注意!
今回の話は、ロリショタ要素を含みます。苦手な方はご遠慮下さい!

登場する人物・・・
鏡音リン・レン、巡音ルカ、神威がくぽ、GUMI、Lily、猫村いろは、IAなどです。
あとマスター役として、すぅ、という奴が出てきますがスルーしてください。

以上の事柄で問題ない!というありがたい人は下へお進みください。
それでは、スタートです!(←バカなのは承知してますよ~

――【朝起きたらうちのボカロ達がほぼ小さくなっていた】――

「・・・これでよしっと」

まだ夜も明けてなく、どう考えても人の起きる時間ではない。
時計の針はもうすぐ5時を指そうとしていた。
そんな時間に、少女が1人、パソコンに向かって何かをしている。

その後、この家に異変が起きることを知っていたのは、少女だけであった―――



「おはよー」
この家のマスター(と言っても一番年下だが)のすぅが寝ぼけながら起きてきた。

「おはよー!」
「ねぇごはんまだー?」
「はやくあそぼー!」
すぅが起きて駆け寄ってきたのは、がくぽ、いろは、イアの3人だった。
皆が小さな体をめいっぱい大きく見せようと背伸びをしている。

あれ?
すぅの脳内で少しの疑問が生じた。

なぜこんなに小さいのか、ということだ。

さっき駆け寄ってきた3人は、誰もがすぅより背が高い。年齢も上のはずだ。
なのに、今の3人はどう見ても幼稚園児くらいだった。

「ルカ様ー!いるー?」
「だめだよ、ルカちゃんはまだねてるんだよ。おこしちゃダメー!」
いつもは長い髪をポニーテールにしてるはずのがくぽに叱られた。
幼くなって、髪も短くなってる。

「どうしたのー?すぅ、そんな顔してーw」
少し笑いながらすぅの元に歩みよったのは、やっぱり幼いレンとリリィを連れてきたリンだった。
ただ、リンは他の子たちとは明らかに違っていた。

リンは、14歳のままで、幼くなかった。

すぅは確信した。あぁ、コイツが犯人か、と。
「リン、あんたでしょ、皆を小さくしたのは」
他の可能性だってあるはずなのに、すぅはリンに問い詰めた。
「えー?何のことー?知らないよー?」
正直に言ったのかそれともしらばっくれたのか、リンは否定した。
でも、すぅはその否定を「真実」として受け止めた。
「あ、そうなの?じゃあパソコン見てみよ、もしかしたらバグかも知れないし・・・」
そしたら、リンは一瞬驚いた顔をしたが、すぐにいつもの顔に戻っていた。

すぅがパソコンの履歴を調べていたら、衝撃なものが目に入ってきた。
この家では、1人ずつのボックスがあり、その中に画像などが入っている。
リン廃なレンやリリィはリンの画像ばっかりだが、今は関係ないのでこれくらいにしよう。
問題はリンのボックスだった。

リンのボックスの中には、「ボカロを幼児化させるために」という題名の資料があった。
そして、綺麗に自分以外の設定にバグみたいなのがかけられていた。
「もう・・・リン、これ、いつになったら戻るの?」
「うーん・・・24時間たったら、かな?」

困った、とても困った。
今日はこの家に、グミさんが来る予定だった。
なのに、この様である・・・。

そして、すぅはグミが来るまで答えの無い難題を考え続けることになった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

朝起きたらうちのボカロ達がほぼ小さくなっていた【すぅ家シリーズ】

日常系です。
誰も読んでくれやしないんでしょうけどね。
欲求不満だったので書きました。
後悔はしています。反省はしていません。

閲覧数:511

投稿日:2013/04/21 20:09:58

文字数:1,362文字

カテゴリ:小説

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