落下ウサギと寡黙な傍観者の手記

曖昧な彼女はスーサイド、等加速度で落下して
「汚れてしまわないように先に行くわ」と言ったんだ
バイバイ

曖昧な彼女はスーサイド、悲しそうに笑っていた
何も知らない大人達の愚かさを赦すように

揃えた靴の底から覗き込んだ世界
映っているのは空っぽになった容れ物だけ

彼女は夢を見て、汚れた世界を笑った
かすれた足元には誰も気付かない
明日が見えなくなって、昨日が引き裂かれても
赦しを与えるんだ、行き過ぎた優しさで

曖昧な彼女はスーサイド 全てを忘れようとして
何も知らない街の隅で赤い花を咲かせるの

汚れた眼で見たのは逆さまの世界
空を落っことしてコンクリートの枕で眠る

彼女は夢を見て、汚れた世界を笑った
記号に成り果てても声は聴こえない
教室の窓際、青すぎた空に溶解けたら
記憶は薄れていく、思い出せないんだ

彼女は夢を見て、汚れた世界を笑った
かすれた足元には誰も気付かない
明日が見えなくなって、昨日が引き裂かれても
赦しを与えるんだ、行き過ぎた優しさで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

落下ウサギと寡黙な傍観者の手記 歌詞

自死

閲覧数:3,185

投稿日:2015/05/11 22:24:57

文字数:455文字

カテゴリ:歌詞

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