ふわり風が吹く
君の頬撫でて空に逃げた
そっと君の顔覗く
目を逸らし微笑んで

楽しげに揺れて踊るような
タンクトップの影
肩に落とした君は
まるで夏そのもの

この胸が痛むのも
こんなに息が詰まるのも
全て夏のせい夏のせい夏のせいだよ
当たり前すぎて忘れていた
季節は変わってゆくこと
夏は太陽に恋をして僕の前からいなくなった


するり僕の手を
すり抜けて風を追い走り出す
ずっとそばにいた
鼻歌が今はもう聞こえない

君を見失って
影が伸びるまで探し回った
肩を落とした僕は
まるで忘れ物だ

この右手に行き場がないのも
こんなに両目が霞むのも
全て夏のせい夏のせい夏のせいだよ
涼しい風が僕の頬をなでて
もう夏の香りはしない
夏は思い出だけ残して
夕暮れに染まってゆく


この胸が痛むのも
こんなに息が詰まるのも
右手に行き場がないのも
両目が霞むのも
全て夏のせい夏のせい夏のせいだよ・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

哀夏恋

一夏の思い出、季節の移り変わりをイメージして作りました
曲付きはこちらに
http://piapro.jp/content/r44f7syw04sto7qa

ニコニコにもうpしてます
http://www.nicovideo.jp/watch/nm3767155

閲覧数:936

投稿日:2008/06/28 23:28:41

文字数:401文字

カテゴリ:歌詞

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