【KAITO_V3】Falling snow【オリジナル曲完成版】

１番
並んで歩く道の途中で　君は突然　足を止めた
心を映す瞳も今は　何も語らず揺れるだけ

君はどこにいるの？　白い雪が僕の指を凍らせてく
愛をなくすために　二人　出会ったわけではなくて

いたずらにさんざめく冬の街にただ佇んでた
もう一度　歩き出すための理由　探し続けながら

二人の心を白い雪が覆い隠してしまう前に
伝えたいことがあると思うのに　言葉は出てこない

やるせない悲しさはまるで降りつもる雪
閉ざされて　埋もれて　涙も凍らせてしまって
あなたには見えるかな　僕の心が　心が
行き止まりの愛に雪が降る

２番
二人で歩いた道の終わりに　止むことも知らず雪が降る
巡りゆく季節が連れて行ったのは　暖かい風と君の笑顔

硝子の瞳染める　夜の空の　数え切れぬ雪の点描
過去を悔やむために　二人　ここにいるわけじゃなくて

過ぎ去った日々の二人の姿がとめどなく蘇る
凍えそうな細い背中を抱きしめることもできずに　なすすべもなく見つめていた

二人の間を白い雪が隔て尽くしてしまう前に
僕は僕の心を探すけど　何も見えない

こじらせた熱の行方なんか知りたくなくて
本当は初めから愛などないかも知れなくて
あなたには見えるんだ　きっと僕の心が
からっぽの愛に雪が降る

Falling snow　Falling snow
Falling snow　Falling snow

二人を縁取る白い雪は　無数の光のしずくとなり
あなたは今にも消えそうな声で　さようならってつぶやいた

やるせない悲しさはまるで降りつもり雪
閉ざされて　埋もれて　涙も凍らせてしまって
あなたには見えるかな　僕の心が　心が

行き止まりの愛に
行き止まりの愛に
行き止まりの愛に雪が降る