ジャケット

揺れる窓をなぞる空を眺めながら
ありもしない虚無に想いを馳せた

流れる水はとまることなく
進む時は僕を置いて行く

流動は燃え尽きて灰になることを知る
誘惑の死神は僕に時を告ぐ
何時になっても帰ることなく
手紙だけが残されて

空は遠く夢は爆ぜて
これが現実と憂鬱は囁いたんだ
目をこすっても変わらずに
指を指す 君と手を繋ぎ
誰も知らない絶望の中へ


濡れた羽を見透かすように
現 きみは遠ざけられてる

衝動は死に過ぎて幻を映し出す
球根に咲く花は僕を狂わせ
いつになっても変わることなく
海豚だけが気がかりで

夢だって 現だって 信じない
何処に居る 此処は何処
唇を噛み締め

遠く揺れた景色消えて
艶に惹かれゆく憂鬱は身を委ねろと
芽が開いても変わらずに
君と声 いくら絡めても
陽炎は遠く過ぎ去り

赤く燃える花が咲いて
これは残酷と憂鬱は微笑みかけた
眼に流しても変わらずに
砂の指 君と手を繋ぎ
誰も知らない絶望の淵へ

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【初音ミク】流砂に憂鬱と【オリジナル】

思いがけないこと。それは文字通り予期せぬ時に訪れます。面白いことだったり、幸せなことだったり、不幸なことだったり。
さてさて、なんの前触れもなく、作られた絶望の中へと放り込まれた人間は、一体何を思って深淵の中で生きるのでしょうか。


こちらは、学校のイベントで配布した曲です。
某有名作家様のとある小説を題材にしました。
砂...そう砂です。

閲覧数:718

投稿日:2017/05/05 23:07:31

長さ:04:19

ファイルサイズ:3.9MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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