君よ
つかんでも焦んなよだって
走る水面は深々淙々(しんしんそうそう)と凪ぐよって

君よ君よ
繋いだ手落とさないで
けせらせら

ね おねがい かみさま
ぼくたちをゆるして

ね おねがい かみさま?
届くこともなかった

不味そうなごはんに
いつも通り期待をするんだ

アルコールをかぶった
それは今日一番の世界だ

君の手を見るんだ
荒れた甲に涙落ちるんだ

わたしが守るんだ
汚れてしまった想いを

君よ君よ
カラっぽの頭の中で
くうねるところも段々轟々(だんだんごうごう)と鳴るよって

君よ君よ
淀んでく瞑(つむ)った目も
錆びた月夜に感情前線を超えて

君よ君よ
キライでさ塞いだ箱
開けるその日は磊々堂々(らいらいどうどう)と佇んで

君よ君よ
繋いだ手落とさないで
けせらせら

君よ君よ
嘆いても 眩んでも やっと
染まる闇色 最低最悪で

もう うんざりなんだ

君よ君よ
望んでよ頼ってよ ねえ
伸びるこの手とつなぐその手は愛なのよって

君よ君よ
霞んでも 光ってるの
忍ぶその芽のかげりを喰らう朝焼けを

君よ君よ
悲しくて可笑しくてさ
揺れる心も散々淡々と泣くよって

君よ君よ
繋いだ手落とさないで
けせらせら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

きみよみ 歌詞

閲覧数:4,622

投稿日:2020/12/11 20:47:18

文字数:697文字

カテゴリ:歌詞

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