このちっぽけな街には錆び付いたガラクタが1人きり
壊れた踏切 剥がれたネオン もう動かない時計塔
どうせどうせって不貞腐れ
噎せ返るような劣等感を吐き出した
曇天の昼下がり
取り残されたこの街に似つかわしくない甘い香りに錆び付いていた鼓動がどくんと鳴った

廃材の隙間にたたずむ君は甘い香りを纏わせながら
あまりに可憐に咲いていた ぼくは君に恋をした
単純だろう?
生きる希望みたいに思えたんだ本当だ
だって君も微笑んでいたようだった
それが君との出会いだった



このちっぽけな街には錆び付いたガラクタと可憐な花が2人きり
最新の部品にレアメタル 多少汚れてもいいだろう
もっともっとって君のため
見違えるような最新系に僕はなる
晴天の夜明け時
2人のはずのこの街に君の香りがなくなってピカピカになった無機質な喉がごくんと鳴った

その場所にたたずむ君はまるでモノクロみたいに色が無く
あまりに哀しく咲いていた ぼくはようやく気が付いた
バカだろう?
好きになって欲しかったんだそれだけだ
だって君も喜んでいるようだった
それが君との別れだった

見えなかったんだ 幼いぼくは
分からなかったんだやり方が
濡れた金属の匂いがため息と混じった

このちっぽけな街には錆び付いたガラクタが1人きり

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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ガラクタの恋

何を伝えたいのかよく分からない歌詞が出来ました。
きっと暑さのせいだぁ。

閲覧数:1,395

投稿日:2020/08/09 21:49:13

文字数:548文字

カテゴリ:歌詞

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