(MEIKO)

私は憎い
全てが憎い

私以外の美貌もつもの

女は魔女
全てが魔女

この世界から消し去りたい

「特に、美しい女は許せないわ」

そうだわ!魔女狩り何てどうかしら???

我ながら明暗ね

彼女はそういいニヤリと笑った

「白虎!(ハク)」

「はっ!」

「玄武!(ミクオ)」

「はっ!」

「朱雀!(がくぽ)」

「はっ!」

「青龍!(カイト)」

「…」

全員揃ったわね♪

それじゃあ・・・ソロソロ始めるわよ

It's Show TIME!

あはははは

あはははははははは

美しい女達が皆皆消えていく

堪らない

ぞくぞくしちゃう

感じちゃうわ♪

(MEIKO)

「これで私以外の美しい女達は皆死ぬ!
どうしよう!笑いがとまらないわ!」

(がくぽ)

「ふぅん。そんな事の為に僕らはいいように利用されてきたんだ?」

(MEIKO)

「誰?…何だ、朱雀か。どうしたの?あなたには、辺境の魔女狩りを任せてい

たはずよ?さっさと持ち場に戻りなさい」

(がくぽ)

「恐れながら陛下。申し上げたい事がございます」

(MEIKO)

「何?私はこれから、少女風呂に入るのに忙しいのよ。
早く用件を話しなさい」

(がくぽ)

「では…」

ザシュ

(MEIKO)

「!す、朱雀・・・キサマ・・・!」

(がくぽ)

「さようなら♪お・ば・さ・ん♪貴女の時代は終わったのです。
これからは『彼女』が新しい皇帝です」

(ユキ)

「きゃはは♪バイバーイ。お姉ちゃん」

(MEIKO)

「お・・・おのれ・・・」

(がくぽ)
「クフフ・・・さて陛下・・・」

(ユキ)
「何?パパ♪」

(がくぽ)
「ご命令を・・・」

(ユキ)
「うん☆」

一方その頃・・・

(KAITO)

「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい・・・」

謝りながら人を殺め続ける青年

(キヨテル)

「やっと見つけた。」

(KAITO)

「!?・・・先生!?」

(キヨテル)
「会いたかった・・・」

(KAITO)

「駄目ッ!こっちに来ないで!僕は・・・僕ハッ・・・」

両手で彼を抱きしめる。
肩が震えている・・・

(キヨテル)

「大丈夫…もう、大丈夫。怖い物何か何も無いよ・・・」

震えが止んだ

(KAITO)

「先生・・・」

(キヨテル)

「苦労・・・かけたね・・・」

(KAITO)

「先生ッ!」

泣き出すKAITO

(KAITO)
「!?」

(バッ!と、両手で体を引き離すKAITO)

(キヨテル)

「!?」

(KAITO)

「駄目・・・先生・・・僕・・・もう・・・
逃げて!先生。僕の理性が残っている
うちに・・・」

(キヨテル)

「大丈夫。必ず俺が救ってやるから…」

(KAITO)

「も・・・ぅ・・・限界…」

(KAITO 理性無くす)

「うぉぉぉぉ~」

(月に吼えるKAITO)

(キィン!キィン!)

(飛び散る金属音)

(がくぽ-水晶を見ながら)

「クスクス・・・そうやって二人。争うとイイよ。
僕の大好きな二人。でも、殺させはしない。
最後に先生を愛するのは僕だから・・・」

(ユキ)

「ねぇ、パパ☆」

(がくぽ)

「・・・何だ・・・ウルサイな。今いい所何だ・・・邪魔するな」

(ユキ)

「(びくん)ご・・・ごめんなさぃ・・・」

(がくぽ)

「いやいや。驚かせるつもりは無かったんだよ。ただ、パパは今
『パパの為に』争っている二人を眺めているのが凄く、
凄く楽しくて、その余興を楽しんでいるのだよ。」

(ユキ)

「・・・パパの大切な人?」

(がくぽ)

「そうだよ」

(ユキ)

「あたしとどっちが大事??」

(がくぽ)

「比べられないなぁ。パパはどっちも大切だから」

(ユキ)

「(パァアア)ほんと!?パパ大好き♪」

(がくぽ)

「ああ・・・勿論だよ」

馬鹿め・・・所詮オマエは傀儡なのだ・・・
クフフ・・・それでもまぁ、僕が自由に動くのに、
彼女は必要だったのだがね。

(がくぽ)

「パパも勿論、愛してるよ・・・」

(キィン!キィン!ガッ)

戦いはついに決着を迎える

拘束されるKAITO

(キヨテル)

「捉えた!」

(KAITO)

「ぐぁあああ!」

(キヨテル)

「今だ!」

(すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、
わたしのところへ来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
貴方の罪は既に赦されています。)

「開放!」

(KAITO)

「う・・・先・・・生?」

(キヨテル)

「もう大丈夫だ。言っただろ?俺が何とかしてやるって」

(KAITO)

「先生・・・僕は・・・沢山の人々を・・・
罪の無い人々をこの手で・・・」

(キヨテル)

「もう何も言うな・・・
全て判ってる」

そういい、彼は私を抱きしめてくれた

ああ・・・この人になら・・・

(がくぽ)

「あれあれ~?つまんないなぁ~??何この展開
もっと楽しませて欲しいな。ね?先生?ね?青龍」

(キヨテル)

「・・・おまえっ!」

(KAITO)

「俺はもう、青龍じゃない!」

(がくぽ)

「なぁーにいい子ちゃんぶってるの?さんざ人を殺し続けた癖に。
今更戻れるとでも思ってるの?お・馬・鹿・ちゃん♪」

(キヨテル)

「いい加減にしろ!」

(がくぽ)

「・・・どうして、先生は・・・僕だけ見てくれないの?
僕はコンナニコンナニも先生の事を好きなのに。ねぇ。どぉして??
・・・そうか、あの女の子供か・・・あの女の子供が邪魔何だね???
待ってて先生・・・もう直ぐ全て・・・忘れさせてあげるから・・・」

(キヨテル)

「やめろ!何をする気だ!」

(がくぽ)

「クフフ・・・何しよっかなぁ~?
とめれるものなら止めてみろよ!」

そう言って彼は闇に消えた

(キヨテル)

「・・・早く戻らないと!」

(KAITO)

「待って!先生!」

(キヨテル)

「すまない。今急いでるんだ。」

(KAITO)

「奴の事は僕に任せて。僕が、奴を食い止めておくから
先生は早く・・・あの子の元へ・・・」

(キヨテル)

「・・・判った。お前はその後、どうする?」

(KAITO)

「・・・判らない。でも、ひっそりと、森の奥にでも篭って
生活するよ・・・もう人を傷つけたくないんだ・・・」

(キヨテル)

「…そうか…スマン・・・死ぬなよ!」

(KAITO)

「大丈夫。それより早く・・・」

(キヨテル)

「ああ・・・スマン」

(KAITO)
さよなら、先生。

暗転

(がくぽ)
「あれあれ~?追いかけて来たのは君??嬉しいなぁ~
幼馴染にもこんなに愛されていた何て・・・」

(KAITO)

「僕は、君を止める為に戻った・・・君の好きなようにはさせないっ!」

(がくぽ)

「クフフ・・・いいねぇー。君のそういうとこ、好きだよ(ぺロリ)
早く・・・俺のものになりなよ」

(KAITO)

「汚らわしいっ!」

がくぽVSKAITO
(キィン!キィン!)

一方その頃

…はぁっ。はぁっ・・・

彼はああいったけど、本当に一人で大丈夫だろうか??

(自宅)

「!」(扉を開く音)

(ミク)

「あ・・・お父さん^^おかえりなさーい♪」

(キヨテル)

(胸をなでおろす)
ほっとした。いやしかし・・・このままではいられない

「話は後だ。出かけるぞ!」

(ミク)

「どこに行くの~?」

(キヨテル)

「誰も行った事の無い素敵な場所だよ」

(ミク)

「ほんと???わぁい♪楽しみ~♪」

(キヨテル)
この子は・・・この子だけは・・・

暗転
舞台はKAITO VS がくぽへ

(がくぽ)
(足元に倒れてるKAITOを見て)

「何だ。やっぱり、大した事なかったね。
でもまー、君にしては頑張ったほうじゃない??」

(KAITO)

「いかせ・・・ない・・・」

(がくぽ)

「あらあら?まだ抵抗するのね。・・・でもそんな所も大好きだよ。
でも僕、忙しいんだ。先生も逃がしちゃったみたいだし。
暫くは他にやる事もあるんだ。・・・だから、もう少しだけ
待っててね。そのうち迎えに来るから」

(KAITO)
「待・・・て・・・」

(がくぽ)
「待たないよん♪それじゃね♪」

そう言って彼は闇に消えた・・・

NEXT VENDETTA ANOTHER SIDE STORY④

最終章-さよなら。愛おしい君。せめて幸せでありますように・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

VENDETTA Another Side Story ③ ストーリー概要

今回は、歌詞ではなく小説というか、劇の台本みたいな感じです。
ようは私の頭の中のイメージを綴ったメモ帳みたいなもの(笑)

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投稿日:2010/02/18 23:49:30

文字数:3,627文字

カテゴリ:小説

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