広告の数値とにらめっこする毎日。
ROASやCPA、クリック率。マーケターという仕事は、常に「結果」がついて回る。もちろん、好きでやっている。でも、数字だけを追っていると、心がどこかカサカサしてくる瞬間がある。
だから僕は、毎日午後3時に“ご褒美タイム”を作ることにしている。仕事の手を止めて、お気に入りのコーヒーを淹れる。最近ハマっているのは、深煎りのエチオピア豆。香りが立ち上がる瞬間がたまらなく好きだ。
この時間に、音楽をかけることもある。ローファイ・ヒップホップや、ピアノジャズ。BGMがあるだけで、いつもの部屋がちょっとだけ違って見える。
スマホは触らない。ただ、コーヒーを味わいながら、ふとした思考の旅に出る。
「今日、ちょっと嬉しかったことは?」
「最近、人に感謝できたかな?」
「この先、どんな人生を送りたいだろう?」
そんな自分との対話の中に、小さな幸せがたくさん転がっている。
仕事で成果を出すのも大切。だけど、生きることの“本当の豊かさ”は、日常の中の余白にある。
これは、マーケティングからは学べなかった。人生が教えてくれたこと。
毎日を走り続けるのではなく、立ち止まる瞬間を自分で作る。
それが、僕なりの人生の楽しみ方だ。
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