■1番

【Aメロ】
生み出した鼓動たち　揺れて消えて
足元に伸びる影　嘲笑い
思い出はドミノだ、と　崩れ倒れ
理想から　リアルへと　折り曲げた

【Bメロ】
錆びて洗われて　賢く正しく
生きていければ　ニセモノ

【サビ】
この　世界と　欠けた刃が
交じり　少し　狂わせた
私、知っている　変わることなく
隠し隠される　ソラゴトの意味を…


■2番
【Aメロ】
背を向けて伏線を　張り巡らし　
ゆびきりが糸を切る　その前に　
泡沫(うたかた)の水槽の　魚達は
迷わずに　泳ぐけど　帰れない

【Bメロ】
刺さる雫（しずく）さえ　土へ還るのに
正解たちは　彷徨い

【サビ】
ねえ　今なら　許し合えるよ
ほらね　右手　差し出した
君が　嘘でも　「許してない」と
睨むその目だけ　を望みながらも

【サビ２】
嗚呼　赦しと　歪む連鎖を
言（こと）で　歌が　縫い合わせ
ふたり　影から　繋ぐ黎明(れいめい)
「そうね」と言えるよ　「どうして」ではなく　

◇◆間奏◆◇
　
（サビ）
トグロのような　現在(いま)を断ち切る
あの日　すれ違う　「どうして」のために



■■ひらがな■■

■1番
○Aメロ
5 5 6 | 5 5 5
うみだした　こどうたち　ゆれてきえて
あしもとに　のびるかげ　あざわらい

5 5 6 | 5 5 5
おもいでは　どみのだと　くずれたおれ
りそうから　りあるへと　おりまげた


○Bメロ
3 5 8 7 4
さびて　あらわれて　かしこくただしく
いきていければ　にせもの


○サビ
2 4 3 4 | 3 3 5
この　せかいと　かけた　やいばが
まじり　すこし　くるわせた

3 4 3 4 | 3 5 8
わたし　しっている　かわる　ことなく
かくし　かくされる　そらごとのいみを


■2番
○Aメロ
5 5 6 | 5 5 5
せをむけて　ふくせんを　はりめぐらし
ゆびきりが　いとをきる　そのまえに

5 5 6 | 5 5 5
うたかたの　すいそうの　さかなたちは
まよわずに　およぐけど　かえれない


○Bメロ
3 5 8 7 4
ささる　しずくさえ　つちへかえるのに
せいかいたちは　さまよい


○サビ
2 4 3 4 | 3 3 5
ねえ　いまなら　ゆるし　あえるよ
ほらね　みぎて　さしだした

3 4 3 4 | 3 5 8
きみが　うそでも　ゆるし　てないと
にらむ　そのめだけ　をのぞみながらも


○サビ２
2 4 3 4 | 3 3 5
ああ　ゆるしと　ゆがむ　れんさを
ことで　うたが　ぬいあわせ

3 4 3 4 | 3 5 8
ふたり　かげから　つなぐ　れいめい
そうね　といえるよ　どうしてではなく


◇◆間奏◆◇
　
○（サビ）
3 4 3 4 | 3 5 8
とぐろ　のような　いまを　たちきる
あのひ　すれちがう　どうしてのために

■■終■■