<A>
通りすがりすれ違った
あの子はそう間違いない
私の昔の友達
…てほど仲良くもないけど
確か大学生のはず
コスプレして目立ちたいの?
正義の魔法少女とかwww
通報でもしてやろうか
<B>
でも実際私は見てしまった
物理法則を捩曲げる様を
どうせそれだってただの偽善でしょ
そうやって人気株を上げていく
私はいつも陰ながら見ていた
嫉妬というマイナスな感情で…
<サビ>
そんなある日突然
なにか変わったものが
私に魔法少女に
変身できる力を与えた
早速力を使ったけれど
まるで雑魚を見るような目つきで
実際一瞬で負けちゃったし
ちょっと修業が必要みたいだ
<A2>
今日の私は違うのよ
秘密の特訓を重ね
更にグレードアップして
さあ目に物を見せてやる
ところがなんということだ
ひどくこてんぱんにされた
おかししいな、こんはハズでは…
そんな時知らない人が
<B2>
「君はなんのために魔法少女に?」
妬ましいあの子の邪魔をするために…
「魔法少女はなんのためにあるの?」
そんなの考えたことがなかった
「彼女は誰かを助ける為にと
未来を代償に払ったんだよ」
<Cメロ>
あの子は偽善なんかじゃなかった
いや仮に偽善なんだとしても
私はただ邪魔をしたいだけで
もはや偽善にすらもなれていない
私には魔法少女は重いわ
辞めようかとか考えてるけど
人一人ぐらいは救ってから
この力を無駄にしたくはない
<サビ2>
めったに通らない場所
傷だらけのあの子が
手遅れにはさせるか
驚いて目を丸くさせていた
背後から誰かの気配がする
振り向いたら思わず絶句した
だって君が二人いるんだもの
物騒なことを呟きだした
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